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暑中お見舞い [日記]

暑中お見舞い申し上げます。

さて、保護者以外の皆様へは内緒にしていましたが、幼稚園では、夏休みに夏祭りと年長児のお泊まり会が行われました。どこぞやでは、お泊まり会中に不審者が来たとか来ないとか。そんな事件が起きない様、タカシ先生はHP内では事前に幼稚園行事の日程をお知らせせず事後報告にしているので、ご報告が遅れました。

コロナが明け、4年ぶりに開催される夏祭りには全園児+未入園児+卒園生が沢山足を運んでくれました。お姉さんが幼稚園に泊まることになっている妹は、ホールで夕食をとっている年長さんを覗いて「わたちも、いつかここに泊まるんだぃ♡」とでも言いたげな表情をしていました。コロナのため、夏祭りやお泊まり会を経験していない卒園生は、どこか羨ましそうに年長さんの姿を見ていましたね。

タカシ先生といえば、お泊まり会の年長さんへ挨拶をしたり、園庭に出て夏祭りを楽しんだり、あっちこっちへ行って写真を撮ったり、何をするでもないのですが、なんとなく慌ただしくアチコチウロウロしておりました。

夏祭りが終わり、年長さんのお泊まり保育が始まると、幼稚園の雰囲気がガラリと変わります。いままで賑やかだった幼稚園の園庭の真ん中でキャンプファイヤーが行われ、その周りでは年長児がフォークダンスで踊り狂っています。その後、打ち上げ花火がドカンドカンと打ち上げられ、花火大会が終わると今度は、夜の幼稚園探検です。

そんな折、幼稚園に颯爽と現れたのはノコギリクワガタ。幼稚園に泊まりに来ている年長さんを見にきたのか、年長さんのクラスの前で「夜の幼稚園は俺のものなのに」とでも言いたげに、お友達を睨んでいます。さらに、ノコギリクワガタに続けとコクワガタも4、5匹園庭に現れ、これらの睨みも虚しくタカシ先生に捕まって、虫好きの年長男児のお土産になるのでした。

そういや、タカシ先生が年長の時のお泊まり会。当時「虫博士」と呼ばれていた「しみずじゅんいちろう」という悪友と当時さくら組の前にあった水銀燈の周りにカブトムシがよってきてはいまいかと、朝早起きをして布団を抜け出したっけ。残念ながらカブトムシは寄っていなかたが、ジャングルジムに大きなゴマダラカミキリが1匹くっついており、「こんな虫はいらない」と再び布団に潜ったっけ。

ノコギリクワガタをゲットしたお友達も、お泊まり会が一生の思い出になってくれればいいなぁ。

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「ぅらぁ、夜の幼稚園は俺様の幼稚園なんだぞ!」と、園庭でクラスの中にいる年長児を威嚇するノコギリクワガタ。

お仕事 [日記]

昨日、令和5年度の1学期が終わり、今日から夏休みになりました。福島県内の小中学校も今日から一斉に夏休みに入ったので、例に漏れずうちの息子娘も家にいるのですが、初日にしてすでに飽きてしまった様です。この先の長い夏休みが思いやられますね。とはいえ、息子は何やら「同級生と合同自由研究をするんだ。」と息巻いていますし、娘もこれまた「女子会をしたい」などと学校でお友達と打ち合わせをしていたようです。荒家はどんな夏休みになるのでしょうか。

さて、昨日で1学期が終わりましたが、終業式ではタカシ先生とたくさんのお約束をしました。保護者の皆様にその旨お手紙で発出しておりますので、ここには記しませんが、お手紙に書いていない「夏休みのお友達のお仕事」を付け加えて子ども達に話しました。

夏休みは、お客様の家に行ったり、お客様がお家に来ります。ですから、玄関の靴を揃えるのは、子どものお仕事にしてください。幼稚園の下駄箱の靴はみんな綺麗に並べられていますからお家でもそうしてください」と。

ですので、万が一お友達が玄関で靴を脱ぎっぱにして、あちこちに散らかっていたら、「タカシ先生に言われた子どものお仕事なんだっけなー。靴があちこちに行っちゃってて玄関がきたないなー」としらばっくれて、子どもに聞こえる様に言ってみてくださいね。

覚えていてちょっと反応してくれたらしめたもの、親子そろって靴を揃えて大いに褒めてあげてください。万が一反応がなかったりしたら、タカシ先生とのお約束が5つも6つもあったので、忘れちゃったんだな。と、潔くスルーして、「靴を揃えるのはお母さんと一緒のお仕事にしよう!」と寛大にみてあげてくださいね。

それでは、皆様良い夏休みを!!

