SSブログ

雪遊び

昨日は、大雪による自由欠席日にご協力頂きましてありがとうございました。幼稚園は、真っ白に染まり今日登園してきたお友達は「こ、ココは幼稚園なのか?」と不思議な面持ちで白い雪の園庭を歩いて行きました。

滅多に積雪のない相馬市ですが、昨日は約30cmの積雪がありました。タカシ先生とタカシ先生の親父の理事長は、朝から幼稚園前の駐車場の除雪をしておりましたが、あの広さの除雪にはかなりの労力が必要で・・・。さらに、市道の除雪もまだだったもので、「前日のウチにバス運休のお手紙を出しておいてよかったなぁ」と、心から思っておりました。

さて、本日は年に数回レベルの雪遊びです。まったくこの寒いのに、雪が降って喜んでいるのは犬と子どもですよ。まさしく「庭を駆け回って」おるのであります。雪だるまを作ってみたり、雪合戦をしてみたりと、白銀の世界の園庭で遊ぶ姿は本当に楽しそうです。「ぅう〜さみーなー」なんて背中を丸めているタカシ先生にも「なんでそんなに縮こまっているの?」とでも言いたそうに「くらえ!」と雪玉を投げてくる年長女児。(最近なぜか年長女児がタカシ先生の周りにまとわりつくのであります。)そんな雪玉がタカシ先生に当るでもなくタカシ先生の足下に「ぼて」っと落ちるのを見つめて「あーさみー」ってポッケに手を突っ込んでいると、今度は「相手をしなさいよ!!」と言わんばかりに、タカシ先生に接近して「どか!」と雪玉を当てるのです。

年長女児は雪玉がタカシ先生に当たったもので喜び勇んで再び雪玉を投げるのです。それでもタカシ先生は寒くて動きたくないもんですから「雪が当ると、寒いよー痛いよー凍っちゃうよー」と、遠くを見つめてつぶやくのであります。またそれが面白く映ったのでしょう。「んぎゃー!」なんつって、雪玉をタカシ先生にぶつけ放題。「んも〜タカシ先生が雪だるまになったらどうするのさ!!」なんて言おうにも、お構いなしな年長女児。

まったく、こんな冴えないおっさんをからかってないで、イケメンな年長男児に「私をスキーに連れてって!」とお誘いしてきなさいよ。

180124.jpg
雪遊び

追伸
今日の暖かさで雪が大分溶けています。溶けた雪のおかげで、再び道路が凍り始めています。明日も、バス運行に遅延が出ることが予想されますので、寒さ対策。安全対策の上バスをお待ちください。

バス遅延のお知らせ

本日、定刻に1号バスが出発しましたが、道路の凍結により、10分から20分の遅延が出ています。
安全、寒さに気を付けてバスをお待ちください。

積雪

取り急ぎご連絡いたします。

昨日からの降雪ににより園前には、約30cmの積雪があります。
幼稚園前の市道は7:30現在除雪されておらず、市営住宅内は車のすれ違いがしにくい状態になっています。
併せて、幼稚園前の除雪も追いついておりません。
早番の教員もまだ出勤出来ないでおります。

つきましては、極力本日の登園を見合わせて頂きたくお願いいたします。

降雪の予報による自由欠席の措置について

降雪の予報による自由欠席の措置について

 取り急ぎご連絡いたします。
 今日午後から明日未明にかけて、南岸低気圧が接近する上に、今年最大の寒波が襲来する予報になっています。それに伴って、相馬市でも所によっては大雪の予報がなされています。
 つきましては、大雪と道路の凍結の恐れの為、1月23日(火)は、バスを運休し送迎できるご家庭のみの登園といたします。

 明朝の混乱を避けるための早めの判断です。大雪にならなかった場合には、ご了承ください。
 明日は、朝の緊急連絡網を使用しません。連絡不備が予想されますのでお友達同士などでも情報交換をお願いいたします。

