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よーいどん [日記]

久しぶりにいい天気!「五月晴れ」という言葉がぴったりな1日でした。そんなお天気の下、タカシ先生、今日は園庭でピストルを鳴らしてみましたよ!

今園庭では、親子運動会の練習が行われています。今年も分散開催になってしまうので、他の学年の競技がみせてあげられないのが残念ですが、コロナ禍に慣れたお友達は、「運動会は学年毎にやるもの」という思いがあるようで、全然戸惑うこともなく、子どもらしく元気にそして楽しそうに練習に励んでいます。

GW明けから少しずつ練習してきたのですが、今日は天気も良いし、気分も良いし、先生方も「今日は全部練習してみようか!」なんて腕まくりをしてやる気満々。ですのでタカシ先生も「よぉ〜し、今日はかけっこのスタートでピストルをやっちゃおう!」と、持ち出したのであります。

しかし、ピストル歴20数年のタカシ先生は知っています。年少さんにとってピストルは走ることよりも難関であることを。大きな「ぱぁ〜ん!!」って音にビビっておしっこちびっちゃっては、走るどころではありません。ですからタカシ先生は、年少さんが走る前にこう言うのです。

「今日はね、ピストルをやってあげるよ。『ぱーん』って大きな音が鳴ったら走るんだからね!おっきな音だから、遠くで鳴らしてあげる。それでも怖い時は『こうやっていいからね!』」って自分の耳を両手で塞ぎタカシ先生の大きな目を「ギュッ」とつむってみせるのです。

かくして、タカシ先生は年少さんから少し離れてスターターの位置につき、「よーい!!」って高々とピストルを青空高くあげるのですが、今年はなんだかビビリの年少さんがちょっとしかいない。毎年、年少さんのそれには耳を塞ぎ両目をギュッとつぶって、ワンテンポ遅れてスタートするその姿に、タカシ先生は胸がキュン♪として、「もう少し離れてあげようね!」なのですが、そんな子がいないのも、ちと寂しい・・・。

ということで、今年初めてのピストル。年少さんは、タカシ先生のピストルにビビらず、期待外れなのでちょっとがっくし、なのでありました。

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ちょいびびり、ひとり ^ ^