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日本一の卒園式

今日は平成27年度 第85回 中村幼稚園卒園式でした。
いやぁ、今年の年長さんもすっかり「自慢」の年長さんになって卒園していきます。入園したばかりの時は、トイレやお弁当、お友達が出来るかしらと、小さな手をつないで心配しながら登園してきたというのに、今となってはその手を振りほどいて「すたすた」と自分の教室へ向かうのですから、ホントたくましくなったものです。

卒園式も、立派にできました。1人1人お免状をもらうその姿勢とタカシ先生の目を見つめるその瞳は素晴らしいものでした。そしてこの在園期間中その瞳でどんなものを見てきたのか。その小さな身体で何を感じてきたのか。タカシ先生は、知っているつもりでも、それは子ども1人1人違うものでしょう。

さて話は変わりますが、卒園式終了後に9年前に卒園したM君が中学校卒業と高校進学の報告に事務所に見えました。独りで来た彼も、9年前の正しくこの日に、幼稚園の制服を着てこうして卒園していったのです。そしてお決まりのタカシ先生の質問。「幼稚園での思い出は?」と。彼が覚えていたのは、「初めての居残り(現どんぐりくらぶ)でお迎えが一番最後になってしまい、事務所にきてタカシ先生と2人でミッケ(絵探し絵本)をやった事。あとは、沢山遊んだ事。そういやぁ勉強なんてしなかった。遊んだ思い出しかないなぁ」と、事務所から年長組の方を見て昔を懐かしんでいました。こうして、自身の進路の変わり目に母校ならぬ「母園」を訪れてくれるのはとても嬉しいものです。

今日卒園していった年長さんも、6年後には小学校を卒業し、3年後には彼のように中学校を卒業するでしょう。その第一歩となる中村幼稚園の卒園式を今日無事に終え巣だっていきました。そして、幼稚園の平成27年度のHP更新も今日でお終いです。また来年、心機一転更新していきますので、春休みの間しばしお休みです。

最後に卒園生の皆さんがこれから先よいお友達に恵まれ、健やかに成長される事を願っています。


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あーこんなに保護者の皆様が見てる。。。緊張するのは、子どもだけではありません(^^;)

全員揃って

全国各地で卒園、卒業のシーズンまっただ中ですね。中村幼稚園の卒園式はまだなのですが、修了式、卒園式を目前に控え、今日は平成27年度の在園児が全員揃う最後の日でした。

タカシ先生は、午前中卒園式の練習。その後、今年度卒園する年長さん1人1人へのメッセージ書きに勤しんでおり、お庭で遊ぶ事ができなかったのですが、お弁当を食べ終わってお庭で遊ぶ子ども達を眺めていると、「よく、ここまで大きく、逞しく、優しく成長したなぁ・・・」と赤ボールペンの手を止めてしまうのです。

事務所の窓には、タカシ先生の最近の流行「切り紙」が沢山貼ってあり、それを見上げる年長さんの姿を見るのも今日が最後。3年前には滑り台にびびっていたお友達も、今では「カンカンカン」と軽快に階段を駆け上がり、颯爽と滑り台を降りてきます。鉄棒なんてぶら下がることも出来なかったのに、今では「ひょい」と逆上がりをして見せます。クラス前のテラスに目を向ければ、縄跳びに興じている集団もあれば、数え歌を歌いながら長縄を跳んでいるお友達も。

向こうのジャングルジムでは、「オレがジャングルジムの王者だ!」と言わんばかりにてっぺんに登って吠えているお友達もいれば、砂遊びが大好きで大きな砂山を作っては踏みつけ壊している姿も見られます。「せんせーかくれんぼしよう!」なんて担任に抱きついている女の子のその表情を見ると「このままずっと幼稚園にいればいいのに・・・。」と思ってしまいます。

しかしこの子達は次登園したら、一つ大きくなって上の学年に進級し、年長さんは小学校へ進学です。ずっと小さいままで、なんていうわがままなんて言ってられませんね。

そんな全員が揃う最後の日の今日の登園時間。お天道様には、珍しい虹が架かって、登園してくるお友達を見守っていましたよ!
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そういえば