   記

下記の通り大雪と道路凍結の恐れによる自由欠席日(バス運休)の措置を執ります。
        
【期日】
 平成30年1月23日(火)

【備考】
・朝に役員さんからの電話連絡はありません。
・欠席扱いにはなりません。
・どんぐりくらぶは行いますが、早めのお迎えをお願いいたします。
・保育終了後のサッカー教室は行う予定です。(休みになる場合は、カワイサッカー教室から連絡があると思います。午後のサッカー教室のみの登園も可。)
・送迎で登園する方は、お弁当をお持ちください。
・牛乳の販売はありません。

【その他】
○降雪量が多い時には、教員の登園も危ぶまれますので、そのような場合には、極力お休みくださいますようご協力ください。
○登園児全員が送迎になるのに併せて、降雪により園前の混雑が予想されます。お迎えは下記の時間を目安にしてください。
年少組→13:30〜13:45
年中組→13:45〜14:00
年長組→14:00〜14:15

   以上

お誘い

朝の「0時間目」早朝からお庭でサッカーに興じている年長組男児グループの1人から「タカシ先生もサッカーに混ざっておくれよ!」とのお誘いがありました。はいはい、この言葉を待っておりましたよ。

幼稚園の広いお庭には、サッカーゴールが一対用意してあって、いつでもサッカーをすることができるのです。2学期からサッカーをし始める年長男児の姿が見られ始めましたが、ゲームらしいゲームになったのはココ最近のことです。そしてゲームが始まると言うことは、優劣も明らかに見られるようになり「いつものメンバー」で勝てないということも出てくるのです。そうすると「ココは一丁強力な助っ人が欲しい」と言うことを思いつき、「おぉ!タカシ先生が実に暇そうにしているではないか!」と声を掛けてくるのであります。

長年こんな風な朝ですと声が掛からない年もあります。その年はその年で「タカシ先生なんて必要ねーし」みたいな子ども達のスタンスでありますから、タカシ先生も「まざんねーし」みたいな感じで、勝手にやらせておくのですよ。

あ、ここで少し丁寧に説明しなければなりませんが、子どもの自由遊びに先生と言われる大人が大人の視点で介入すると、その遊びは長続きしない事があるという、子どもの遊びの特性みたいなものがあるのです。タカシ先生が毎年「おいらも混ざるぜ!」と一緒にボールを蹴ったとしても、果たしてそれがその年の子ども達が本当に求めているものなのか、ということは、判断がとても難しいのであります。サッカーのルールはルールでありますが、この場合サッカーのルールよりも「その時の子ども達なりのルール」がありますので、返って「大人が入らないで見守っていた方が盛り上がり長続きする」ということもあります。「まざんねーし」とか「勝手にやらせておく」いうタカシ先生の視点をくれぐれも勘違いしませんように。

ってなわけで、今年は「なんとかウチらのチームを助けてくり」とも取られる風でありましたので、「ココはひとつ常勝チームをこてんぱんにやっつけてやろう!助太刀いたす!」と、勇んでチームに加わりました。

一方の常勝チームは、「お?!タカシ先生がそっちのチームなのか?でも負けねーし」とチームが一丸となってボールを蹴ります。華麗なドリブル、相手のパスカット、キーパーの機敏な動き。なかなか手強い相手ではありますが、やはりタカシ先生お得意の、子ども達をなぎ倒すブルドーザードリブルに、空気を切り裂く稲妻シュートにはかなわないのであります。1点2点と次々に得点を重ねあっという間に点差が広がります。

それなのに、常勝チームときたら「ずるいぞ!」とか「勝てるわけないじゃん」なんて投げやりにならず、タカシ先生にシュートを決められる度に楽しそうに「やられたーーー!」なんて身体をしならせながら笑顔でいっぱい。もちろん、勝てなかったチームはタカシ先生がゴールを決める度にハイタッチなのです。

