SSブログ

サッカー大会 [日記]

W杯の熱が冷めて、Jリーグがもう直ぐ開幕ですね。タカシ先生大変申し訳ないのですがJリーグには全く興味がなく、贔屓の野球球団もなく・・・。ニュースで「今日のスポーツは…」とか「今日の熱盛り!!」とかを見ては「ふぅ〜ん」って感じ。WBCとかW杯は好きなんですけどね。

さて、WBCやW杯よりも気になるスポーツニュースは、やっぱり幼稚園のサッカー大会でしょう!ここにも熱いドラマがあるんすよ。

火曜日に年中さん。今日は年長さんのサッカー大会だったのですが、担任ともども大盛り上がりなのが、年長男児のサッカー大会です。年長男児の気合いの入れようにはこちらが舌を巻くほどです。

年中さんや年長女児のサッカー大会は、なんつうか、「いくわよぅ〜」的というか「ボールコロコロ、入っちゃったわ〜」みたいな、闘争心はちょびっとしかない和気藹々としたサッカーなのですが、年長男児のそれは「俺の背中には国…いや、クラスの命運がかかっているんだぜ」とでも言いたげな空気。目指すはあの黄金に輝くトロフィ。というわけです。

そんなわけで、キックの精度も高く、シュートも稲妻級。中には三笘の奇跡の1mmをも上回る微妙なラインからのシュートもあったりして。この盛り上がりは筆舌しがたく、タカシ先生は毎年ブログを書くのに困ってしまい、こんな写真ばかり載せて誤魔化すのです。

20230216.jpeg
どうです?この気持ちの入れよう(笑)負けて男の悔し泣き3人組!!

ポーケットのー中には〜♪ [日記]

「♪ポーケットのなかには〜ビスケットがぁ、ひっとっつ♪」なぁんて歌がありましたね。みなさんこんにちは、タカシ先生です。

今日は、年少さんと年少々さんが、ビスケットではなくクッキーを焼いたんですよ!昨日クッキーの生地作りを見学させてもらった年少さん。それはそれは、今日のクッキー作りを心待ちにしていて、「タカシセンッッセ、あしたね、っくっきーつくんの!」なんて目をランランとさせて訴えに来たほどです。自分で作ったそのクッキーは、ひとつづつ小袋に入れられお家にもちかえりました。きっと今日のおやつ、もしくは、夕飯のデザートは、手作りクッキーですね!

さて、ポッケではなく、カバンに入れて持ち帰ったクッキーですが、年長児のポッケにはクッキーではなく「あるもの」が忍んでいたと思います。

帰りの時間、タカシ先生がお迎えのお友達のお名前を呼んでいると、背中を丸めてコソコソとやってきた年長男児。片方の手を右のポッケに突っ込んでほくそ笑んでいます。タカシ先生は、そんなお友達に「お母さんに見つかるなよ!」と忠告すると、これまたほくそ笑んでタカシ先生を見返し、笑顔でお迎えに来られたお母さんの元へ帰っていくのです。

車の前まで背中を丸め何かを隠して帰途につく年長男児。タカシ先生は知っています。その右のポッケには、ピカピカに輝く金メダルが入っていることを。きっと今までがんばって練習してきたのでしょう。そして今日、念願の金メダルをゲットしたので、お母さんを驚かそうという魂胆なのでしょう。そう!今日は年中児と年長児は、運命の縄跳び大会だったのです!!

車に乗って金メダルを見せられたお母さん、びっくりしただろうなぁ!!(^^)


ところで、ビスケットとクッキーの違いってなんでしょうね?

まめまき [日記]

今日は節分。豆まきです。
と書いたところでふと思ったのですが、2/3の文面毎年一緒ではないか?と…。
ということで、過去を遡って見返しました。

-----------
2016年(7年前)
今日は、日本全国の幼稚園で豆まきが行われたことでしょう。そして、夕食後には、各ご家庭でも「おにはー外!!ふくはー内!!」と声高らかに豆まきが行われることでしょう。そして毎年この時期のニュースといったら、うら若きかわゆい幼稚園の先生が、真っ赤な全身タイツを着せられ、鬼の面をかぶり、頭に角を生やして「ぐっはっっは!悪い子はいねが〜」なんてやっているのですから、なんとなく「お・き・の・ど・く♪お気の毒」と思ってしまうのです。かといってタカシ先生のような鬼の面を付けなくても鬼の様な顔をしている園長先生が鬼になってしまったのでは、かわゆい園児達のトラウマになりかねませんので、そこにも注意が必要なのです。

