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額の汗

皆さんこんばんは、タカシ先生です。

昨日今日と、額に汗するような夏のような陽気で身体がおかしくなっちゃいそうでしたね。そして、お遊戯を教えている担任の先生は尚更。お友達と一緒に、めいいっぱい身体を動かしてお友達とお遊戯しているんですもの。腕まくりをして頭から湯気が出そうなほどで中には、半袖になっている担任もいたりして、ホント幼稚園の先生は体力勝負です。

そして、額に汗しているのは、先生だけではありません。お遊戯の練習の合間を見て、お庭に出てきた年長児。男の子は、ブラウス一丁になって小脇にはサッカーボールを抱えています。「よーっし!サッカーやるべーー!!」なんつって仲間を呼び集め、サッカー遊びを始めます。しかし今年のそれは例年とまた違った雰囲気なんです。

例年だと様々なクラスのお友達が入り乱れ、「おれこっちチーム!」とか「ジャンケンでチームきめっぺ!」とか。チームが決まれば、誰がどのチームか分からなくなってしまわないように「帽子を反対にして黄色にしろな!」とか、ある年は「そっちチームは腕をまくれな!」とか。とにかく時間をかけたチーム決めから始まるのですが、今年はそれがなく、すんなりさくら組とゆり組のお友達がクラス対抗でサッカー対決なのです。そしてクラス帽をかぶって外遊びだし、いつものクラスの仲間なので明快。さっさとサッカー対決が始まります。クラスの絆ですねー。

しかしそこには重大な問題が・・・。

人数が合わない(-_-)

さくら組5人に対してゆり組は8人。「これはちょっとハンデがありすぎじゃないかなー。」とタカシ先生は腕を組むのですが、子ども達が自分たちで決めて始まった遊びですから、あえてそこは黙って見ておったのです。案の定、ゆり組の攻めの強いこと強いこと。ゆり組のゴールキーパーは暇そのもので、ほとんどさくら組のゴール前でのやりとり。ゆり組のパワーゲームになってしまったものの、さくら組のお友達は、それこそ額から汗を滴らせてボールを追いかけゴールを死守するのでした。

かくして、その勝負は引き分け。この季節外れの陽気の中、額に汗してボールを追いかける年長男児なのでありました。

ところで、ばら組の男はどこへいった?(°▽°)