そんな楽しそうなサッカーゲームに、「まーぜーてー!!」とチラホラと仲間が加わってきたところでタカシ先生は「頃合いだな」とキーパーの座につくのでありました。というのは、格好良い言い方でありまして、本当は膝がガクガクな上、ろくに準備運動もしませんでしたので、背中の筋肉が「ピキッ」と言い寝違えた見たいになっちゃったの・・・。もぅ年だなぁ・・・

この子達

朝の登園時間に合わせて、年長さんは「0時間目」を過ごしています。幼稚園には、小学校などで使っている「時間割」というものはありませんが、中村幼稚園では「大体この時間にはこの活動ね」という風に毎日おおよその時間に同じような事をしています。

そしてこの便宜上「0時間目」と言っているこの時間は、自由遊びの時間。朝クラスに入る前にカバンをテラスに放り投げて「朝からエンジン全開だぜー!」とサッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり、園庭を散策してみたり、そりゃまぁ好きなように好きな事をする時間なのです。もちろんこの時期は寒い日もあるのでクラスに入って「う〜さみーなー」なんてストーブに当たっても良いし、シール貼りや着替えなどの朝の活動をさっさと済ませてしまってもよろしい、なんでもありな時間。それが0時間目なのです。

これは年長さん特有の時間なのですが、その間タカシ先生は正門で登園してくるみんなに「おはよー」の声かけです。最近ご挨拶が上手になって、「あけましておめでと」なんて毎日言ってくれる年少さんもいたりして。そして視線の向こうの園庭では年長児が遊び、クラスへ吸い込まれていく年中さんや、朝の打ち合わせを終えた教員が、学年ごとに「今日はどんな一日になるんでしょうかねぇ〜」なんて肩を並べてクラスへ向かう姿も見られます。

そんな時間に「この子達」はタカシ先生をからかいにやってきます。なんだか新年早々、この子達は鬼ごっこを「タカシ先生からかいごっこ」へ進化させ、何が何でもタカシ先生に追いかけてもらう事を最大の目的としておるのです。

年少さんの登園に「おはよー!」なんて挨拶をしていると、「(うっしっし)」と背後から近づき「タッチー!」なんてタカシ先生のお尻にタッチして「鬼ねおにーーー!」なんて勝手にタカシ先生を鬼にしてしまうのですが、当のタカシ先生といえばぜーんぜん相手にせず、後から来る年少さんに「おはよー!」なんて言っているのですからつまらない。

でも、この子達はあきらめません。今度はお尻じゃなくて正面から近づいてきて「タッチー!!」なのです。それでもタカシ先生は、この子達よりも可愛い年少さんに「なに?今日は幼稚園来たくなかったの?」なんてちょっとご機嫌斜めの年少さんと手をつないでクラスに行ったりするものですから、なおさらつまらない。

でもでもこの子達はあきらめません。何が何でもタカシ先生に追いかけてもらおうと、あの手この手でちょっかいをかけてくるのです。

そんなこの子達に、タカシ先生は何も言わず「ギロリ」と睨みをきかせました。すると、一斉に「んぎゃぁ!!!」なんつって四方へ散ります。しかし恐いもの見たさというものは、辞めようにも癖になるもの。再びタカシ先生の足下にきて「タッチ」だの「でっかい目!」だの「マスクの下はどうなってるんだ?!」だの「耳が見えない!」だのありとあらゆる声かけをし、タカシ先生の興味を引くのであります。

そんな誘いに乗るタカシ先生ではありませんがこの言葉には最大の睨みを利かせるのであります。

「おじーちゃーーーん!!!」

この声かけにはさすがのタカシ先生も、睨みにつけくわえ、ビームまで発射してしまったものですから、この子達は四方どころか、八方にまで散り、中には正門から年長のクラスまで「ぴゅーーー」っと走って逃げる娘までいるのでありました。

