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満3歳児 [日記]

先週の金曜日に「内緒のお仕事」をして1週間を終えたタカシ先生。週が明けるのを心待ちにして月曜日を迎えると、ほら!登園してきたお友達や送ってこられた保護者の皆様は、一様に園庭を見上げて「鯉のぼりだ!」と自然と笑みをこぼしてくださいます。そんな姿を見ながら皆様を迎えるタカシ先生。「グフフ…」とほくそ笑むのであります。

さて、2週目も終わって保護者の皆様もお友達も、新しい環境に少しずつ慣れてきた頃でしょう。慣れてきた頃に、もう一度幼稚園から配布されている資料を読み返してくださいね。

タカシ先生。今日は年少さんが園庭に出てきた頃を見計らって、鯉のぼり舞う園庭に出てみました。年少さんがクラス帽をかぶって、園庭や砂場で思い思いに遊んでいるのですが、事務所の前で一人砂場のおもちゃのお皿とカップを持って悦に浸っている満3歳児のお友達がおりました。

タカシ先生が事務所から出ると、そのお友達と目が合い「一緒にあっちであそぼっか?」と顔を覗き込むと「コク」と頷き、お皿にカップを乗せて左手をタカシ先生に差し出します。「手を繋いで」の合図でしょう。そんな小さな手を見逃さないタカシ先生。そっとお友達の手を握ると、そのちっちゃな手でタカシ先生の人差し指を「むぎゅ」と握ります。その小さいこと小さいこと。「おわぁ〜ちっちぇー手だなーーー」なんて思いながらお友達が持っているお皿に乗せたカップが落ちないよう、事務所から国旗掲揚塔の方にゆっくりゆっくり歩いてききました。

国旗掲揚塔の下に座って砂遊びを始めると、今度は同級生の女の子がやってきて「じっ」っとこっちを見ています。「一緒に砂遊びしようか?」と声をかけてみると、声にならない声で「(ふむ」」と頷き、向こうの方にかけていきました。

先のお友達と「ありゃ、あっちに行っちゃったね」なんて話しながら戻ってくるのを待っているのですが待てども待てども戻ってきません。挙句の果てには砂場の方にいる先生と一緒に何かお話をしているようで「向こうで砂遊びしちゃったね。まいっか」なんて話していると・・・

とびきりの笑顔で、しかも両手に砂場のおもちゃを一つづつ持って戻ってきました。きっと向こうの砂場で砂場のおもちゃを「かしてー」って交渉していたのでしょう。その交渉が成立し、やっとおもちゃを持ってやってこれたというわけ。

かくして、満3歳児2人は、タカシ先生を加えた3人で砂遊びを満喫するのでありました。全く、満3歳児は、お話しなくても意思疎通できるんだから、不思議だわ。

ってことで、タカシ先生と砂遊びをしたい満3歳児、若干名途中から入園できますよ(笑)

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タカシ先生と砂遊び(^ ^)