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お客様

幼稚園には、様々なお客様が来園します。お庭で遊ぶ子どもたちを見て「なんか子どもって本来こうですよねぇ〜」なんて目を細めて眺めて行かれる方も沢山おります。

お客様は人間だけではありません。最近は、園庭をツバメの親子が飛んでおります。お友達の頭上を「ひらり」と方向転換したり、「しゅっ」っと上昇していく姿をみて、剣道をたしなんでいるタカシ先生は「おぉ!あれが噂に聞くツバメ返しか!!」と、手刀で「シュッ」っと空を切ってみるのですが、どうにもその姿は、阿波踊りの格好にしかならないのです。

そのほかにも毛虫が来たり、トンボが来たり。最近では「あかむね」と呼ばれる大きな山蟻が園庭に出てきてお友達の格好の餌食になっておるのであります。

そんな大人気な中村幼稚園に、今日は珍しいお客様がやってきました。
これ↓心の準備は良いですか?卒倒しないでくださいね。


















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ウシガエル!!

どこから現れたのか、お友達が登園しクラスに入った頃に、きく組の前に堂々と鎮座しておりまして、それを見つけたうら若き先生が、顔は笑っているものの体が硬直し、ウシガエル君に「遠慮無く」近づき、ウンチングスタイルをばっちり決めてウシガエル君を囲む園児達を移動させようにも、とーくの方で「カエルから離れて離れて!!」なんて絶叫しておるその姿の方が面白いタカシ先生なのです。

そんなウシガエル君をそのままにしておく訳にもいかず、タカシ先生は軍手をし「むぎゅり」と捕まえて飼育箱へ入れたのであります。いやぁ、立派なウシガエル君です。お友達は、この大きなウシガエル君に我を忘れて狂喜乱舞しております。神妙にのぞき込んでは「くっせー」なんて逃げていったり、鼻がウシガエル君に付くんじゃないかと思うくらい近づいて見たりと、ホント大興奮です。興奮しすぎて、この雨の中シューズのママお庭に出て行く年少児多数なのであります。

かくして、このウシガエル君はしばらく飼育箱に入れられてお友達の人気者になる予定です。きっと、こんなに大きいウシガエルですもの、幼稚園のヌシ、ですよヌシ(^o^)











大規模災害お迎え訓練

本日大規模災害お迎え訓練が行われました。

東日本大震災を契機に、幼稚園開園時に、保護者がどのようにお迎えに来るのかを実際に体験し、お迎えの時の問題点を考えてもらうために行っています。

今年度は88組の保護者の参加がありました。東日本大震災から5年が経過し、年々参加者が減少傾向にあります。熊本でも大きな地震がありましたね。「自分の事として」考えておかなければ、災害時のお迎えは予想以上に大変になると思います。

今回参加された方の中には、小学生の兄姉を同行させた方。未入園児の弟妹2人を抱っこにおんぶで参加された方。父親が迎えに来た方。など、実際の災害を想定された方が多く見受けられました。

参加者へはアンケートをお願いしていますので、アンケートの集計が終わり次第HP内に掲載いたします。また、過去のアンケートの集計を掲載しておりますので、参加されなかった方は是非ご覧下さい。

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☆今年参加された方からの質問☆
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Q震災が起こった際、幼稚園以外の場所に移動することはありますか?
A震災が発生したら、園児は園庭に避難し園舎の状況によってクラス内待機、もしくはそのまま園庭待機になります。特に園舎に大きな被害があり、更に園庭が地割れなど使えない時には、事務所前などに待機することがあると考えられますが、基本的には幼稚園で待っていることになります。移動する場合などは、誰でもわかるように張り紙や教職員を配置しご案内します。このような事案を考えると、園前まで車を乗り入れると、園庭で待機出来ない場合は、避難する場所がなくなりますね。

Q震災が起こった場合でお迎えに時間がかかってしまった場合、何時まで見てもらえますか?
Aお迎えが来るまでお預かりします。ですから災害時は、まず保護者の皆様は自分自身の身の安全を守り、確実に幼稚園にお迎えにこれる体制を整えておいてください。「車が使えない」「遠出してしまっている」など様々な事を想定しておく必要があるでしょう。

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今回は天気が良かったので、外遊び中に地震が発生した想定です。

親子運動会

皆様こんにちは。週末に行われた親子運動会はいかがでしたか?え?なんですって?先に書いた「タカシ先生の『よーい』のおしりが相変わらずだらしなくって見ていられなかった」ですって?んまー失礼しちゃう(>_<)

さて、そんなだらしないおしりのタカシ先生のピストルの合図で始まったかけっこ。見ものでしたねー!年少さんのそれはかわいらしくって、スタートラインに立ち、よーいのよーいもせずにいつの間にかピストルが鳴っているという。先の日記の内容がわかったでしょう?「しまった、よーいの練習をするのを忘れておった」と、今更ながら後悔しても遅いのであります。ま、走ったり走らなかったり、フライングしたり、気付いたときには先頭のお友達がゴールしていたりと、これもまた年少さんならではのかけっこですね。

年中さんのそれは、年少さんと違って見応えがありましたね。円周を楽しそうに駆ける姿は、楽しそう!笑顔を振りまいたり保護者の皆様に手を振ったり。1番先頭でゴールすることよりも、風を切る喜びを感じているようでしたね。1年前よりも随分早くなって「おれって(わたしって)すごーい!」って自己陶酔している感じが年中さんらしかったですね。

年長さんともなれば、そこには少し「勝負意識」が芽生えてきます。早さに加え、順位の概念が解ってきますから、それはそれは大変な闘志です。飛ぶように走り、コーナーを周るその姿は見応えがありましたね。勢い余って転んでしまうお友達もいたけれど、最後まで走るその姿には感動させられます。頑張った人が1番だもの、皆さんの声援と拍手が年長さんの心をどれだけ励ますことでしょう。

そのほか、フォークダンスや親子競技、保護者競技、祖父母競技にもご家庭の皆さんにご協力頂き、本当に楽しい親子運動会になりました。

時に、タカシ先生は、努めて進行役に徹しておりましたが、どうしても保護者競技の「玉入れ」だけは、学年はもとより、密かに園内で1番を目指しておったのです。しかしあえなく同学年の保護者会会長のクラスに負けてしまい、さらに会長のクラスは106個を入れるという快挙をなしとげ、ダブルで肩を落としたのであります。

今こそ声を大にしてこう言うのです。
「順位よりも頑張った人が1番!楽しかった人が1番なんだい!!」って。

でも、本当は相当悔しいのであります。背が少しでも高くなるように、牛乳のもーっと。あ、縦じゃなく横に大きくなったりして・・・。

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保護者会会長の背中から、「打倒園長!」のオーラが見える・・・。