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新入児 [日記]

2学期に入って、3組の新入児が入園しました。年少さん(男)1名と満3歳児2人(男女)です。年少さんは、転園児で、集団生活にも慣れており、最初こそ浮かない顔で登園していましたが、ここ最近、正門でお母様の手から離れ、1人でクラスに向かう姿で、タカシ先生も「慣れるのが早いなぁ」と感心しています。

対して、満3歳の年少々さん2人は・・・?

なんかね、今年の満3歳児にタカシ先生は絶大な人気がありまして、いっつもタカシ先生の周りには満3歳さんがくっついて回るのです。

1人目の満3歳児の男の子は、正門にタカシ先生の姿が見えると「タカシせんせー!」なんつってお母様の手を離し、かけて寄ってきます。そして振り返りもせずにタカシ先生と一緒にお部屋に向かうのです。その間も「タカシ先生、タカシ先生」こんなことをお母様にお話ししたら、「おうちにいても、いつも『タカシ先生タカシ先生』って言ってるんですよ。どれだけ好きなのかしらね」と笑顔で話してくださいました。

2人目の満3歳児は女の子。今日は、お姉ちゃんがお休みでちょっと浮かない顔での登園です。お母様が「今日は姉がお休みなので、ちょっと機嫌が…」と言いながら、女の子を抱っこしてきました。ですので、タカシ先生も「ありゃま、お姉ちゃん風邪ひいちゃったかな?」と抱っこして預かると、タカシ先生の腕の中で「ぎょうは、いぎだくないんぼん。ママがいい」といって涙がポロリ。そんな子どもの言い分をよく聞いてあげながら「そうだよねぇ」と深く頷きクラスまで一緒に行くのであります。

登園時間で正門は開いたままですので、タカシ先生はクラス担任に1人ずつ預け正門まで戻ってくると、早々に男の子がクラスから駆け出てきて、正門にいるタカシ先生を見つけて「タカシ先生!タカシ先生!!」と満面の笑みで手を振っています。「はいはぁ〜い!」と手を振りかえすと、ほんとご満悦な表情になるので見ているこっちまで笑顔になっちゃいます。

朝の登園がほとんど終わり、正門を閉めてテラスに戻り座っていると今度は、女の子です。知らない間にタカシ先生の膝にちょこんと座り「ママがいいの」と呟いています。そんな女の子の気を紛らわせようと、脇腹あたりを「ツンツン」と突つくと、今までの甘えん坊な表情が一変し、大きな目でタカシ先生を見返し「やべて(やめて)!!」なんてキッと睨むのです。そのくせして、他の満3歳児がタカシ先生の膝の上に座ろうとすると、自分のお尻をフリフリして座らせないように邪魔しちゃったりして。しまいには、「タカシ先生の事務所にいきたいな」なんて猫撫で声で見上げるものですからタカシ先生も「お集まり終わったら遊びにおいで」なんて応えてあげるのであります。

入園してまだ1週間の3人の新入児。それぞれに幼稚園の楽しいところを見つけて過ごしています。

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タカシ先生の膝の上は、いっつも満3歳児が占領しています。