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万国旗デビュー

今週に入り、清々しい秋晴れですね。こんな日は、やっぱり外遊びが一番。と言いたいところですが、幼稚園ではただいま体育フェスティバルの練習が真っ盛りでございます。ですから、この秋晴れの下で、鼓笛隊の練習をしたり、フォークダンスをしたり、もちろんかけっこをしたりと、ほんと「本番が今日だったらいいのになぁ・・・」と澄んだ青空を見上げるタカシ先生なのであります。

そして見上げた青空には今日からカラフルな万国旗が映えるようになりました。そうです!タカシ先生が昨日お友達が帰った後に園庭に万国旗を掲げたのであります。その時間帯には、時間外保育のお友達が園庭で遊んでおり、タカシ先生が国旗掲揚塔に万国旗をくくりつけ、ロープを引いて「ぶぁさぁ〜」っと掲揚すると、園庭のお友達は大はしゃぎです。天を仰いで「なんでなんでなんで?なんでこんなに旗を揚げるの?!!」と大騒ぎ。そんなお友達にタカシ先生は「なんでだろうねぇ〜」と意地悪に返すと、「そうだそうだ!運動会だ!」とピンときてぴょんぴょん跳ねるのであります。

さて、そんな幼稚園に今日も幼稚園見学のお友達がやってきました。ちょうどその時、万国旗の下では年少さんのかけっこの練習。タカシ先生とお母様は雑談をしながらそんな年少さんを目を細めて眺めておったのです。「まったく、子ども達を見ていると笑いシワが増えてしょうがないんですよぉ〜」なんて。その前を年少さんがかけていくと・・・

お母様の後ろで遊んでいた未来の中村幼稚園っこが、現年少さんの後を追いかけて駆けていくではありませんか!タカシ先生も「おっとっと・・・」なんてお母様を置き去りにし、お友達を追いかけました。すると、その未来の中村幼稚園っこは、円周をしっかりと走りゴールまでかけて行ったのです。その満面の笑みったら輝いているのなんのって。その足でお母様のところまでかけていき、笑顔いっぱい。ついでにゴールテープを持った担任も駆け終わった年少さんも、順番待ちをしていた年少さんも笑顔いっぱいになるのでした。

来年の今頃は、万国旗の下でかけっこデビューなはずだったのに、今日園見学にきたお友達は一足お先に、万国旗デビューを果たしたのでありました。昨日万国旗を揚げておいてよかったー( ^ω^ )

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台風12号による措置について

本日、NHKのお昼のニュースにて、台風12号による大雨の情報がありました。特に、明日午後から明後日未明にかけては、さらなる大雨に注意が必要とのことです。
つきましては、下記のお手紙を本日9/23に発出いたします。
保護者の皆様におかれましては安全第一を念頭におき災害に対する準備をお願いいたします。

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       令和2年9月23日
保護者 各 位
     学校法人中村中村幼稚園
     園 長  荒 崇 志

台風12号による自由欠席の措置について

 取り急ぎご連絡いたします。
 非常に強い台風12号が9月24日(木)から25日(金)にかけて暴風域を伴ったまま福島県沖を通過予報です。予報では、台風の中心は25日(金)の幼稚園開園中に通過し福島県沖を北上しますが、24日(木)から大雨になる予報になっています。
 つきましては、バス運行と、幼稚園関係者の安全を考慮し、9月24(木)25日(金)の両日を自由欠席日といたします。送迎できるご家庭のみ、登園してください。

 また今回は、緊急連絡網を使用しません。連絡不備が予想されますのでお友達同士などでも情報交換をお願いいたします。

     記

下記の通り台風12号により、バス運休・自由欠席日の措置を執ります。
        
期日:令和2年9月24日(木)
   令和2年9月25日(金)

備考:
●欠席の電話は、必要ありません。 
●朝に役員さんからの電話連絡は、ありません。 
●登園者は、お弁当を持たせてください。
●どんぐりクラブはありますが、なるべく利用しないで済むようご配慮ください。