成長 [日記]

今週はひどく暑い1週間で、熱中症アラートが発令された日もありました。ですので担任には「朝のお庭遊びもほどほどに、プール遊びをさせなさい。私もプールに出向くから」と、タカシ先生も園庭ではなくプールに赴き、お友達がお庭遊びに代わりにプール遊びをしている中に入っているのでありんす。

さて、ついこの間内科検診を行いました。園医の先生が聴診器をお友達の胸と背中に当て、お友達の鼓動を慎重に聞いてくれました。園医の先生は、タカシ先生に少し似て一瞬「ちょっと怖いかな・・・」と思ってしまうのですが、診療着はあんぱんマンですし、お友達の背中から聴診器を外すと少し笑顔になって人差し指と中指の2本でお友達の背中をポンとさすり「よしっ!」と、本当に柔和な表情になるので、「本当に子どもが好きなんだなぁ」とその仕草で思ってしまう、あたたかな園医先生です。

さて、内科検診では、園医先生の指示で子どもたちの発達曲線を作っています。健康診断前に測った身長体重を元に、タカシ先生が作っているのです。ですのでタカシ先生は、一人一人のそのグラフを園医先生と一緒に見ながら内科検診が進んでいくのですが、園医先生の一言がタカシ先生の胸を貫くのです。

「タカシ先生、中村幼稚園の子って、目立った肥満がいないですよね。年少の頃肥満気味かな?と思っていた子も、正常値になっていく。やっぱり子どもは身体を使って遊ぶことですね。目立った肥満は中村幼稚園では考えられませんね。食生活は家庭が基本ですから、なかなか難しい問題ですけどね。」と。

タカシ先生も毎年グラフを作っていて同じことを思っていました。お腹がぷっくりでた幼児体型そのものの年少さん。お家で過ごすことが多かったのでしょう。そして、それが普通の生活ですが、中村幼稚園に入ると、体重は在園期間で正常値に下がり、身長は伸びていく。さらに、痩せ気味だったお友達も正常値に上がっていくのです。

在園期間の園児のデータがそれを正確に物語っています。もちろん、子どもの発達には個人差がありますので、全員がそれに当てはまると言うことはないのですが、往々にして中村幼稚園の子ども達の発達は、園医先生の太鼓判つきなのです。

園医先生はメスじゃなく、言葉でタカシ先生の心を貫く素敵な先生なんです。

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年少の時、肥満に該当してたお友達が、正常値に近づいていますね!(ちなみに、保育所からの転園児)

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年少時、痩せ気味一歩手前のお友達の体重も増えています。

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年中で肥満気味に行く!とフェイントをかけて、正常値になってしまうという離れ業。

王様気分 [日記]

今週は、暑い1週間でしたね。福島市は全国ニュースになる程の酷暑。その隣に位置する我が町相馬は太平洋に接しており、盆地の福島市とは違って比較的涼しい気候の地域なのですが、それでも30度を超す猛暑となりました。

広いお庭がご自慢の中村幼稚園といえどもこんなに暑い日は外遊びはできません。かろうじて朝の早い時間。園庭を取り囲む桜の木の木漏れ日の下で小一時間遊ぶくらいが限度です。子ども達も暑いのですが、いつも外に出ている先生方も大変そう。そして、タカシ先生も大変です。

なぜって?この暑いのにお庭で遊ぶ年長児を見ながら、年少々さん、前に3人に抱っこし、「たかちてんてーなんかちゅくってぇ〜」って折り紙を持ってきた年少々を2人おんぶしておるのです。かくして、タカシ先生は「わーたから、抱っこから降りてね。折り紙で風船を作ってあげよう」と抱っこする3人を下ろそうとするのですが、「わたちは作ってもらわないのに、なんで降りなきゃならないの?」とつぶらな瞳でタカシ先生を見つめる、その視線もこれまた熱い!!

さて、広いお庭が遊べないこの時期ですが、幼稚園には広いお庭のほかに、広いホールがあるんですねぇ。今日はその広いホールで・・・もとい、ホールも広いですが、プールです。広いプールがあるんですねぇ。今週は、ほんと毎日プール遊びをしました。

鼓笛の練習でたっぷり汗をかいた年長さん。体育教室で、たくさん汗をかいた年中さん。テラスで牛乳パックペットを引っ張りまくって汗をかいた年少さん。そして、タカシ先生におんぶに抱っこで汗びちゃびちゃな年少々さん。

みーんな水着に着替えてプール遊びな1週間。ほんと、プールに入っただけで気分爽快でさっぱりします。お庭で遊ぶ時に「砂は投げちゃだめよ。お目目に入ったらイタイイタイ」なんて注意されるのですが、プール遊びでは「今日は修行をする。こっちグループは人差し指をこうしてニンニン。こっちグループは、ニンニンのお友達に水をかけてもよろしい。(バシャバシャ)」なんつって、先生公認でお友達に水をかけられることも爽快の一つになっていることでしょう。

ってことで、ほっんと毎日プール遊びでした。そのおかげで全学年の監視に入っているタカシ先生。ほぼ午前中いっぱいプールにいるもんで、ゆでだこ状態なのです。それでも、やっていけるのは、写真のように王様気分になれるからなんですねぇ。ほんと、タカシ先生思いのお友達がいて助かります(^^)

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こうしてタカシ先生の足に水をかけてくれて、タカシ先生は暑い中でも王様気分なのであ〜る。