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冒険の森 [日記]

今日はあいにくの雨模様でしたが、今週、実は冒険の森が開いて子ども達は元気いっぱい冒険の森で遊びました。

この時期の冒険の森は、害虫もいないし、何より新緑燃ゆる森の中なので、とても心地がいいのです。そういや、園長先生の本棚というページを新設し、タカシ先生が今までに読み漁った本を掲載しているのですが、この度読み終えた「子どもが心配@養老孟司」の著書の中に「幼少期は特に、自然のなかに身を置くことが大事」とか「子どもは木に登りながら落ち方も学ぶ」とか「子どもは外で遊ぶことが基本」とか、そういうセクションの章があったりして、「フムフム、しかし、木から落としてはいかんな」とか思っていたのです。いや、木に登りながら…のセクションはそういうことを言ってるのではなく、危ないのは、大人が気を利かせて「ヒョイ」と高いところにあげること。つまり、子ども自身の「危険」と判断する機会を奪ってしまうこと。というふうなことが書かれてあるのですがね。ちなみに良い内容なのに星が満点ではないので、養老先生はお医者様であり教育者ではあるのですが、ちょっと専門的な言葉が多くて、凡人にタカシ先生には一部、何の事を話しているのかわからない箇所があったのです。たとえば、fMRIと光トポグラフィの研究と開発なんてセクションは、何度も「光ポトグラフィ」と読んでしまい、「ん?ちがうな・・・」なんて本の内容がよく頭に入らなかったりしたのです。

閑話休題

そんなもんで、養老先生も一押しの自然の中に身を置き身も心も清め五感を研ぎ澄ませ、子ども達は、新緑包まれ、そこから漏れる木漏れ日に照らせれ、そよぐ風に身をまかせ、土の匂いを嗅ぎ、アリを発見して驚き、昨年落ちたであろうどんぐりをつまみ、ドカンのトンネルを潜って「変な匂いがする!」と大騒ぎし、長い滑り台を滑ってちょっとびびり、ゆらゆら丸太ばしを渡ってバランスをとり、山小屋に入って悦に浸り、落ちている葉を眺めて「なんじゃこりゃ」と疑問を抱いていたりするのです。

そういう子ども達を見ながら、タカシ先生は冒険の森のミクロの世界を見つめるのでした。
あー今週はマイナスイオンで満たされたなー!!

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新緑で写真自体も鮮やか!

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タカシ先生が見つけたミクロの世界