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年少さん

みんさんご存知と思いますが、タカシ先生の見た目はなんつうか「強面(こわおもて)」で近寄り難く、声をかけにくく、「すいませぇ〜ん」なんて声を賭けようなもならば「あ゛?」なんてギョロギョロの目玉で返されそうな、なんつうか「おぉ〜こわこわ。触らぬ神にたたりなし(くわばらくわばら)タカシの頭に髪の毛なし(お気の毒)」なんていう、まさそう言う容貌ですな。それなのに、最近ではマスクをかけニットの帽子を被りコートを羽織っているんですもの、怪しさに拍車をかけているったらありゃしない。しかしですね、そんな風貌のタカシ先生であってもですね、寄ってくる人がいるんですよ。なんとまぁ、怖いもの見たさとでもいうのでしょうか。物好きとでもいうのでしょうか。

最近タカシ先生が園内をブラついいると、決まって寄ってくるのが年少さんです。「なんか面白い事はないかなぁ〜」なんてお尻をかきながら歩いていると、向こうの方から「タカシせんせぇぇぇぇぇーーーーー!!」なんつって数名の年少さんが団子になって駆け寄ってくるのです。タカシ先生は年少さんに娘がいるとはいえ既に初老の域に片足を突っ込んでいるので「腰」をやってしまっては一大事。屈託のない笑顔で向かってくる年少さんみると「よし、いつでもこい!」と、若手を相手する白鵬のように自然と身構えてしまうのであります。しかし、そこは年少さん。前から来るとは限らないんですねー。そんなタカシ先生に向かってくる数名の年少さんを見ていた、タカシ先生の背後にいる年少さんが、「ぐわしっ!」っと後ろからタカシ先生の足にしがみつき「せーんせ♪」なんて見上げるのです。意表をついた「膝かっくん」に耐えたところで、前から数名の年少さんが今度は塊で、「ぐわしっ!」「ぐわしっ!!」「ぐわしっ!!!」の3連続。タカシ先生は転ばないよう耐えるので精一杯なのであります。

「うひぃ〜、危うくぎっくり腰になるところだったわい」と、その場を去りまた散策していると、今度は満3歳児の女の子がニッコニコでやってきます。今度は後ろに誰もいないことを確認し「こんにちわぁ♪」なんて顔を覗き込むと、これまたタカシ先生の両足に「ぐわしっ!」としがみつきお尻をフリフリしてタカシ先生を見上げます。この満3歳児の女の子は、2学期から入園してきたのですが、約半年で幼稚園にもタカシ先生の顔にも慣れてきたのでしょう。最近タカシ先生を見かけるたびにタカシ先生をとびきりの笑顔で見上げてくれるようになりました。んもぅ〜なんてかわゆいのでしょう。

そして、帰りの時間。バスに乗車するお友達の名前を呼ぶのがタカシ先生の係なのですが、ここでも年少さんがタカシ先生にゾッコン。っつうか、タカシ先生に向かって「おじさーーん!!」とか「よっぱらいぃ〜!!」とか「まめーーー」とか、それはそれはもうからかい放題なのです。時には「おじさーーーーーーん!!!」なんて言いながら突進してきてタカシ先生の股間に頭突きをかましてきたりして。タカシ先生はその度に「ぐはっ!」とか「ぬぉ!」とかいちいち反応してあげるのであります。

全く3学期の年少さんの可愛いこと可愛いこと。こんな姿も今だけで、あと数ヶ月すると胸には年中さんのバッチをつけて、いっぱしのお兄さんお姉さんになるんだろうなーーー。

ということで、子どもって大人より正確に人を見るんですよ。なんて書いてる側から、どんぐりくらぶの年少さんが事務所にやってきて、タカシ先生をからかい始めました(笑)
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からかいが酷くブログが進まなくなったため「事務所では静かにあそんでね」って言うと、大人しくおもちゃで遊び始めたステキな2人♡

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そして、ブログが終わるころに「事務所で遊んでいいですかぁ?」ってやってきた年少さん♡

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そしてそして、さらに集まってきてタカシ先生をからかい始めた年少さん♡