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女子会 [日記]

未明の雨で、幼稚園の新緑がキラキラとしている朝、柄にもなくタカシ先生も「お肌がしっとりするわ」なんて思っていた午前中とはうって変わって午後からは、脂ギッシュなタカシ先生です、まいど。

さて、そんな清々しい朝の時間、今日も元気に年長児は朝のお仕事を済ませると園庭に駆け出てきます。8時半を過ぎ、正門がしまってタカシ先生の視線も正門外から180度回転し園庭の方へ向くと、今日は何故かしら女の子が数人タカシ先生の足下へやってきて、ペチャペチャとお話がはじまりました。

「タカシ先生あのね!私の下の妹、私が小学校へいったら中村幼稚園に入るんだよ!」「うちもうちも!!」なんていう話題から
「昨日はじぃじと一緒にランドセルを見にいった」だの
「おじいちゃんが竹に登って落っこってここ(頭)を怪我した」だの
「プリキュアのおもちゃが欲しい」だの
「コロナが流行っていて(単身赴任の)お父さんが帰ってこられない、残念。でもTV電話で話してる」だの
「タカシ先生はお休みなにしていたの?」だの。

そうそう、タカシ先生は週末年中さんの娘の誕生日だったため、娘のリクエストの応えてたこ焼きパーティーをしたのですが、たこ焼きと一緒に自分の指まで「ジュッ」っと焼いてしまい「あっちっちっちっちー。」と慌てたところ、裏返していたたこ焼き1個が吹っ飛んでいってみんなで大笑いしたんだよ。なんて話をしたら、女子がその話に食いついて大笑い。「うちにもたこ焼きのプレートあるー。たこ焼きしたーい」なんて。

そうそう、タカシ先生は幼稚園に来る前に、関西に本社があるちょっとした建設会社にいたのですが、その社内の半数は関西人で、通用語は「関西弁」で、当然生活様式も関西なもんで「一家に一台たこ焼きプレートがあるのはあたりまえやんけ!お前は持っとらんのか?それでも日本人か!!アホ!」と、関西人特有の悪気のない乱暴な言葉遣いに圧倒され、たこ焼きプレートを持っていなかった相馬の田舎者のタカシ先生は、天と地がひっくり返るくらいびっくりしたっけ。それから20数年。関西の粉文化は音を立てずに相馬まで忍び寄っていることを今日知ったのです。恐るべし関西粉文化。

閑話休題
そんなこんなで、タカシ先生は、一人女子会へ混ざっている肩身の狭い男子になってしまいましたとさ。今日、お友達のお家ではたこ焼きパーティーかなー?