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小さなダンプ [日記]

今日から12月。師走です。12月は、あっという間に過ぎていき、2023年もあっという間に終わってしまうことでしょう。

さて、今週明け。相馬市は強風に見舞われました。特に日曜月曜は、酷い風で冒険の森の落ち葉が吹雪のように園庭に舞っていたのです。どこぞやではわざわざ落ち葉を集めて「落ち葉のぷーる」なんてやっているようですが、中村幼稚園ではそんなことしなくたって吹き溜まりに落ち葉がたまり、自然と落ち葉のプールになっています。そんな落ち葉を今度は子どもたちが砂場のバケツに入れて運んだり、両手いっぱいに集めて運んでいくので、園庭いっぱいに落ち葉が広がっています。

今週中頃には、打って変わって雨模様。長雨とはいわなくても、朝方にザーッと降る雨で、せっかく集めた落ち葉が濡れてしまいます。そうすると扱いが厄介になるのです。湿った落ち葉は、箒で掃いても重くて集まらず、さらには濡れているので捨てに行くのが大変なのです。ですので、午後から雨予報だった水曜日の午前中にタカシ先生はKトラを園庭に停め、園庭を埋め尽くしている落ち葉掃除をしていたのです。

すると、やはりウチの子どもたちは優しい。「タカシ先生お手伝いしてもいい?」と砂場のバケツをもってタカシ先生の足元にやってくるのです。「いやぁ〜助かっちゃうなぁ。落ち葉をトラックにいっぱい入れてもらうと嬉しいよ」と快諾をし、一緒に落ち葉掃きをするのです。

タカシ先生が「てみ」というおおきな塵取りのようなものに落ち葉を集めて運んでいると「それ貸して!」と年長男児がタカシ先生から奪い取り「ががががが・・・・」とショベルカーのようにして落ち葉を集め、トラックに乗せていきます。もちろん、バケツや両手いっぱいに落ち葉を持ったお友達も同様です。

そんなてみを持ったお友達のおかげで、竹箒で落ち葉を集めることに専念できるタカシ先生。一箇所にあつめた落ち葉を、お友達が次から次へと落ち葉を運んでくれ、それはあたかも小さなダンプカーのよう。一回一回は少ないのだけれどその数が多くこまめに運んでくれるので、小一時間で園庭を埋め尽くしていた落ち葉が片付きました。Kトラの荷台も落ち葉でいっぱい。

タカシ先生1人で落ち葉掃きをしていたら午前中いっぱいでも終わらなかったことでしょう。ほんとに助かっちゃった。

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これが「てみ」

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集めてできた「落ち葉の山」