 台風12号は、ゆっくりとした速度で、大雨が2日間に渡る予報です。雨台風で、昨年10月のような災害も懸念されることから、状況によっては教員の登園も危ぶまれます。24日(木)夜半の天候や市内の状況によっては安全を考慮し、場合によっては25日(金)休園にすることがあります。
その場合、各ご家庭において避難などをされている場合がありますので、連絡ができないことが想定されますのでHPをご確認ください。

荒天にならなかった場合は、安全第一の措置ですので、どうぞご理解ください。

     以上

【17:30追記】
 降園時間は通常通り13:30からです。登園園児全員が送迎になり、また荒天が予想されますので、学年ごとのお迎えの時間(年少13:30から40 年中13:40から50 年長13:50から14:00)を順守してください。
 また、月極どんぐりくらぶ利用者も16時前のお迎えも可といたしますので、お手紙を持たせてください。

遊びの深まり

つづき

こうして始まったリレー遊びですが、なんだか盛り上がりすぎなのです。なぜって?それは、バトンを受け渡す位置が第3コーナーと第4コーナーにもあるのです。中村幼稚園の園庭がいくら広いとは言え400mトラックもあるわけではありません。しかしそこには確実に第3コーナーと第4コーナーにバトンを待ち受けるお友達がいるのです。タカシ先生は、円周の白線を引くときに、スタートラインをしっかりと書き、リレー本番に備え、また、クラス対抗の練習でもその通りにやっているのです。リレーではバトンの受け渡しは1カ所なはずなのに・・・。

なぜか解ります?そうなんです、盛り上がりすぎて本来のバトンを受け渡す位置からジリジリと後退していってしまい、まずは第4コーナーへ。「それじゃ、バトンといち早くもらえんわい!」と、本来のバトンの受け渡しをするスタートの位置から第3コーナーへ移動しちゃっているというわけ。
その写真がこれ(>_<)
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第4コーナーじジリジリ下がるの図。本来のバトンの受け渡しは、一番左でしゃがんでいる子の辺り。

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第3コーナーにも群がるの図

こうして、100M×4のオリンピックのような本場のリレーになってしまうのです。(第2コーナーには誰もいないけど…)

さて、そんなリレー遊びをみていた年長担任。タカシ先生はお友達と同時に担任にも視線を落としておったのですが、この様子をただただガン見。バトンの受け渡し位置が、移動しようが、第何コーナーにできようが、お友達が途中で割り込もうが一向にお構いなしなのです。保護者の皆様がこんな場面を目の当たりにしたなら「スタートとバトンの受け渡しはココ!皆はココで待ってるの」なんて子ども達、もしくは自分の子を優しく諭すでしょう。

しかし中村幼稚園の先生は「ガン見」でおしまい。口出しは一切しないのです。そんな先生をみてタカシ先生も「よしよし」と目を細めるのです。

なーんでか。それはね、元来子どもの遊びというものは「自由」なのです。年長組さんが自主的に始めたのは「リレー」ではなく「リレー遊び」遊びには子どもなりのルールはあるけれども、それは子どもが決めたルールであって、リレーである必要は全くないのです。ですから何がどうな風に発展(この場合は第4コーナーと第3コーナーにバトンの受け渡し位置ができたこと)していくか、させていくかは子どもに任せるべきなのです。そこでお友達が「それはずるいぃぃ〜」とか「俺もそこにいく〜!」とか「早く持ってこーーーい!」とか、そういう子ども達同士の駆け引きや折り合いがあって本当に楽しめるのです。

ですが、自由過ぎると大変なことになります。例えば逆走したり、走る場所にしゃがんでみたり。いわゆる子どもであるが故に未熟で怪我につながるような事。そうならないように先生方は「ガン見」しておるのです。