あ〜ぁ。あれは忘れもしない30代。年少児から心の声とも思える言葉で、人生で初めて「おじさん」と言われたときのショックといったら筆舌しがたいものがあったものですが、なんだかこの子達から言われた「おじーちゃーーーん!!!」は、そんなにはショックではありませんでした。タカシ先生も随分免疫がついてしまったものです。

180112.jpg
この子達。「タカシ先生に構ってほしい病」に罹ってしまったようです。

うらはら

明けましておめでとうございます。今年も、nakamula.comをよろしくお願いいたします。

2学期末は、お遊戯会や餅つきなど幼稚園の一大イベントが多くあったにもかかわらずブログの更新をしないでおりました。申し訳ない。ということで、今年は始業式から頑張って更新いたします。

さて、例年3学期の始業式は寒くって「うぅ〜さっみーなー」とブルブル震えながら新年の挨拶を行っているのですが、今年はなんと春の陽気でスタートです。多少風があるものの、外に出ていても全く苦にならず、元気に朝のご挨拶ができるのであります。ん〜さい先が良くて幸せ。とはいえ、まだ1月。ココで油断してはいけませんね。

3学期初日。温かな日差しの下、元気に登園してきたお友達を正門で迎えていると、心なしか大きくなった様に見受けられます。年長さんは逞しい足取りで「おはよ」なんて軽く挨拶をしてタカシ先生の目の前を過ぎる様は、既に小学生です。年中さんといえば、先に正門をくぐったお友達の背中を「おーーい!!」と追いかけ、久しぶりにに顔を合わすお友達と笑顔で教室に向かいます。そして年少さん。初めての冬休みが終わってぐずってしまうお友達の1人や2人を覚悟しておったタカシ先生の予想を裏切り、背中に背負ったカバンの肩掛けヒモに手を添えて「おはようございます!」とご丁寧に頭を下げてご挨拶をし30年の初登園です。全く大人になったものです。

と、ココまでは平穏な新年なのですが、新年早々年長児はタカシ先生にカミナリを落とされたのであります。

年が明け、お正月はお餅をくらい、たこ揚げをし、お年玉をたんまりとゲットした年長男児。更に、久しぶりに仲良しの友達と顔を合わせれば否が応でもテンションが上がるのは当たり前。それはよい。

しかし、その盛り上がり過ぎから、廊下で「おにきめしましょー!そうしましょー!!鉄砲打って、バンバンバン!!おまけにも1つバンッ!バンッ!バァーーーン!!!おまえ鬼ぃ〜!!!」なんつって一斉に散らばるのです。しばらく「ま、今日だけは、な。新年早々、な。解っておるよ、な?!・・・しかしオヌシら、タカシ先生のビームに気付かんと大変な事になるぞ・・・」と、ショボショボの威嚇ビームを発しておったのですが、全く気がつかない年長男児。年長男児の盛り上がりに比例するようにタカシ先生のビームの勢いもビュンビュンになり。それなのに、このタカシ先生のでっかい目から発射されるビームに全く気付かず、「うおぉぉぉ!!」なんて壁に激突したり、年中さんの合間を縫っていたり、年少さんにぶつかりそうになったり。更に激しく走り回る年長男児に、3号バスが到着する頃になると、盛り上がりすぎてタカシ先生が背後にいることも気付ず再び「おにきめしましょー!そうしましょーーーー・・・・・」   (-_-)

「おぬしらぁ!!廊下を走っているんじゃぁない!!(ガルルルル・・・‥)走るのは?!!ばってん!!」なんて大目玉を食らうのであります。

そんなタカシ先生の鬼の形相をみた年長男児。「(うわっ、真後ろに鬼がいた。鬼が出てくるのは来月のはずじゃい。1ヶ月も早く出てくるんじゃないよ。)」とでも言わんばかりに肩を落とし、良い子になって歩いて、中には「(はしってないもーん!)」と言わんばかりにスキップをして散るのでありました。

あ〜、新年早々威嚇ビームを発してしまった。今日の陽気とは裏腹に、いつもの年になりそうです。今年もよろしくお願いします。