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台風8号による休園 [事務連絡]

取り急ぎご連絡いたします。

明日7/27(火)台風8号が未明から午前中にかけて福島県を横断する予報となっています。
つきましては、夏季休暇(夏休み)に行っておりますどんぐりクラブは明日7/27(火)お休みし、幼稚園も完全休園といたします。
大雨の予報がなされ、台風接近とともに風も強まる予報になっていますので十分に備えてください。

1学期 [日記]

今日は令和3年度の1学期修了式です。明日から夏休み。このコロナ禍ではありますが、思い出に残る夏休みにしたいですね。そして、幼稚園では夏休みを前に、夏祭り&お泊まり会が行われました。
昨年は、コロナで中止せざるを得なかったお泊まり会。今年は、夏祭りは昨年同様年長さんのみの参加とする縮小開催でしたが、その後のお泊まり会は通常通りおこないました。年長さんは一足お先に夏の思い出が一つ出来上がりましたね!

さて、学期替りに残念ながら転勤なさるご家庭があります。本当なら卒園まで相馬で、そして中村幼稚園で元気に遊んでほしいところなのですが、お仕事ですから仕方ありませんね。そんな保護者の方からお手紙をいただきましたので紹介いたします。

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 短い間でしたが、大変お世話になりました。入園前、幼稚園に行きたがらない息子が、1日入園でタカシ先生のマジックを観てから気持ちに変化があり、その日から毎日「ワン・ツー・スリー・ビビビビビ〜〜!!」と「タカシ先生」というワードを覚えて嬉しそうに話すようになりました。おかげ様で、入園が楽しみになり、入園後も様々な不安はあったようですが、少しずつ慣れて楽しく過ごせるようになり、私も安心しました。
 息子はよく「タカシ先生が大丈夫?」と言ってくれたと声をかけてくれた事を喜んだり、「事務所で鼻をかんだ」などとその日の出来事を話していました。きっとタカシ先生にも大変お世話になっているのだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
 運動会と保育参観は、息子の姿を見ることができ、皆と一緒に参加しているだけでとても感激しました。園での様子が観れるのはこんなに嬉しいものなのですね。コロナ禍で大変な中ではありますが、このような機会を作っていただき本当にありがとうございます。

 息子に引っ越しの話を初めて話した夜、息子は中村幼稚園に通えなくなることが一番ショックだったようで、最初は涙をポロポロ流しながら我慢していましたが、「泣いていいよ」と言うと私の胸でわんわん泣きました。それだけ中村幼稚園は大切な場所になっていたんだと改めて感じました。きっと安心して過ごすことのできる、温かい雰囲気が中村幼稚園にあるのだと思います。
 できることならずっと通い続けたかったのですが、悩んで悩んで家族で相馬を離れることに決めました。短い間でしたが、中村幼稚園に入園することができでとても幸せな時間を過ごすことができました。本当にどうもありがとうございました。

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 こんなに気持ちのこもったお手紙をいただくのは久しぶりです。中村幼稚園の本来の姿を、ご自身の子どもを通して感じてくださっている事に心から感謝いたします。
 子ども本来の姿を求める教育施設は少なくなりつつあります。保護者の手紙の中の一文にあります、「安心して過ごすことのできる、温かい雰囲気」という事が幼稚園では一番求められることなのです。そこをしっかりと感じてくださっていたことに、本当に感謝しています。こう言うことってなかなか言葉にしづらく、そしてまさしく中村幼稚園が求めている心の教育なのですが、この世の中、子どもの気持ちや発達をなおざりにし、目先の利にとらわれた施策が多いと感じます。

 子育ての集大成は、今、明日、来月、来年、ではなく、もっとずっと後。幼児期の子育ては、親子で触れ合いながら安心できる場所で伸び伸びと自分らしく、が最高だと思います。お手紙をくださったご家族が、新天地でも活躍される事を心から願っています。そして、いつでも中村幼稚園に帰って来て下さいね!!

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4/21 タカシ先生の魔法の人差し指を握りしめ「ビビビビビ〜」を肌で感じる転園生。きっと数年後には相馬に帰ってくるだろう、ビビビビビ〜!!