今年に入り、お手紙も書いているのでなかなかブログの更新が出来ないタカシ先生です、どーも。

先月行われた保育参観。年長組の保護者の皆様は「涙、涙」な参観で、それに追い打ちをかけるようにタカシ先生が、面白いDVDをつくってくれたもので、ある保護者の方は「タカシ先生、あれは反則(^o^)」とか言ってくれ、大いに喜んでいるタカシ先生なのです。

さらに、只今学年アンケートを行っており、その中に「タカシ先生の素敵なブログ楽しみにしていましたよ。」なーんて書いてあったものですから、こうして保育時間内にブログを更新するという、単純なタカシ先生なのであります。タカシ先生に限らず「男」というものはごく単純な生き物ですので、こうして褒める、認める、共感する等男心をくすぐっておけば、皆さんの手のひらでいいように転がりますので、そこんとこは押さえた方がいいですよ。

さて、そういえば先週の金曜日にこんな事がありました。そのおかげで今日のタカシ先生の太ももは筋肉痛なのでありますが・・・。

年長組の参観の際、「ったく、今年の年長男児は、タカシ先生とサッカーをしないんです。いつもこの時期になるとサッカー大会が終わり『タカシ先生サッカーやろうぜぃ!』なんてサッカーボールを小脇に抱えてやってくるのに、今年の年長男児は1回もない!!1回もないんですよ!!!」なんて檄を飛ばしたところ、多分家で皆様が「タカシ先生に挑戦してきなさい!!タカシ先生をやっつけてからじゃないと卒園させないからね!!(ガルル・・・)」なんて言ったんでしょうね、保護者の皆様が。そんなもんで、数名の男児が「サッカーやろうぜぃ〜」なんて誘いに来たのであります。

そんな見え見えのお誘いにタカシ先生は「あんた達にタカシ先生に勝てない、だからイヤだ」なんてそっぽを向くと、「タカシ先生そんなに強いの?」なんて顔をのぞき込むのです。「ったりめーだろー!オヌシらとサッカーやったら100対0で勝てる」なんて吹いたものですから、男児のプライドが大きく揺さぶられ「だったらやってごらんよ!やってみないとわかんないでしょ!!」なんて言い返すのす。かくして平成27年度初、タカシ先生VS年長男児のサッカーの試合の幕がきって落とされたのであります。

タカシ先生VS年長男児とは言っていますが、負けたくない輩もおり「オレタカシ先生チームー」なんて援軍になってくれるお友達が数名いたりして。そして、そんなサッカーに興じている年長男児を見て「混ぜて!混ぜて!混ぜて!」なんてあっという間に大人数のサッカーになり、敵は増える一方。そんな増える一方の年長男児を片目に「ぬおぉぉぉぉぉぉ!」と年長男児をなぎ倒しながら進む「ブルトーザードリブル」に、年長男児がおしっこをちびらす程すさまじい「稲妻シュート」。さらに、空いたスペースへボールを蹴り1人で走り込む「お一人様パス&テレポーテーション」によって、ものの10分で4点をゲットするタカシ先生。

いつもは、おしりを掻きながら「おはよー!」なんつっているのに、今日の動きはキレッキレ。その姿を見た年長児は1点を返すのがやっとで「た、た、たタカシ先生すごい」と、今更ながらタカシ先生を見直し、「明日、いや明日は土曜日だから月曜日、月曜日もう一回サッカーね!!」と男の契りを交わしてお集まりに行くのでありました。

ぬははは!100点は取れなかったけど、タカシ先生の完勝なのであります。ま、1点献上させてあげるなんてタカシ先生もまるくなったものです。と、そして本日は雨也。いやぁ、40過ぎてサッカーすると筋肉痛。しかも2日おいてからくるんだから、今日は雨でよかったなー!!(^o^)