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PCR検査の結果全員が陰性 [事務連絡]

取り急ぎご連絡いたします。

過日のブログに掲載したとおり、時間外保育利用園児がコロナウィルス感染症の陽性者に該当したことにより発生した、園児の濃厚接触者について、PCR検査の結果、全員の陰性が確認されました。

幼稚園においてもコロナ対策を執って参りますが、ご家庭においても
①園児、もしくは同居者に体調不良の者がいる場合は登園させない。
②登園前には必ず検温をする。
③同居家族ではなくても、身近にPCR検査対象者がいる場合は登園させない。(PCR検査の結果次第では濃厚接触者になるため)
等、コロナ対策をお願いいたします。

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

中村幼稚園 園長 荒崇志


おしらせ [事務連絡]

取り急ぎお知らせいたします。

本日相双保健事務所より、中村幼稚園に在園する年長園児がコロナ陽性になったとの連絡がありました。該当園児は、時間外保育を利用していたため、本日より下記の対処を執ります。

春休みに入っているため、該当園児との接触は限定されており、過大な心配はありませんが、尚一層健康管理にご留意ください。

【幼稚園利用状況】
24日(木)登園(症状なし)※起算日(発症2日前)
25日(金)利用なし 発熱 陽性確認
26日(土)公休
27日(日)クラス発表 年長児のため登園なし
28日(月)代休
29日(火)年長時間外保育閉鎖
30日(水)年長時間外保育閉鎖

尚、PCR検査に該当している園児には、個別に連絡済みです。
また、今後陽性者が増えた時には、時間外保育を閉鎖する場合もありますので、今後のご案内を注視してください。


どんぐりくらぶの再開について [事務連絡]

取り急ぎご連絡いたします。

3/16に発生した地震により、春休みの時間外保育をお休みにしています。
幼稚園では、明日教員が改めて掃除片付けを行いますので、
◆3/22(火)までお休み
◆3/23(水)から再開
を考えています。
(余震、水道の状況等によっては更にお休みを延長する場合があります。)


春休み中に修理の為協力業者が園内に入る予定です。また、まだ震度6強の余震も懸念されていますので、なるべくご家庭で過ごして頂けると、片付けや新学期の準備等、幼稚園の復旧が進みますので、何とぞご協力ください。

【3/23(水)にご利用になられる方】
・震度6強の余震が懸念されている事を念頭に置いてください。
幼稚園には飲料水がありません。飲み物十分に持たせてください。
・水道は、完全には復旧していません。トイレの使用などに制限がある場合もあります。
・電気の供給が不安定な場合があり、暖房が取れない場合があります。
・おむつなどを使用している場合、お尻拭きやおむつ、着替えなどを十分に持たせてください。おもらしなどが合った場合、幼稚園で洗う事が難しいことが考えられます。
・園庭遊びで衣服が汚れて帰ることがあります。帰宅後の子どもの衣服の洗濯も念頭においてください。
・コロナ対策を徹底した上でご利用ください。身近にPCR検査を受ける方がいる場合などの登園停止等、幼稚園で執っているコロナ対策は継続しています。

おてがみ [日記]

皆さん度々こんにちは。地震で散乱した事務所を片付けていたら、一昨日行われた卒園式にいただいたお手紙を発見しました。卒園式の日は、当然タカシ先生にも出番がありましたので、午後からはぐったりしてしまい、お手紙をポッケにいれたまま。そして夜に地震が来たので、読まずじまいだたのです。

素敵なお手紙でしたので、片付けを中断して、皆さんに紹介しますね。

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タカシ先生へ

この度、無事娘が卒園を迎えられたのも、タカシ先生をはじめ諸先生方のおかげです。娘の母(私)から始まった中村幼稚園。私、私の妹、おい、めい。そして、私の長男、長女、次女とたくさんお世話になりました。初代のきみ先生からタカシ先生。3代お世話になり、今回の娘の卒園でしばらく中村幼稚園から離れることになり、とても寂しい気持ちでいっぱいで、タカシ先生にお手紙を書きたくなりました。