お疲れ? [日記]

昨日は、園児と小学校低学年の剣道教室があったのですが、剣道場に先について待ってた保護者の方がタカシ先生の顔を見て、一言。「あれ?タカシ先生疲れてません?(-_-)」そうです。タカシ先生この頃お疲れ気味。なぜかと言うと、午前中いっぱい「ぷーーーーーるっ」にいるからなのです。各学年大体40分から50分のプール活動の時間。お友達や担任の先生は、自分の番プール遊びをしていればいいのですが、タカシ先生は、ぶっ通しなので午後になるとなんだか「覇気」がなくなってしまうのです。

さて、疲れているのはタカシ先生だけではないようです。幼稚園では発熱で欠席するお友達が先週から引き続いて多ございます。朝はひっきりなしに欠席の連絡電話が鳴っております。ご家庭でもその辺が気になっているようで、体調不良や微熱の時には休ませてくださるご家庭が多いので、早退するお友達は格段に減ってきましたが、RSウィルス感染症が主だった欠席理由の中に、最近「溶連菌感染症」まで出て来ちゃいました。ダブルでかかると本当にひどくなってしまいますので、うがい手洗いをよろしくお願いします。

そしてお疲れは、タカシ先生と子ども達だけではありません。保護者の皆様も一過性のお疲れがみられるようです。それは、コロナの予防接種の副作用。発熱や倦怠感などの症状に見舞われている方が多いようです。タカシ先生も例に漏れず2回目の接種を終えたのですが、翌日もピンピンしており、若い先生方は往々にして体調不良。「若いと体調不良になる」という事を幼稚園教員で実証してしまいました。しかし、バスの運転手さんは金曜日の接種で翌日土曜に副作用のオンパレードだったようで本当に大変だったと。いったい、何で具合悪くなるんだろう。

と言うわけで、先週から疲れと季節の変わり目、そしてコロナ2次接種の副作用による体調不良が続いていますので、各ご家庭でも自身とお友達の健康管理に留意してくださいね。

そして、7/14朝の記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/a67285cf910f9737f7434e122cbbd02e51fc0ef9

RSウィルス昨年の400倍って・・・。

ぷぅーーーーーーーっる! [日記]

梅雨まっただ中ではありますが、今日はその中休み。幼稚園の園庭は青空。そして暑い!ということで、今日はもちろん「ぷぅーーーーーーーっる!」でございます。

実はタカシ先生は親子運動会後すぐに3日かけてプールを組み立てており、先週初めには水を張っておったのです。ですから、「まだかまだか、プール開きはまだか?!」と首を長くして待っていたのですが、そのとたんに梅雨入りしてしまい、プール開きができないでおりました。

それでもクラス担任は、教室で子ども達を水着に着替えさせる練習をしてみたり、別の日には水着に着替えて水慣れの為にプールの前でシャワー遊びをしてくれたり。ですから、帰りにプールバックを持って帰るお友達を見ると「まぁ、今日はプールに入ったのね?」とちょっと嬉しそうに子どもと話す保護者の方とお友達をみて「す、すまん、今日はプールには入っていないのだ。。。練習しただけなのだ」と心の中で懺悔するのでありました。

が!今日は正真正銘「ぷぅーーーーーーーっる!」でございます。完璧なコンディションで迎えたプール開き。年少さんは初めてのプールで「わきゃわきゃ」と水遊び。今年は泣く子もいなくてなんだか平和なプール開き。年長さんは鼓笛隊の練習後すぐにプールです。汗ばんだ身体をプールの冷たい水で洗い流し、さっぱりすっきりなプール開き。最後に年中さんは、体操教室後で昼食後のプール。ですから、ちょっとお疲れ気味だけど、疲れた身体にリポビタンぷぅーーーーーーーっる!アリナミンぷぅーーーーーーーっる!チオビタぷぅーーーーーーーっる!なのです。

ほんと、やっとプールに入れました。タカシ先生暑い中プールをたった1人で組み立てた甲斐があった(泣)これで一学期入れなかったら、タカシ先生はふてくされて、暑い夏休み1人でプールに毎日浸かっちゃう所だったんだから!

でもね、なんか明日もまた雨っぽいよね・・・。

お弁当の思いで(昼食編) [日記]

7月3日(土)に、自由欠席日&小学生クラブが開催され、久しぶりに土曜日に幼稚園が開園しました。小学生の兄姉も元気に遊びに来てくれて、同時在園できなかった弟妹と一緒に幼稚園で遊ぶ姿はとても微笑ましいものでしたよ。送迎されてきた卒園生の保護者の中に「ブログ読んでますよ!昨年度の卒園式のブログは涙ものでしたね!」と嬉しいお声がけをいただきました。(そのブログはこちらhttps://nakamula.blog.ss-blog.jp/2021-03-23)少し離れていてもこうして幼稚園と繋がってくれていることを嬉しく思います。

さて、先週末の園便りで「お弁当の思いで」という記事を紹介しました。今日は、タカシ先生のお弁当の思いで昼食編をお送りいたします。

先にも書いたとおり、タカシ先生は高校生の時、毎日お弁当を持って学校へ通っていました。学校には食堂もありましたが、それは自分のお小遣いから捻出しなければならず、金欠だった高校時代はおいそれと食堂を利用する事ができませんでした。

