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冬の匂い [日記]

おはようございます、タカシ先生です。朝っぱらからブログの更新です。忘れないうちにね。

今朝の朝イチの自由遊び。年長児が登園し、朝の仕事を終えて園庭に駆け出てきました。タカシ先生は週明けということもあり(いや、いつもなのですが)寝ぼけ眼で正門に立ち「はよーございまーっす!」と登園してくるお友達を迎え入れています。登園してくるお友達も「おっはよー!」「ぉはょ」「・・・。」などなど、気分が乗ったり乗っていなかったり。まぁ、月曜ですからタカシ先生もなんか「1週間の始まりだっ!今日も全開だぜー(ブインブイン)」なんてことにはならないので、「まぁ、来たくない日もあるよね。暖機運転して金曜日にMAXになるように少しずつ調子を上げて行っていこうねー」なんて思いながら、すぐれない顔で登園してきたお友達と手を繋ぐのであります。しかし、そんなタカシ先生と同じお友達はごく少数派。先に書いたように年長児は快活に庭で遊始めるし、年中さんはテラスで縄跳びを数えてもらっているし、年少さんは冒険心丸出しで自分のクラス以外のクラスへ探検にでかけているのです。

さて、そんな朝のひと時、サッカーに興じていた年長男児が血相を変えてタカシ先生のところへかけてきました。小脇にボールは抱えていません。

「先生!タカシ先生大変っ!!なんか・・・・クサイ!クサイんだ!」って。んもぅ、鼻がひん曲がるじゃないかと思うほど顔をしかめてやってきたので、「なぬ?猫のウンチでもあるんかいな?!」と聞き返すと「ウンチの匂いじゃない!」というのです。タカシ先生も不審に思って、マスクを外しお友達と鼻をクンクンさせながら匂いのする方へ案内されますが、タカシ先生は何も感じないのです。しかし年長児は「ほらほらっ!!ここだここ!」と言って園庭の少し窪んだ場所を指差し「こっから匂うんだ!なんか燃えてる!燃えてるコゲの匂いだ!」といい、地面に両手をついてまさしく犬のようにクンクン。まさか、地面の下のマグマが・・・なんてSFの世界のようなことが一瞬頭をよぎったのですが、そんなわけがありません。しかし言われてみれば、何かこう、枯れ草を燃やすようなそんな匂いがしないでも…ない。

幼稚園は高台になっており、下の方は広い田園になっています。稲刈りの時期なんかは「籾殻」を燃やして煙が立っていることがあるので、「冒険の森の方に行ってよう。田んぼの方でなにか燃やしてるかもね」なんてお友達を連れ下の田んぼの方を見てみるのですが「煙はでてないなー」なんて首をかしげています。あっちを見たりこっちを見たりと原因を探しましたが、とうとう原因がわからず「なんだなんだ?何の匂いなんだ?」と首を傾げる年長男児にタカシ先生が「冬の匂いかもね〜」なんて何気に返すと「あぁ〜これが冬の匂いなのか!わかった」なんてちょっと納得したように受け止め再びサッカーに戻っていくのでした。

みなさんには、今日の冬の匂い感じられましたか?