そしてもう一つ。こういう場面で先生が「こうした方がいいんじゃない?」とか「こうした方がうまくいくよ!」などとアドバイスしてしまうと、子ども達の熱は一気に冷め、一時はうまくいっていても、数分後にはちりぢりに散ってしまい、遊びが続かないのであります。そんな失敗をタカシ先生は何度しでかしたことか・・・。

ということで、中村幼稚園の子ども達も先生方も、リレー遊びを通して子どもの遊びの深まりを楽しんでいるのでありました。そして、タカシ先生はその2者をみていて、「深いなぁ…」と腕組みするのでありました。

子どもの姿

令和3年度入園希望者の幼稚園見学も佳境に入ってきました。毎日未来の中村幼稚園っ子が、幼稚園の様子や現役の中村幼稚園っ子の生の姿を参観していきます。今年も「自慢の」年長組さんの姿に目をまん丸にされたり、年少さんの可愛さの目が細まっている見学者の皆様です。

さて、そんな「自慢の」年長組さんですが、本当に自慢な年長さんなのです。

最近の年長さんは、リレーの練習に余念がありません。年長さんともなれば、勝ち負けの概念を理解し、勝てば嬉しい。負ければ悔しい。という、心の動きが出てくるものです。ですから、クラスのみんなと力を合わせてバトンをつなぐ「クラス対抗リレー」には、並々ならぬ思いがあるのです。最近になって、気候も秋らしくなり毎日のようにリレーの練習をしているのですが、それ以外にも練習する姿が見られます。それは、朝の自由時間。

タカシ先生が正門で登園してくるお友達にご挨拶をしていると、早くに登園してきた年長さんの女の子がかけてきて「タカシ先生、お願いがあるの。白い線引いてくれない?」って。「何をするの?」と聞き返すと「リレーの練習!」というのです。ですからタカシ先生は、「リレーの練習かぁ…。それじゃぁ、バトンが必要なんじゃない?!」って聞き返すと、自分の両手をパーにして見つめ「忘れた!!」と、踵を返して教室へ駆け戻っていきます。そんな女の子の背中をみながら、ちょっと正門を留守にし、タカシ先生は女の子の背中を追いかけてライン引きを持ってくるのです。

女の子がクラスからバトンを持ってくるのと、タカシ先生がライン引きを持ってくる姿を見つけた他のお友達。自然とスタートの位置、つまりバトンの受け渡しの位置に集まってきて「まーぜーて!」ってチームを作り始めます。そんな事をしている間にタカシ先生は「はいはい、どいたどいたー!!」とライン引きで円周を引き、ぐるっと回ってくる頃にはチームもでき、よーいドン!なんつって、リレーの練習が始まるのです。

つづく

ホームページ>復旧しました

20.09.15 13時
根本的な原因は不明ですが、HP復旧しました。
あぁ〜大変だった。

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ただいまHPの調子が悪く、表示されないページがあります。
原因不明・・・
しばらくご迷惑をおかけいたします。
ブログは、ご覧の通り大丈夫です。

タカシ

経験

今週からかけっこの練習が始まりました。暑い日が続きましたので、なるべく炎天下にならないよう午前中の早い時間に行い、終わったらプールに直行!というルーティンです。

さて、今年はコロナの為に「春の親子運動会」が開催できませんでした。それでも先生方は子ども達に「1学期のその時期に経験させておかなければならない!」と、園庭ではかけっこ遊びなどを取り入れていました。それらの様子は、HPのお庭の写真に掲載しています。毎年の恒例行事を、縮小もしくは中止という形にせざるを得ないのは仕方がないのですが、やはり幼稚園行事と言うものはお友達を成長させます。練習だって「本番」があるからこそ気持ちが入る、というのは、大人も子どもも一緒です。

でも、1学期に経験していないものがありました。それは、スタートのピストル。しかも、これからのかけっこは全園児円周を走るのです。スタートの位置から第1コーナーを攻め、第2コーナーで転ばないように注意をし、バックストレートでスピードにのり、第3コーナーを回ればゴールはすぐそこ。このように円周を走ると言うのは、スタートの位置からゴールテープが見えないので結構難しい。さらに、ピストルの合図で走り始めるのですから、難しさに拍車をかけているのです。ですから、1学期の親子運動会でのスタートピストルの経験は非常に大きい。