タカシ先生のお弁当は母と祖母が作ってくれていたのですが、家族全員がお弁当持ちだったので、家族5人分のお弁当箱+タカシ先生の朝食おにぎりという具合で、台所には毎日お弁当箱がずらりと並べられていました。そして各々がハンカチに包まれた弁当箱を鞄に入れ、出勤、登校したのです。ありがたいとも思わず当然のように。

ある時、学校の昼食の時間。寮生活の同級生の1人が神妙な顔でタカシ少年にこう言うのです。「荒のお弁当うまそうだよな。実は、今お金に困って食堂で昼食を食べられない状況なんだ。できれば、俺の弁当も作ってくれるよう頼んでくれないか?」と。よくよく話を聞くと、月に一回の仕送りを財布に入れていたところその財布を落としたらしいのです。それは彼の全財産で、次の仕送りまで1週間ほどあるというのです。そして「今日は?」と聞くと何も食べられない。というので、タカシ先生のお弁当から、卵焼きだかなんだか、よくは覚えていませんがおかずを何品かを「食べていいよ」とつまませたような気がします。そして「うまいな」と笑顔で返されたことはよく覚えています。

タカシ少年は、自分の弁当をうまそうと言われ、さらにそんな恥を忍んで頼まれた事に驚き「こんな弁当でいいのか?」と自分の弁当箱を開いて見せてあげました。「うん、同じでいい。面倒ならおにぎりだけでも…」という彼に「母に聞いてみるよ」と答えその日は授業を受け、部活をし、1時間かけて帰宅したのです。そして帰宅後開口一番母と祖母に彼の事情を話し快諾をもらったのです。

タカシ少年は自分の弁当を美味しそうと思ったことはあまりなく、「とりあえずお腹がいっぱいになればいい。」と思っていたのにもかかわらず、それを横目でうらやましそうに眺めていたであろう彼は、タカシ少年に打ち明ける前の食堂に行けなかったちょっとの期間、タカシ先生のお弁当をどう思っていたのでしょう。お弁当を持ってくる同級生はクラスに何人もいたのに、なぜタカシ少年に頼んだのかは真意は不明です。

そんなことがあり次の日「ほい、弁当」とハンカチに包まれた弁当を当然のように彼に手渡しました。お弁当を受け取った時の彼の、嬉しそうな、安心したような、涙がこぼれそうな、感激したその顔を今でも忘れられることできません。「ホントに持ってきてくれたのか?!」といいその日は2人で同じ弁当を食べたのです。お弁当を食べ終え「ありがとな」と空のお弁当箱を返され、それを「はいよ」当然のように取りそれを持って帰り、また次の日母と祖母にお弁当2人分とタカシ先生の朝食おにぎり3つを作ってもらい、それらを持ってまた1時間電車に揺られて登校したのです。母も祖母も当然中村幼稚園で働いていたので、お弁当のおかずがなかったときは、おにぎりを遠足の様に沢山持って行って分けた日もありました。というわけで、その期間だけはお弁当箱が6つ台所に並んだのです。

そして仕送り予定日の前日、彼は「明日仕送りが来る。弁当ありがとな。お母さんにもよろしく言っておいてくれ。うまかったよ、命が繋がった」と最後の弁当箱をタカシ少年に渡し、頭を下げたのです。

こうして、また荒家の台所にはいつもの通り5つの弁当箱とおにぎりという日常に戻ったのです。始発の電車に乗るタカシ少年。家族全員分の弁当を詰める。あるときは同級生のお弁当まで作って持たせてくれる。部活で遅くに帰ってきても、出された弁当箱を洗い、また詰める。母や祖母は何時に起きていたのだろうとしみじみ思い、また、食事を親が作ってくれるありがたみを思う日曜の雨の午後です。

熱性痙攣 [事務連絡]

本日13時。年少組の男児が熱性痙攣を起こした為、救急車の要請を行いました。

痙攣直後の非接触型体温計での体温36.3度
横向きで安静にし、痙攣時間2分で救急要請。
園長の声かけに目を開ける反応が見られ事務所へ移動。
要請後3から4分で救急車到着。
救急車内での接触型体温計での体温38.8度
救急車車内で意識が戻り公立相馬総合病院へ搬送。
救急搬送の後の診察の結果、肺炎。

季節の変わり目で、体調不良を起こしやすい時期である上に、コロナウィルス感染症も危惧されていますので、朝の検温を確実に行い発熱の症状が見られる時などは欠席していただきますよう、よろしくお願いいたします。

追記 保護者への聞き取りの結果、熱性痙攣は初めてのこと。朝方は少し体調不良(微熱)が見られたが登園させたとのこと。