なぜこんな事を書いているのかというと、豆まきというものはですね、一家の主そう「家督」が行うものなのです。家内安全、開運厄除、所願成就、焼肉定食の為に行われるものなのです。ということで、パパさんが「いつもイクメンができないからな、今日くらいは鬼の役になってお面をかぶり、豆でもぶつけられてやっか」なんてそんな甘い考えではイカンのです。

そんな甘い考えで豆まきを行うと、いつもはニコニコのママがここぞとばかりに子どもと手を組み「(日頃の・・・)うぉりやぁ!!」と豆を本気でぶつけ、子どもたちも「そーだそーだ!!」と豆をぶちまけるので、鬼の役のパパさんは、ベランダもしくは外に「わちゃちゃ、そんなに本気にならないでよー!」と追いやられ、外に逃げ出したとたんに「あー清清した。(がちゃ)」なんて、パパが外に出ているのにもかかわらずカギを締められちゃうのであります。

ということで、中村幼稚園のパパさんは、鬼になるのではなく家督らしく豆をわしづかみにし、「え〜これから豆まきを行う。おまえ達の泣き虫鬼を追い出す。ママの、怒りん坊鬼を追い出す。そして、パパのお寝坊鬼を追い出すので、心して豆をぶつけられるように。そして終わったら年の数だけ豆を拾うのだぞ。ママ、あなたは23個ではない。嘘つき鬼は許さんぞ。2と3が逆であるからしてそこんところ十分に注意するように。では、参る(コホン)おにはーーーーそと!!ふくはーーーーうち!!」と声高らかにやるように。

かくして幼稚園でもクラスの長である。担任が、お友達めがけて豆を蒔き、幼稚園の園庭いっぱいに鬼が整列し、タカシ先生に連れられて神妙に鬼ヶ島に帰ったのであります。めでたしめでたし。

--------------
2009年(14年前)
今日は豆まき誕生会。ホールで2月生まれの誕生会をした後に、学年毎豆まきをしました。普通幼稚園の豆まきと言ったら先生が鬼の役をし、お友達が豆を思いっきりぶつけて鬼を追い払うという「イベント」あるいは「形だけ」の豆まきでありますが、中村幼稚園のそれはちょっと違います。

先生が、鬼に扮したお友達に「鬼はー外!!福はー内!!鬼のめんたまぶっつぶせー!!」」と、お友達に豆をぶつけるのであります。「元来豆まきというものは、家長たる父親が鬼を追い払うことで権威を示すものであった。」とインターネットフリー百科事典ウィキペディアに書かれてあるように、お友達の心の中にいる「泣き虫鬼」や「いじめっ子鬼」を、クラスの家長たる担任がやっつけてくれるのであります。

さて、色とりどりに塗られたカワユイ鬼さんが、ホールに大集結しましたよ!今から豆をぶつけられるとも知らずに、カワユイ鬼さんはドキドキワクワク(*^_^*)なんだか楽しそうです。お面をかぶった隣の赤鬼をみては「豆、何個拾えるかな?」とか後ろの青鬼のお友達を見ては「豆ぶつかったら痛てーかな?」とか、それぞれに豆まきを楽しみにしています。

そしてはじまった豆まき・・・。音楽に合わせ逃げまどう鬼に先生が「鬼はー外!!福はー内!!鬼のめんたまぶっつぶせー!!」」と、豆をバラバラとまき始めました。そりゃぁ、もうお友達のボルテージは上がりっぱなし(・∀・)ワァワァキャァキャァとホールを所狭しと逃げますが、先生のまく豆が、バラバラと降ってきてお友達に当たります。一通り巻き終わったところで終了。「つぶれてない豆を拾っていいよー!」って笑顔で先生に言われると、今度はホールに這い蹲って、踏まれていないピーナッツを拾いはじめます。

そしてポケット一杯にそれを詰め込んで「スゲー楽しかったな!!オレ10個も拾った!!」なんて自慢げにポッケの中の豆を見せてくれるのでした。今年もお友達の中の悪い鬼が豆に追いやられて出て行ったかな?

