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お土産 [日記]

今日は待ちに待ったお店屋さんごっこ。幼稚園は朝から少しテンション高めでありました。そんな空気の幼稚園ですので、タカシ先生はそんな子ども達の気持ちを落ち着かせようと朝から「これーー!走って転んだらお店屋さんに行けないよー!!」「そこー!下駄箱に上がって落っこちたらお店屋さんごっこできないよー!」「そっちー!お友達とごっちーーーんしたら、お店屋さんで『いらっしゃい』できないじゃないかー!」とソッチコッチで「お店屋さん」を連呼しておるのです。

さて、お友達は夕刻の今ころ、帰ってきて早々茶の間で買い物袋をひっくり返した「戦利品」で再び遊び始めた頃ででしょう。今年の人気商品ベスト3は・・・3位キラキラスマホ。2位キャラクターヨーヨー。そして映えある第1位は、ハロウィンカボチャステッキ!お友達はそれらをきっと自慢気に持ちだし「これはこーで、あれはあーで・・・」と保護者の皆様に説明していること思います。

中には、どでかい牛乳パックロボットを「ガシンガシン」と動かしご満悦な男の子もいるだろうし、ブレスレットに指輪をはめ、頭にはプリキュアのお面をかぶって「月に代わってお仕置きよ!」あ、これはセーラームーンか。「アツアツご飯でみなぎるパワー」とか言っちゃってお母さんも「はいはい、アツアツの夕ご飯ですよ」なんて言っているのでしょうか。

HPの写真なんか見るとわかりますが、タカシ先生が密かに毎年ウケているのが、年長男児です。「ケッ、タカシ先生となんて遊んでやんねーぜ」みーたーいなーすっかり少年になった年長男児が、模擬レストランで出されたラーメンを「ズーズー」啜ってみたり、ドリンクを「ゴクゴク」と喉越しよく飲んで満足している様を見ると「オヌシもまだまだ子どもよのぅ」と目を細めてしまうのであります。

かくして大盛り上がりだったお店屋さんごっこ。お友達の戦利品の中に、お母さんやお父さんへのお土産はあったのでしょうか。タカシ先生も今日は帰るのが楽しみなのであります。

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「あー腹減ったなぁ。部活帰りにラーメンでも食って行かね?」みーたーいーなーーー!!( ^ω^ )

防火鼓笛音楽祭 [日記]

秋晴れの下、幼稚園園庭には年長組保護者の皆様が沢山足を運んでくださいました。保護者の皆様の視線の向こうには、年長鼓笛隊@パート2回目。

そうです、例年行われている相馬市幼年消防隊防火鼓笛パレードが、近年コロナの為中止続きとなっていたので、昨年から相馬市広域消防本部HPへのWeb配信防火鼓笛隊となったのです。昨年は、初めての試みで幼稚園でもどうすればいいか右往左往していたのですが、昨年の経験を踏まえ「秋だし、せっかくだからその撮影の様子を保護者の皆様に見ていただこう!もちろんカメラビデオを持参してもらって!」ということで「防火鼓笛音楽祭」として保護者の皆様にも幼稚園に来てもらったというわけ。

さて、年長児を囲むのは年長保護者の皆様だけではありません。年中、年少、年少々のお友達も一等席で年長さんの有志を見ています。その時に、ある年中男児に「君は、年長さんになったら何をやりたいの?」と聞いてみたところ「旗だよ!旗に決まってんじゃん!!」って目をまんまるにして言っておりました。

そして、目をまんまるにしているのはその年中児だけではありません。今回は、祖父母の皆様の来園もOKにしましたので、保護者の皆様と一緒にこられたおじいさんおばあさんも目がまんまる。ここ数年、幼稚園行事は両親のみとしていた為、お孫さんの幼稚園行事の姿を披露できずにいました。今般密集していない戸外ではマスクの着用も解除となったことですし、園庭での演奏ということで都合のつく祖父母の皆様も幼稚園にきてくださり年長鼓笛隊を見ていってくれたのです。ですので帰り間際にあるおばあさんが「園長先生!とっても楽しかったです!」と本当に目をまんまるにし満面の笑みで帰途につくのでした。

今年の年長さんの鼓笛隊@パート2回目は、防火鼓笛音楽祭。皆さん、戸締り用心火の用心!をよろしくお願いしますね!

