SSブログ

公立小中学高校の一斉休校に関する措置について

       令和2年2月27日
保護者 各 位

       学校法人中村 中村幼稚園
       園 長 荒  崇 志

コロナウィルスによる全国一斉公立小中高校の休校の要請について

 昨晩の報道にあった通り、全国の公立小中高校において、3月2日(月)より春休みまで一斉休校の措置が執られます。今般発生しておりますコロナウィルスによる疾病は、クラスター感染が発生するとパンデミックに陥り、地域の医療体制が崩壊する事が考えられ、国民の生命を脅かす事から執られる要請です。
 一方、幼稚園と保育所では同様の措置は執られません。
 幼稚園は、学校教育法に定められた学校施設です。よって、今回の国の要請には私立幼稚園であっても準じて要請を受ける必要があるところですが、一方で保育所同様、保育を必要とするご家庭のお子様を預かる施設でもあります。
 つきましては、今後の幼稚園の開園状況を下記の通り通りといたしますので、保護者の皆様におかれましては、相双地区地域医療の窮状(肺炎を専門に診る呼吸器内科は非常勤)と、地域の状態を踏まえ、ご協力とご理解をお願いいたします。



①令和2年3月2日(月)から3月17日(火)までを自由欠席日とする。
②自由欠席日の期間はバスを運休する。納付されたバス料金は返金しない。
③自由欠席日に登園する園児は、お弁当を持参する。
④降園時間は、13:30(年少)13:40(年中)13:50(年長)とする。
⑤時間外保育(どんぐりくらぶ)を実施する。
⑥相馬市内において幼稚園関係者(在園児、在園時保護者、教職員)以外の市民にもコロナウィルスによる疾病が発生した場合は、その翌日から休園とする。
⑦自由欠席日における登園について、コロナウィルスによる疾病が園児やその家族に発症しても中村幼稚園では一切責任を負わない事に了承した上で登園する。
以上
注釈
①について
・役員会(3/3)奉仕作業(3/7)お別れ会(3/13)は、中止。
・修了式(3/18)は開催。年少・年中児9:00まで登園。10:30降園。お弁当なし。バス運休。
・卒園式(3/19)については、一家族園児1名(28日訂正)につき1名の保護者のご臨席で挙行したいと考えています。(状況によっては中止になります。)
・園児個人の用品などは、担任が春休み中に新年度クラスへ移動しておきます。
・「あゆみ」等の配布物は、修了式に配布。修了式に参加しない場合は、年度明けにお渡しいたします。
・3/29(日)新旧合同保護者会の開催については、後日ご案内いたします。
・就園奨励費助成金については、後日ご連絡差し上げます。

②について
・納付された納付金等については、いかなる理由があっても返還しない。(園則)
・密閉された環境を作らないため。

③④について
・記載のとおり。

⑤について
・今般状況に鑑み、春休み時間外保育利用の為に2月から利用している園児は、修了式まで時間外保育を利用しなくても春休みの時間外保育の利用を許可する。
・各ご家庭においては、できるだけ時間外保育を利用しなくてすむよう、保護者の皆様におかれましてもご協力ください。

⑥について
・記載の通り。

⑦について
・コロナウィルス疾病による3月の自由欠席日の措置による中村幼稚園への登園は、自己責任においてご利用いただきます。万が一、園児やその家族にコロナウィルス疾病が発症しても、幼稚園では一切の責任を負いません。「感染経路が幼稚園だ」ということがないようご理解の上登園してください。
登園する際は、必ず下記の用紙を幼稚園に提出の上(2/28手紙配布済み)、毎日の検温をメモに記して登園してください。
風邪の症状や体調不良がある場合の登園は一切認めません。発熱や体調不良による、早退を促す電話を受けることがないよう十分にご注意ください。

サッカー大会

巷ではラグビーに注目が集まっていますね。タカシ先生もラグビーW杯を見てラグビーの面白さを痛感したミーハー組ではありますが、やはりタカシ先生の年代だったら、「く、悔しいです!!」「ぃ、いまから、ぉお前たちを殴る!歯を食いしばれぃ!」のスクールウォーズがラグビーの原点であります。若い皆さんすんません。

さて、同じフットボールでも幼稚園では「サッカー」の方のフットボールをしております。園庭にはサッカーゴールが常設され、秋の運動会では、年長児全員がマイボールをもらえます。サッカーの起源はちょっと原始的で怖いようですが、「足で蹴り、ゴールに入れば1点」という原始的であるがための単純さが幼児でもわかりやすく、とっつきやすいスポーツなのです。

