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絶叫 [日記]

今週は、冒険の森が開きました。今年の冒険の森にはどんぐりが沢山落ちています。足の踏み場もないくらいです。「どんぐりなんて、いつも同じくらい実るジャン」なんて思っている保護者の皆様(人差し指を左右に振って)「チッチッチ」甘いな。何故かどんぐりは、実る年と実らない年が何年か交互にやってくるですよ。ですから、「まちなかにクマが出ました!クマのご注意ください!!」なんてニュースがある地域では、きっと山の中の木の実が少ない年なのです。

今年の冒険の森は、例年になく沢山のどんぐりが実る当たり年。子ども達よりも一足お先に冒険の森に入っていると、「カサッ・・・コーン・・・ポト」っと、どんぐりが地面に落ちてくる音がひっきりなしに聞こえてきます。そんな自然の音をかき消すように、お友達が我先にと冒険の森にやってきましたよ。

「きのこ!きのこがあるぞ!毒キノコだから触んなよ!」「ぎゃーーー!お化けミミズがいるぞーーー!!」なんて声と一緒に「コッチコッチ!こっちどんぐりがたくさん落ちてる!」「俺は大きな綺麗などんぐりしか拾わねーんだ!」「このどんぐりからは髭(木の芽)が出てる!」「黒いどんぐりはすぐに潰れるな…」「どんぐりの頭に穴を開けて爪楊枝を差してコマを作ろ」どんぐりが落ちているだけで、子ども達はこんなにもいろいろな発想を頭に思い浮かべ、言葉にして冒険の森を満喫しているのです。

さて、そこで問題になるのがお土産で持って帰ったどんぐりの始末です。ビニール袋にいっぱい持って帰ったどんぐりです。持って帰った当日は「わー沢山拾ったネェ」などと保護者の皆様も感嘆の声をあげ、一緒に喜んでいるでしょうが、きっと日々の雑用や子育てに追われ、10分後にはどんぐりがあることをすっかり忘れてしまうことでしょう。コレ、後々大問題に発展しますよ。

どんぐりには、虫が入っているのです。ゾウムシの幼虫らしいです。ビニール袋に入れたままにしておくと、白くてウニウニした体調2mm程のその幼虫がでてくるのです。ビニール袋に入っているならまだしも、あまりの嬉しさにビニール袋から出して箱なんかにいれて家の中に置いておいたり、子どもが知らぬ間に玩具箱に「ぽい」なんて入れようものなら、数日後絶叫してしまうこと間違いなし。中には100個も200個もどんぐりを持ち帰ったお友達もいるでしょう。そうすると数日後には、100匹?(寒)

ですので、持ち帰ったどんぐりは・・・
①家の中に入れずに外で保管
②持ち帰ったどんぐりを全部水に入れて浮いたものははじいておく(虫が入っていると浮くらしい)
③②でも不確定なので、いったん茹でてよく乾燥させてから使う

とかとか、そういう一手間が絶対必要なのです。絶対です。冷凍という方法もありますが、私は冷凍庫にどんぐりを入れるのが嫌なので、長く使いたい時は煮沸し24時間以上乾かします。

ということで、この週末、絶叫する声が相馬市内あちこちで聞かれないことを願っています。

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どんぐりコロコロどんぐりこぉ〜♪
放っておいたら虫が出たぁ〜♪
ウニウニウニウニこんにちわぁ〜♪
母さんビックリ腰抜けたぁ〜♪
こうならないように注意しましょう。