毎日お迎えの時、必ず自家用車で子どもの親御さんが分かるタカシ先生には、本当に尊敬します。おばあちゃんが行ってもほぼ分かるし、本当にびっくりです。それだけ1人1人をよく見てくれているんだなと思います。

秋の頃には、芋掘りや遠足に楽しいことがたくさんありましたが、長男が卒園する年に震災があり、芋掘り、遠足もなくなりどうなるのかと思いましたが、長女が通っていても毎日が楽しく、冒険の森などで笑顔で帰ってきました。やっぱり子どもは遊びが一番。喧嘩をしても仲良くなり、友達が一番。そんな中村幼稚園を選んで本当によかったです。わがままで、うるさくて、気まぐれな次女も、元気よく、具合が悪くても幼稚園に行きたいと思わせていただいて感謝しています。これからもそんな中村幼稚園でいて欲しいです。

次女の3年間。そして私の32年間。ありがとうございました。これからもステキな園でいてください。タカシ先生、先生方もコロナ禍ですが、身体に気をつけて頑張ってください。

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地震明けのこのお手紙は、沁みますね。

3/18もお休みをいただいてます [事務連絡]

おはようございます。

朝一番でHPをチェックしたら、HPのトップページが表示されていました。
これで、少しは皆さんへ情報が行きやすくなります。

さて、本日(3/18)も幼稚園は断水が続いてます。
割れたガラスや、破損箇所は、春休みの復旧を目指す予定で動いています。ガラスには飛散フィルムを貼っていますので、破片が飛び散るようなことはありませんでした。
また、教員やその家族に大きな怪我はなく、昨日(3/17)出勤し、午前中にクラス内を片付けをして、午後から幼稚園を休んでもらい、家の復旧を進めてもらうように話しました。旦那さんやご家族が職場に出なければならず、また我々と同じく子育て中の教員も多くいますので、少しでも家の不安を解消してから保育に当たるようにしたいと思います。保護者の皆様へはご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

という我が家も妻を家に置き、事務所でこうして少しずつお仕事を進めているわけですが、家では4年の息子と今年年中の娘が「ヒマだー」と大騒ぎ。断水で食事もトイレもままならず、家は家の中は大変そうでした。電気が来たのでストーブで暖を取れているのが救いですね。

みぞれがちらほら降りはじめてます。皆さん体調を崩さないように注意してくださいね。

HPが閲覧できない状態について [事務連絡]

電気きました!(T。T)
が、タカシ先生のPCモニターぶっ壊れました(T。T)
水はまだです(T。T)

ただいまHPが閲覧できない状態になっています。
原因は、契約サーバーの電源喪失によるもののようです。
しばらくご不便をおかけいたしますが、
ブログのみ稼働できていますので、
幼稚園からのお知らせは、直接ブログにアクセスしてください。

尚、サーバーダウンにより幼稚園のメールアドレス(info@nakamula.com)についても使用できません。

ブログアドレス
https://nakamula.blog.ss-blog.jp
「幼稚園のHPが見られないよー!」という方がいらっしゃったら上記アドレスをご案内ください。

3/18もお休みです [事務連絡]

幼稚園は、年長園舎側の天窓のガラスが割れてしまい、また、ゆり組の吹き抜けの壁にヒビが入りました。
プールに向かうさくら組隣の外廊下も沈下してます。
水道、電気の復旧が見込まれませんので、どんぐりくらぶは明日以降もお休みします。
三連休明けについては未定ですが、余震を考えてお休みだと思っていた方が、いいと思います。

また、幼稚園HPのTOPページが表示されません。原因は不明です。
ブログはご覧の通り更新できますので、下記アドレスをお友達などへお知らせください



3/17から当面休園です [事務連絡]

3/16 23時30分頃に発生した地震により
3/17(木)からしばらく休園です。

◆電気不通
◆水道不通
の為です。

卒園式が終わり、明日からどんぐりクラブの予定でしたが、ご協力ください。

幼稚園を見回りましたらはガラスが数枚割れていました。
明るくなってから再確認します。
また、随時ブログにてご案内いたしますが、
バッテリーが・・・・無い(泣)

余震が続きそうですで安全にすごしてくださいね!