その経験をせずにいた年少さん。タカシ先生がスターターの位置につき、ピストルを青空高く上げ「よーーーーい!」といったところで誰も「よーい」の格好をしてくれません。タカシ先生が大袈裟に右手を前にだし、左手を後ろに引いてお手本を見せても「なんじゃそりゃ・・・」とか「走る前にその『よーい』の格好をする意味が解らん」みたいな冷たい目線をタカシ先生に向けるのです。この光景、例年だったら春の親子運動会の光景なんだけどなー(T_T)

ということで、やはり子ども達の経験というものは本当に大切なのであります。

勉強

皆さんお勉強は好きですか?率先して「好き好き好き!!!」という人は本当に稀だと思います。最近タカシ先生は、現役東大4年生のお友達ができ、「オヌシは、なぜ日本の頭脳東大に入ることができたのだ?そこ(東大入学)を目標に猛勉強しておったのか?」と問うてみたところ「いえいえ、勉強が趣味だったんです。なんというか、ハマったんですね。趣味なので勉強って意識があまりなくって・・・。そしたら入れちゃったんです」だって。タカシ先生の予想とは全く異なる回答が返ってきて、お口アングリだったのであります。勉強が趣味ってなんじゃい。つづいて、「しかし東大には君とは違って、『東大入学が目的』で猛勉強し入ってきてる学生もいるだろう?」と聞き返すと何て答えたと思います?「あーそういう人が多いかもしれませんね。でもそういう人と付き合うとあまり面白くないんですよ。勉強のことしか知らなくて。私は、そういうふうにはなりたくないんです」とキッパリ。そして、私と知り合った翌週には、中国→東南アジアへ旅立ったのでした。

さて、中村幼稚園の先生も現役東大生に負けず劣らず日々勉強をして自己研鑽をしておるのです。なにせ「教育者」ですからね。かくいうタカシ先生も毎週のお便りを書くのに、保護者のみなさまが共感できるような記事や子育て情報はないかとつらつらと本を読んでいたりするのです。

そして、その他にもお勉強しなければなりません。そこで問題です。ここから下に出てくる女の子は何に扮しているでしょうか?

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はい、わかった方はお勉強できていますね。

幼稚園の先生ってこういうお勉強もしなければならないんですよ。なんとかレンジャーとか、フワッと○ゅあ♡とか、僕○えもんとかね。そういうキャラクターものは一通り頭に入れていなければ、子ども達の話題になんて入っていけません。「メディアはご法度ですよ!」なんてタカシ先生に言われていたって、そんなの無理。適度にそして上手にメディアを使えれば問題ないのです。

かくいうタカシ先生は、これが何の何であるかは「ずばっ!」と分かるので、キャラクターに扮しているお友達を見つけると、ここぞとばかりにポッケからカメラを出して撮影したのです。

実は、この漫画(漫画のキャラなのですが)、タカシ先生が初めて読んだ時は「子どもにはグロい!幼稚園児なんてもってのほか、小学校低学年にもだめだ!!」なんてイキっていたのですが、いざ単行本をめくってみるとマンマとはまっていしまい、小学3年生の息子に催促される前に全巻大人買い。そして息子には「お父さんが読んだらお前に貸してやる、そこでだまって正座をしてまっておれ!!これはお父さんの本なのだ!!」って、なんてひどいしうち。息子は「ははぁ〜。」っと殿様に頭を垂れるが如く良い子になるのでありました。さらに、次号も予約してしまうという、本当にお勉強の虫になってしまったのです。あー早く10月にならないかなー。

ということで、何が何だか判らない方は、お勉強不足なのかもしれませんよ!( ◠‿◠ )あーこんな風に勉強していたら、タカシ先生も東大に入れたかもなー( ̄▽ ̄)