幼稚園のサッカー大会は、年中組と年長組で男女別で行われます。男女別に1クラス2チームでトーナメント戦。サッカー大会があるとあって、3学期に入ってから園庭では特に年長男児が楽しくボールを蹴っているのでありました。いや、サッカー大会がなくてもサッカーをしている年長男児ですね。今年はそこに数名の女児も混ざってサッカー遊びをしてたのが印象的です。

そんなサッカーで盛り上がっている幼稚園。試合の内容はというと・・・。年中組のそれはサッカーというか、なんつうか・・・ラグビーの「モール?」って感じ。皆がボールに殺到し、おしくらまんじゅう状態でギューギュー詰め。そこからコロコロコロとボールがこぼれ出ても、「それいけ」とボールを追いかけ再びおしくらまんじゅう。それでも運よく「コロコロコロ・・・」とボールがゴールに吸い込まれていくと「やった!」なんてピョンピョン跳ねて喜ぶあたりが年中さんらしくて可愛らしい。さらにチーム名の中に見つけたのが「たかし」おいおい、タカシ先生はスポンサー料払ってませんけど?名前にビビって相手が憶したところを攻めるという戦法かもしれませんが初戦敗退。チーム名がよろしくなかったかなー?

対して年長組はそうではありません。日頃の練習の甲斐があって、稲妻シュートはもちろん、ボレーでボールを蹴ったり、トラップをしてみたり、ヘディングになったり、それはそれは見ものです。ドリブルをして抜き去るほどの広さのホールでもないので、流石にキャプテン翼のようなことはありませんが、中には動いているボールを足裏で止めて相手の様子を探る姿があったり、ボールの密集に混ざらず、虎視淡々とこぼれてくるボールを狙っているお友達も見受けられ、見ているこっちが唸るような試合でした。シュートが決まれば、日本代表並のガッツポーズを決め、ゴールを決められたキーパーは目に涙をいっぱい溜めております。

かくして、結果でありますが、毎年のことなんですが、このサッカー大会とは不思議なもので、担任の下馬評は大方くつがえることが多く、今年も優勝候補のチームは早々と敗退していくのでありました。


020220.jpeg
「たかし」チーム初戦敗退・・・。

豆まき

本日は豆まきです。毎年書いていることなのですが、中村幼稚園の豆まきはそんじょそこらの幼稚園の豆まきとはちょっと違います。

きっと今日の夕方のニュースでは綺麗なアナウンサーが「さて、明日は立春ですね!○○幼稚園では、先生が鬼に扮して、子どもたちが元気いっぱいに豆をまき鬼を追い払いました!暦の上では明日から春。今年は暖冬で、既に春が来ているようですね!」なんていうことでしょう。

しかし、そのアナウンサーの心のうちではきっと「幼稚園の先生って大変だわ。あんな真っ赤な全身タイツをはかされて、鬼の役なんて。あれじゃ体のラインが丸見えじゃない?!『お面を被っているから大丈夫!』とか『新人教員の役目よ!』とかいわれ、それを福島県一円に放映されるなんて、本当お気の毒だわ。」と、思っていることでしょう。

実際豆まきというのはですね、家督がするものですよ!おじいちゃんとかお父さんとか。鬼を退治できる子どもは桃太郎とか一寸法師とか、そういう物語の中の子どもであって、やはり家では一番威厳があって、一番強い家督が豆をまき鬼を追い払うのであります。(えっへん)

ということで、中村幼稚園では恒例であります豆まき。クラスで一番怖い・・・もとい強い担任が声高らかに豆をまき、鬼に扮した子ども達に豆をぶつけるのであります。そして豆をぶつけられた子どもからは、「ひぇ〜やめてくれー」とか「こりゃたまらんわい・・・」などと言いながら、意地悪鬼や、寝坊助鬼。好き嫌い鬼や、ゲーム鬼などなど様々な鬼が園庭めがけて逃げていくのでありました。めでたしめでたし。

あ゛?!幼稚園で一番偉くて強いのはタカシ先生なのだからタカシ先生が豆をまけばいいじゃないって?そ、そりゃそうですけど、世の中のお父様方同様、父の威厳というものは右肩下がり。タカシ先生もそんな感じなのです・・・。面目ない。


020203.jpg
ぎゃ!今年の年少さんの頭には、可愛い鬼角がはえた?!!