アンケート [日記]

今、年長さんの卒園式の練習が終わって事務所に戻ってきました。園庭では、年中さんと年少さんが思い思いに遊んでいます。事務所の前の椿の木に木登りしている年少々さん…たくましい。

さて、毎年年度末に行っている各学年のアンケートが続々と集まってきました。幼稚園生活の感想や、ご意見が書いてあってタカシ先生も、「うむうむ」と納得したり、「ほぅ〜」とほくそ笑んだり、「なるほど!」と腕組みしたり、「あちゃぁ〜」と頭を抱えたり。

そんな中で、「あちゃぁ〜」なご意見を紹介しましょう。

年長さんのアンケート
①担任と直接話す機会がない。相談したいことがあってもできない。手紙だけでは伝わらないことがある。(お1人でこの3つ)
◆ですよね〜。そういうご意見が毎年あります。しかし、その点の解決策は毎年お話していますよねぇ。「土曜日の登園日に登園してくださいね。」と。きっと、このようなご意見をかかれるご家庭は、土曜日登園していないはずです。だって、土曜日は登園者全員が保護者と登園降園となり、担任と話したいご家庭は、正門からクラスまできて担任をつかまえて話してますから。子どもが、教室まで駆けていっちゃって保護者の方が置いてけぼりになり、機会を逃しちゃう場面もあるようですが。
通常保育の時は、他の子もたくさん登園しています。「担任と話をしたい!」と思っているご家庭が、何人も何人も担任と話をしていては保育が進まない上に、子どもから目を離すことになるでしょう。ですから、朝の登園時や降園時に、担任の先生を独占していてはいけません。

毎年話をさせていただいてますが、担任とお話をしたい場合は、比較的担任にも保育にも余裕がある土曜日の登園日に是非お話してくださいね。毎回土曜日保育の参加有無のお手紙が行きますので、その返信に「相談がありますので、土曜日参加します」と持たせてくれればいいと思います。今年は、コロナで土曜日開園が全部できなかったことが残念でしたが。


②園長先生がもう少し親しみやすい方がいい
◆まさしく「あちゃ〜」ですね。ワタクシは親みやすくないんですか?そうですか。そうですよねぇ〜。こんな風貌ですし、決して優しい顔じゃありませんし、最近はマスクをしているので、でかい目が更に眼光鋭く見えることでしょう。説明会などでは、話が長いし、幼稚園からのお願い「時間を守ってください!」「夜は寝せてください!」等々ビシッと言っちゃいますからねぇ。

ん?「親しみやすい方がいい」ということは、タカシ先生と仲良くなりたいということ?!そうかぁ。それはすまないことをしたなぁ。でも、子ども達はタカシ先生にとても親しみをもっているようなので、勘弁してくださいね。その証拠に、年長さんには、いつもタカシ先生に見せてくれる笑顔の写真をあげましたので、それを見て保護者の方は「あぁ、私には愛想悪いけど、子ども達はタカシ先生に親しんでいるようね。だったらいっか」と思ってくださいね。
ちなみに、他の方のアンケートには「『その写真』の子どもの笑顔が印象的」と書かれてありました。そう、その笑顔はいつもタカシ先生に向けて発せられている子どもの笑顔なのです。

別の方のご意見にも「『タカシ先生がとても厳しい』→すみません(汗)入園する前のイメージです。」と、ありました。こちらは「実際はそうでもないのね。」とお分かりいただけたようで安心しました。印象って難しいですね。