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紅葉に染まりつつある冒険の森を背景に「防火鼓笛音楽祭」端の方には保護者の皆様が写ってますね!暖かな拍手をありがとう!

どんぐりの他には… [日記]

連日秋晴れが続いて気持ちいがいいですね。幼稚園では、この時期冒険の森が毎日開きます。森の中に響く子ども達の声が、いつも以上にハツラツしているのは、やはり「森の中」でしょうか。それとも、清々しい秋空のおかげでしょうか。

さて、先週「冒険の森に落ちているどんぐりを持ち帰った時には注意が必要ですよ」とブログに記載しました。今日ももれなくお友達はどんぐりを持ち帰ると思いますが、冒険の森に落ちているのはどんぐりだけではありません。

今日冒険の森に入ると、男の子がちょっとした興奮状態でタカシ先生のところにやってきました。「タカシ先生クワガタ落ちてた!!」って。秋のこの時期のクワガタなんぞは、きっとコクワガタの亡骸であろうと高を括っていたタカシ先生。軽い気持ちで「どれどれ?」なんてお友達の小さな手の中を覗き込むとそこにいたのは、ノコギリクワガタ。しかも頭部のみ・・・。一瞬「ヒッ」と引いたのですが、よーく見ると大顎のノコギリがよーく観察できます。お友達も「すげーな!」と頭を寄せ合って興味津々でクワガタの頭部を観察しているのです。

ほどなくして今度は「タカシ先生カエルがいるよー!」と手を引いて行かれます。冒険の森の階段を降りた木の根元あたり。こちらもお友達が頭を寄せ合って木の根元を覗き込んでいます。「カエルはどこだい?」なんて、お友達の小さな頭にタカシ先生の禿頭を紛らせ覗き込むのですが、タカシ先生には全然カエルの姿が目に入りません。「どこよ?どこどこ?」と聞くのですが、お友達は「ここだってば!ここにいるじゃん!」と指差します。最近老眼が始まってしまい、なかなか焦点が合わないことをいいことに「いないじゃん・・・」なんて踵を返そうと思ったら、木の根元で「ピョン」とカエルが跳ねました。いましたいました。見事に擬態したカエルがお友達の攻撃を喰らわないようにジッとしていたのです。この見事なカエルの姿に、タカシ先生もしばし目が釘付け。子ども達は、よくもまぁカエルの擬態を見抜いたこと。

他には、セミの抜け殻を拾ったり、のびつつある竹の子を掘ってみたり。冒険の森の中で子ども達はどんぐりの他にも様々な物を見つけ、科学の芽も芽生えているようです。

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ノコギリクワガタの大顎のみの亡骸

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擬態したカエル

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木の芽だけじゃなく、子どもの科学の芽も芽生える冒険の森です。

絶叫 [日記]

今週は、冒険の森が開きました。今年の冒険の森にはどんぐりが沢山落ちています。足の踏み場もないくらいです。「どんぐりなんて、いつも同じくらい実るジャン」なんて思っている保護者の皆様(人差し指を左右に振って)「チッチッチ」甘いな。何故かどんぐりは、実る年と実らない年が何年か交互にやってくるですよ。ですから、「まちなかにクマが出ました!クマのご注意ください!!」なんてニュースがある地域では、きっと山の中の木の実が少ない年なのです。

今年の冒険の森は、例年になく沢山のどんぐりが実る当たり年。子ども達よりも一足お先に冒険の森に入っていると、「カサッ・・・コーン・・・ポト」っと、どんぐりが地面に落ちてくる音がひっきりなしに聞こえてきます。そんな自然の音をかき消すように、お友達が我先にと冒険の森にやってきましたよ。

「きのこ!きのこがあるぞ!毒キノコだから触んなよ!」「ぎゃーーー!お化けミミズがいるぞーーー!!」なんて声と一緒に「コッチコッチ!こっちどんぐりがたくさん落ちてる!」「俺は大きな綺麗などんぐりしか拾わねーんだ!」「このどんぐりからは髭(木の芽)が出てる!」「黒いどんぐりはすぐに潰れるな…」「どんぐりの頭に穴を開けて爪楊枝を差してコマを作ろ」どんぐりが落ちているだけで、子ども達はこんなにもいろいろな発想を頭に思い浮かべ、言葉にして冒険の森を満喫しているのです。