--------------
2007年(16年前ここに出てくる園長はタカシ先生のお母さん。先代園長です。)
「おにはー外!ふくはー内!鬼のめんたまぶっつぶせー!!」って園庭に威勢の良い声が響いております。「誰の声?」ってそりゃぁ決まっているじゃないですか「園長先生」ですよ。タカシ先生はその威勢の良い声を聞く度に「マメをまかなくても、園長のその声で、鬼どころか一般の人まで逃げちゃうわよ」と、陰でブツブツ言っております。

で、「鬼は誰?」って?子ども達に決まっているじゃなですかー。幼稚園によっては、かわいらしい女の先生が、カラービニール袋で鬼のコスプレをして園児にマメをぶつけられる「あれー」なんて逃げ回る風景がTVなどで放映されますが、中村幼稚園のそれは子ども達にマメをぶつけます。子ども達の心の中に潜んでいる「泣き虫鬼」や「イヂワル鬼」「甘えん坊鬼」などを、先生にマメをぶつけてもらって追い出すのです。もちろん、お友達は製作の時間に作った鬼の面をかぶって・・・。

またこの鬼の面もいいじゃないのー。赤鬼や青鬼はもちろん、ピンク鬼や中にはレインボー鬼?の様なカラフルな鬼もいたりして、「むむむ・・・こんな可愛い鬼達にマメをぶつけるのは気が引けるなぁ。」と、一瞬マメをまくのをやめちゃおうかと思う程のいいできです。

そんなもんで、今日の幼稚園の園庭には、無数の鬼達がワサワサとはしりまわるのでした。節分が過ぎたら立春。暦の上では春になりますねー。卒園まであと少しだっ!!
--------------
以上
ってな具合で、タカシ先生は、過去の豆まきの日記を読み返して、「タカシ先生って全く成長していないわ・・・」って落胆するのでありました(ガクッ)


ちなみに、ブログは2005年4月まで遡れますが、その前も書いていたはずだなぁ・・・と記録を見てみたところ1999年(平成11年)からこの無枯泉(むこせん)が始まっていました。無枯泉とは「かれないいずみ。幼稚園にいると泉から水が溢れるようにネタが尽きない」というタカシ先生の造語であります。その当時は、インターネットやウェブ閲覧ができないご家庭が多かったので、ブログの内容をお手紙にして発行していたんですよ!

タカシ先生の剣道歴は44年。そしてその次に長く続いているのがこのブログ、24年。剣道も、幼稚園のネタも本当に尽きることがありません。

みなさんは、何か続けていることありますか?

お遊戯会 [日記]

こんばんは。タカシ先生です。今週月曜日はお遊戯会でした。皆さんいかがでしたか?
幼稚園史上初であろうと思われる平日開催。保護者の皆様へは、お仕事の調整等大変ご迷惑をおかけいたしました。また、卒園児の兄姉に弟妹のお遊戯を見せてあげる事ができなくてごめんちゃいね。

例年よりも1ヶ月も多く練習ができた、お遊戯会。タカシ先生は、練習も飽きちゃうんじゃないか?と心配していましたが、なんのなんの。子ども達は飽きるどころか、他のお友達のお遊戯を覚えちゃうくらいお遊戯を楽しんでいたようです。

幼稚園行事というと「発表のために」とか「本番に向けて」とか、なんというか本来「子ども達自身が楽しむこと」が幼稚園教育であるはずなのに、やらされてる感というか、楽しい以前に出来栄えを気にしたりとか、その為の練習。そういう風潮が垣間見られませんか?

幼稚園便りでよく「本番までの過程」というお話しをしますが、今年の子ども達もお遊戯会の練習を存分に楽しんでいました。中にはタカシ先生のように、ダンスが苦手でロボットみたいにギクシャクしちゃうお友達もいたでしょうが、そこは中村幼稚園の先生の凄いところ。興味を持つように。子ども達が動きやすいように。その子のできる範囲で指導をしていきました。

本番の雰囲気にのまれてしまい、登壇できなかったお友達もいましたが、タカシ先生は知っています。お遊戯会の練習には心から楽しんで参加していたことを。そして、市民会館での舞台練習では、皆が登壇してお遊戯をしてくれたことを。

保護者としてはどうしても「本番の姿」しか見えないので心配される方もいることと思いますが、そこに至るまでの過程は本当に楽しそうでしたので、ご安心ください。

そして、タカシ先生は別の意味で記憶に残るお遊戯会なのでした・・・(悔涙)

2302022.jpeg
舞台裏②練習の成果か、余裕の表情 ლ(^o^ლ)

2302021.jpeg
舞台裏①本番直前で、気合入ってる!