ちなみに①と②のご意見は、同じ方によるもの。

一方で、「園長先生が優しい」「タカシ先生をはじめ、先生や友達がすてき」「園長先生の個性的なキャラクター」「園長先生の視点がおもしろい」「守ってくれている」「タカシ先生をはじめ、先生方がすばらしい」そして!「入園から2ヶ月半も泣きながらの登園で心が折れそうでしたが、園長先生に役割をもらい、また友達ができたことで泣かずにいけるようになった」等のご意見も頂いています。

タカシ先生、風貌はかえられないけど、こっちのご意見を励みにがんばっていきます。

あの笑顔 [日記]

嬉しい出来事がありました。

中村幼稚園に、自閉症の子が在籍していました。10年以上も前の事です。年少さんから入園して2年間。年長組に進級するこの時期にお父様に辞令が出、転勤で相馬を離れたお友達です。

彼は屈託のない笑顔で幼稚園生活を過ごしていました。しかし在園期間言葉を発する事はなかったと思います。時折喃語のようなものを発していましたが、それが自分の意思なのかどうか、こちらではわからないほど。教員にも友達にも興味を示さず独りでいることが多く、しかし笑顔で園庭に座り込み砂遊びをしている姿が目に浮かびます。

クラスからホールへの移動などは、なんとなく同級生についていく感じ。いつも笑顔でいるので、行事においてもそれ自体を楽しんでいるのか、そうでないのか。保護者の方もその辺りは心得ており、お遊戯会などの本番は自主的にお休みすることが多かったご家庭です。

そのようなお子さんですので、砂を食べてしまったり、遠くを見ていたり。その都度担任は、声をかけ続けました。それでも返ってくるのは、笑顔だけです。それほどの自閉症の子です。

先に書いたとおり、途中で相馬を離れてしまったので、その後の生活は、風の便りでしかわからず、この時期になると「どうしているのだろう…」と気がかりになる記憶に残る子の1人です。

その彼が今日、遠く中通りから幼稚園に挨拶にきました!今日は、福島県内の高校入試の日で学校がお休みとのこと。支援学校もお休みになったので、何をしようかと考えていたところ、彼が中村幼稚園に行きたい!と意思表示をしたとのことです。

このポイントは「意思表示」です。一緒にこられたおばあさんの話によると、彼はやはり今でも言葉を発せないそうです。しかし、文字を書くことが出来るようになり、自分の要求を時折筆談で伝え、また今では趣味で毛筆をしているとのこと。

面影は変わらずあの笑顔なのですが、びっくりしたのはその身体の大きさ!ゆうにタカシ先生を越え、おばあさんにおんぶをしてみせるのですが、おばあさんが潰れてしまうのではないかと思うくらいに大きくなっていました。「こうしておばあちゃんのことが大好きでいてくれるんですよ」とおばあさまも目を細めて話してくださいます。学校では優秀で先生に褒められることも多く、そんな話をされているのを聞いている彼は、その大きな体をジャンプさせて喜び、懐かしそうに正門から幼稚園を眺めるのです。

そうそう、あなたの定位置は、すみれ 組前のサッカーゴールの後ろ。そこに両足を投げ出して座り、砂遊びをしていたっけね。

帰りには、やはり言葉は出ず不器用に頭を何度も下げて帰っていきます。幼稚園の時とは違ってすっかり大きくなった彼の背中に「〇〇バイバイ、ありがとねぇ〜」と手を振ると、こちらを振り返り、あの笑顔を見せておばあちゃんに肩を組んで車に乗り込みました。

あの時のタカシ先生は、あなたが何を思い、何を考え、何を感じているのか、本当にわからなかったんだ。もしかしたら、タカシ先生の事はもちろん、担任の先生も、中村幼稚園の事でさえも全然わかってないと思っていたんだ。でも、こうして月日が経って、君の心の中に、そしてあの笑顔の中に「中村幼稚園」が残っていたことを今日初めて知って嬉しく思うよ。中村幼稚園に入園してくれて、ありがとう。