さて、そこで問題になるのがお土産で持って帰ったどんぐりの始末です。ビニール袋にいっぱい持って帰ったどんぐりです。持って帰った当日は「わー沢山拾ったネェ」などと保護者の皆様も感嘆の声をあげ、一緒に喜んでいるでしょうが、きっと日々の雑用や子育てに追われ、10分後にはどんぐりがあることをすっかり忘れてしまうことでしょう。コレ、後々大問題に発展しますよ。

どんぐりには、虫が入っているのです。ゾウムシの幼虫らしいです。ビニール袋に入れたままにしておくと、白くてウニウニした体調2mm程のその幼虫がでてくるのです。ビニール袋に入っているならまだしも、あまりの嬉しさにビニール袋から出して箱なんかにいれて家の中に置いておいたり、子どもが知らぬ間に玩具箱に「ぽい」なんて入れようものなら、数日後絶叫してしまうこと間違いなし。中には100個も200個もどんぐりを持ち帰ったお友達もいるでしょう。そうすると数日後には、100匹?(寒)

ですので、持ち帰ったどんぐりは・・・
①家の中に入れずに外で保管
②持ち帰ったどんぐりを全部水に入れて浮いたものははじいておく(虫が入っていると浮くらしい)
③②でも不確定なので、いったん茹でてよく乾燥させてから使う

とかとか、そういう一手間が絶対必要なのです。絶対です。冷凍という方法もありますが、私は冷凍庫にどんぐりを入れるのが嫌なので、長く使いたい時は煮沸し24時間以上乾かします。

ということで、この週末、絶叫する声が相馬市内あちこちで聞かれないことを願っています。

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どんぐりコロコロどんぐりこぉ〜♪
放っておいたら虫が出たぁ〜♪
ウニウニウニウニこんにちわぁ〜♪
母さんビックリ腰抜けたぁ〜♪
こうならないように注意しましょう。

余韻 [日記]

先週末行われた体育フェスティバル。皆さんいかがでしたか?秋空に万国旗が映える、中村幼稚園日和の中で行われたそれは、きっと保護者の皆様の思い出に残るものになったに違いありません。そういうタカシ先生も年長児の娘を持つ父の一人でありますので、今年の体育フェスティバルを終えると、なんというか「ついこの間生まれたばかりなのに、こんなにも大きくなって…」と、鼓笛隊をする姿をまじまじと見つめるのでありました。

さて、年少々さん、年少さん、年中さん。そして年長さんと、各ご家族それぞれに思い出に残る体育フェスティバルだったと思います。コロナが落ち着いてきたとはいえ、今年もコロナ禍の開催ということもあって分散開催としましたが、その分、子どもの姿を間近で見ることができたと思います。そのおかげで写真や動画もしっかりと撮れたのではないかと思います。

が、そうです。タカシ先生は、年長娘の写真を撮ることができません。そりゃそうでしょう、夫婦して体育フェスティバルの運営をしているのですから。嫁の圭子先生が手伝いをしながら、タカシ先生同様カメラを持って子ども達のシャッターチャンスを逃すまいとシャッターを切っていましたが、「うちの娘の番!」という時に限って慌てちゃってブレていたり斜めってたり。

タカシ親父も思うように娘の写真が撮れない。嫁の圭子先生もそんな余裕もないだろう。そんなこともあろうかと、うちの爺が、孫を撮るためにと準備してある一眼レフで孫を収めたのですが、こともあろうかパソコンに落としてみると、全然違う女の子の写真ばかりで「いい写真撮れなかったー」と肩を地の果てまで落としていた週末なのです。

しかし、翌登園日に幼稚園のPCを起動させると、そこには、嬉しい写真が届いていました!同じ学年のお母さまが、「写真とりましたので」と、娘の写真のお裾分けがメールで届いていたのです!!これにはタカシ先生感涙してしまいました。皆様よりも、一歩近くで娘の様子を見られるタカシ先生ではありますが、こう言った写真を自身の手で撮ることはないのですから。そして、いつもカメラを持ち歩く素人カメラマンのタカシ先生ではありますが、この写真の撮り方の素晴らしいことには感服いたします。

こうして、タカシ先生の家でも体育フェスティバルの写真を見て「楽しかったなぁ」と今更余韻に浸っているのです。皆さんのご家庭では余韻、冷めちゃいましたか?

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この真剣な眼差しのシャッターチャンス絶妙!

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キャー♪うちの娘頑張ってるぅ〜!!