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参観日 [日記]

今週は全学年の保育参観が行われました。
ここ数年コロナ禍だったので、保育参観を行えなかったり、人数を制限した参観のみで、学年懇談がなかったりしたのですが、今年は通常通りの保育参観が行えました。

入園、進級して3ヶ月。子ども達の園生活を目の当たりにした保護者の皆様はいかがだったでしょうか。

コロナ禍により、学年懇談で行われるワタシからの話もなかったので、今年はいつも以上に気合を入れたというか、久しぶりに緊張したというか、なんつうか「なんだかどんな感じだったけな?」と過去の園長挨拶なんかを見返していたのですが、それを通り越してど緊張だったのが年長担任でしょう。

年長組の学年懇談で、日頃の園生活の様子や子どもの姿を保護者の皆様の前で話している時に、制作で行われる「折り紙」の話になったのです。

「年中の時に二双舟を教えて折ったのですが、それがなかなかできなくて、年長で再びやってみたんです。それが、あっという間にできるようになってて・・・。あ、(保護者の)皆さん二双舟わかります?」なんて話があったので、前で聞いていたタカシ先生。「○先生折ってみなさいよ。今ここで。見なきゃわからないって」なんて無茶振り!!

「え?!ぅえぇ〜〜!!!?」なんて担任が絶叫しつつ、滞りなく折り紙が用意され、保護者の目の前で二双舟を折らされると言う・・・。○先生も「ぅうっ!手、手が震える・・・」とかなんとか言いつつも、「ここがこうなって、ここをこうして・・・わかりますか?」なんて実況しながら。タカシ先生も「そこの袋折り、袋折が難しいんだよ。」なんて茶々を入れながら無事完成した二双舟。「さらにですね、この二双舟のここをこうして折り返すと亀になるんですよ。こう言う折り紙を沢山していましたよ。」と、ほっと胸を撫で下ろし、保護者の皆様からも「おぉぉ!!!」と感嘆の拍手をもらうのでありました。

保護者の皆様にとっては、子どもの姿を見られる保育参観ですが、幼稚園教諭はその準備の為に、色々試行錯誤したり、保護者の皆様にどう言ったら園での子どもの姿をわかってもらえるのかと、この1週間日々準備を整えていたのです。

そういうタカシ先生も、色々準備していたのですが、その内容に年長保護者の皆様から失笑を買っておりました。だって、うちの娘「ぜんざい」なんて知らないし食べさせたことないんですもの・・・。語彙って何気に大切ですよね。