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痛い

幼稚園で生活していると、お友達が少々の怪我をすることがあります。それが一大事の怪我にならないよう、教職員は日々子どもに目を落としておるのです。もちろんタカシ先生も怪我を未然に防ぐように目とおでこを光らせ、子どもの動きの許容範囲を超えるような「無謀な動きや遊び」に関しては「くらーー!」って叫び声を上げるのであります。難しいのは、子どもの動きの許容範囲をどこまで認め、どこから認めないかのバランスですね。何せ子どもには、それぞれの運動能力があるし、年齢や、年少さんには月齢の差も大きいですからね。それでも、先生方の想像もしないところで怪我をしてしまうのが「子ども」というものです。

今日の帰りの時間、タカシ先生が正門でお迎えに来たお友達の名前を呼び一段落していると、影の方から尋常じゃない泣き声がするのです。すかさずお友達が「○君がぶつかった!」とタカシ先生の所まできたので、タカシ先生も慌てず騒がず泣き声のする方へ行ってみました。

すると、年長さんが年少さんの肩を抱き「ゴメンね、ゴメンね」と謝っています。どうやら二人でごっちんこした模様。様子を見ると、悪気があったわけでもなさそうです。それでも年少さんは泣きやまず、右足のスネの辺りを抑えておるのです。

あまりの泣き声に「もしや・・・」とちょっと緊張して年少さんの所へ行き、「立てる?」って聞くと小さく頷き立って見せました。ちょっと安心して「事務所に行こうか?」と声をかけるとこれまた小さく頷いて歩くのですが、その歩き方がまた尋常じゃないくらい「びっこ」を引いておるのです。本人にとってはとても痛いんだろうけど、その様子はこっちが吹き出しちゃうほど大げさ・・・。いや、大げさじゃなく痛いんだと思うんですけどね。

で、事務所の前に二人で座り「どれどれ」って足を見ると、赤くもなっていないし、すりむけてもいません。なんだか大丈夫そう。それでも、タカシ先生は暖かな大きな手で「おぉ、痛かった痛かった」って何回も何回も足をさすってあげるのです。「手当」とはよく言ったもので、そうすると痛みと涙が治まり、「もぅ大丈夫。」なんつって、遊びに出かけるお友達・・・・なのですが・・・。

自分でズボンをまくり上げ「おぉ〜痛てかったぁ・・・・」って自分の足を見下ろしてさすりながら行ってしまった年少さん。でもその自分でさすってる足、タカシ先生がなでてあげた痛い方の足じゃないんですけど・・・(-_-)

とまぁ、痛すぎてどっちの足が痛かったのか忘れちゃったという、年少さんのお話でした。

1/19の放射線量

9:00前後の園庭の放射線量

●地上高約70cm:0.128マイクロシーベルト/時
◆タカシ先生のズボンポケットの高さ。
 測定器をラップに包んで、1分30秒放置後の数値の園庭10地点の平均。

■孫(ソン)さんカウンター
●地上高7cm:0.1988マイクロシーベルト/時
◆測定方法 リード冷凍保存バックに入れ園庭10地点30秒ごと3回計測の数値の平均。

◆園庭中央
●地上高70cm:0.13
●地上高7cm:0.173 0.221 0.143(孫さんカウンターで、30秒ごと3回計測の数値)