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余韻 [日記]

やっと晴れました。先日、とんでもない夏日になったと思ったら、急に肌寒い日になり雨まで降り出しました。ハーフパンツに半袖ポロだったタカシ先生もさすがに昨日はウィンドブレーカーを羽織っての生活でした。そして今日、やっと秋晴れに恵まれ、朝の園庭は雨上がりでキラキラ輝きその中でさらに年長さんがギラギラと輝いてあそんでいるのです。

先々週の週末には、体育フェスティバルが行われましたが、今日の朝の自由時間にはその余韻を楽しむかのように、年長さんが遊んでいましたよ。年長組のクラス担任がライン引きを持ち出し、何気なく園庭に円周を描いておきました。タカシ先生はそんな様子を見るめ「始まるかな?」と思っていると、円周の内側には「リレーやる人ぉ〜?!」って次々に年長さんが集まってきます。チーム決めも「クラスごとね。ばら組、手あげて!」「はーい!」なんつって、担任がいなくてもスムーズにリレーを始められるのは、日頃の練習の成果はもちろん、年長さんがリレーを心から楽しんでいたからでしょう。

そんな姿をテラスで見ていたタカシ先生の前に、自慢げな顔をしてやってきた年少さん。手には、画用紙を持ってご満悦です。そしてタカシ先生に差し出したその画用紙には、万国旗が描いてあります。きっと年少さんの担任が塗り絵のために作ってくれたものでしょう。「これ塗り絵するの?」と顔を覗き込むと、とてもいい笑顔で「うん」とうなずき、クラスは駆けて行ってしまいました。こちらも澄んだ青空に映える万国旗の下で行った体育フェスティバルの余韻を楽しんでいるようです。

万国旗、すぐに外さないで、少しの間飾っておいてもよかったかなぁ〜・・・。

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年長さんのリレー遊び

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年少さんの万国旗の塗り絵

先生、知ってる? [日記]

みなさんこんちは、タカシ先生です。今日の相馬市の最高気温は30度。過去最も遅い真夏日となり幼稚園では子ども達が額に汗をして遊んでいました。こんなに暑い日ですもの、お家に帰ってお昼寝をした後のおやつはアイスですね。

さて、そんな暑い1日。今日も園見学の方がいらっしゃってタカシ先生と一緒に園庭巡り。快活に遊ぶお友達に混じって、未来の中村幼稚園っ子も園庭遊びを満喫しているようです。タカシ先生の案内も終わって「今日は天気がいいので、遊んで行ってかまいませんよ」の声かけに保護者の方も嬉しそう。

そんな未入園児のお友達が遊んでいる間、タカシ先生は事務所の前に座って年中組のお友達とお話しをしていました。

女の子は「ねぇねぇ、わたしタカシ先生の事スキなのしってる?だから抱っこして♪」なんていうのですが、流石に5歳になっている年中さんは重くて重くて・・・。ですから、「え?5歳だけど抱っこして欲しいの?どれどれ・・・」なんてだっこしてあげる仕草をしてあげようものなら「あ、やっぱいい。ギュってするだけ」なんつって、ハタと自分の年齢に気づき、愛情表現を変えてみたりしてさ。

そんなやりとりをしていたのを見た男の子。「タカシ先生、知ってっが?!ピーマンには3つの色があんだど!」なんて目をまんまるにして言ってくるのです。もちろんタカシ先生は知ってはいるのですが、そこはタカシ先生。知らぬふりをして「ピーマンは緑色って決まってっぺした!!」と返すとその男の子「うぇ〜タカシ先生知らねーのが?ピーマンにはな、緑色の他に、黄色と赤があんだど!!」なんて、さらに目ん玉をまんまるにして言ってくるのです。そんな情報にタカシ先生も自分のでかい目をさらにまん丸にして「ほんとが?黄色と赤もあんのが?○君はピーマン好きなんだな!」なんて話に乗ってあげているというのに、その男の子、急に態度を変え「俺はピーマン嫌いだ。トマトなら食えっけど」だって・・・。タカシ先生、心の中で「き、嫌いなのかよ、ピーマン」って呟いたその次。またまた

「タカシ先生知ってっが?!」蝶々を捕まえて羽根をさわっぺ?そうすっどな手に羽根がつくんだ!」って話題を変えられました。もちろんタカシ先生は「(はっはぁ〜ん、それは羽根ではなくて鱗粉だな)」と思いつつも、「羽根つくのが?すげーな!!」と返すないなや「その羽根がな、手につくとな、人間も空、飛べんだど!知ってが?背中に羽根生えでくんだがんな!!」と丸くまった瞳を爛々とさせて教えてくれるのです。

そんな友達に「んなわけねーべ、そらな鱗粉って言ってだな・・・」なんて野暮な答えはしません。タカシ先生は「羽根生えでくんのが?んじゃ、今度蝶々取ってみっぺな!んでも、蝶々ってトンボと違って、あっち行ったりこっちきたりして撮るの難しいんだよな。○君取ったら教えでな!!」って言った途端。正門の前に咲いている朝顔に、モンキチョウがひらひらと。「蝶々いだ!!」なんて追いかける○君ですが、それは正門の向こう側。万が一○君が、モンキチョウをゲットして指先に鱗粉をつけた瞬間、羽根が生えっちゃって飛んで行っちゃたら、タカシ先生困っちゃったな。

と、思う暑い1日でした。そして、相馬弁最高(*^^*)

幸せのお裾分け [日記]

10/3の日曜日。中村幼稚園では、体育フェスティバル(秋の大運動会)が開催されました。蔓延防止の措置が明けたところですが、今年度も学年ごとの分散開催。タカシ先生としては、おじいちゃま、おばあちゃまなどの家族の皆様にも中村幼稚園の子ども達の姿を見てもらいたいところなのですが、保護者の参観も2名までという感染対策を執っての開催となりました。
そんなもんで「ちょっと寂しい体育フェスティバルになっちゃうかな?」と思っていたのですが、なんのなんの。当日は台風一過の澄んだ青空に恵まれ、そんな秋空にはトンボと万国旗がゆらめき、その下で中村幼稚園のお友達が元気いっぱいに競技を披露してくれました。

かけっこはもちろん、お遊戯や競技。テラスで自分の子どもやお友達に視線と声援を送る保護者の皆様の表情は、子ども達のそれ以上に輝き、中には「ウルウル」してしまっている方もいらっしゃいました。特に、最後の体育フェスティバルになってしまう年長さんの鼓笛隊の時。あんなに賑やかな中村幼稚園の園庭がシーンと静まりかえり、太鼓の音が園庭いっぱいに響いているその様子をタカシ先生は密かに滑り台の上から眺めていたのですが、視線が釘付けというのはこの事をいうのでしょう。

本来なら、全園児の競技を皆で応援してあげたいところなのですが、このご時世では仕方ありません。でも、少しゆったりして子ども達の競技を見ることができ、また学年ごとの開催で人数も少なかったことで、動画や写真などの撮影にはもってこいだったかと思います。体育フェスティバルに来られなかったご家族みなさんにも、是非中村幼稚園の体育フェスティバルの楽しさを分けてあげてくださいね。

そして、タカシ先生にもこんな楽しい写真のお裾分けが。タカシ先生いつも写真撮ってるばかりで、こんなところを撮られているなんて。中村幼稚園って幸せな場所でしょ?(^^)
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