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キット大丈夫

今月は自由登園の措置を執らせて頂いております。通常通り登園するには少し心配という保護者の皆様や、相馬市のいち早い復興の為に御仕事頑張っています!という保護者の皆様などなど、様々なご家庭の事情がある中での措置です。来週からは相馬市内の学校関係も稼働していきそうなので、幼稚園のお友達の登園も今週よりは若干増えていきそうかなぁ?と、予想しております。それに「今どれくらいのお子さんが登園していますか?」という問い合わせもいただきます。そうですねぇ、年長児は半分強、年中児は約半分、年少児は1/3程度の登園になっています。日によって違いますが、大体半分のお友達が登園されています。初登園される方は、事務所で新しいクラスを確認してからクラスへ移動し、自分のクラスバッジをお友達に付けて上げて下さいね。

さて、登園してくる園児が大体半分くらいなので、タカシ先生も少し時間に余裕があります。そんなもんで、ここのところ保護者の皆様と言葉を交わす時間があるのですが、昨日、今日と、お父さんと話す機会がありました。男同士の話し、と言うわけではないけれど、お二方とも津波やそれによる家屋倒壊などで海辺を活動拠点とし、本当に相馬市復興の為に尽力していただいているお父さんです。「復興はまだまだ先になるけれど、出来ることからやっていかないとね。」という、お二方の言葉には力強いものを感じました。

悲しい思いをされている方、どうすればいいのか解らない方、先が見えない生活。今の相馬市の市民はみんなそんな気持だと思います。でも、こんなに地域に貢献しているお父さんがいる相馬市だもの、キット前のような普通の生活が出来る日が来ると思います。そしてお父さんの原動力が「子どもの為に・・・」という気持があること。

なんだか上手く言えないんだけど、キット大丈夫。と、思わせるお父さんとの雑談の時間でした。