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令和3年度 [日記]

新年度明けましておめでとうございます。一昨日の始業式。昨日の入園式に続いて、本日より令和3年度が本格的に始動いたしました。

今日は、全園児が揃った初めての日。新入児のお友達は、ちょっと緊張した面持ちで幼稚園に登園してきましたよ。でもね、今日はさほどでもありません。新入児のお友達も、何が何だかわかっていないうちに教室へ行き、何が何だかわからないうちに降園時間になってしまったのです。「あれ?お母さんも幼稚園にくるんじゃなかったの?」なんて思う暇もなかったことでしょう。

タカシ先生もみんなの様子がちょっと心配で「泣いている子はいないかなぁ」なんてポッケに手を入れて園庭をブラブラしていたのですが、今年は。。。いや、今日はそんな泣いている暇もなかったみたい。

一方で、登園させたあるお母様が「心配なんです。3番目の子だし・・・」と。その気持ち、タカシ先生も痛いほどよくわかります。タカシ先生も自分の子を幼稚園にあげるときは、皆様ほどではありませんが、なんというか「オマエ本当に大丈夫なのか?」と心配したものです。しかし、親の心子知らずとはよく言ったもので、中村幼稚園に登園してくると、お友達は子どもの世界でめいいっぱい自己を発揮してくれることをタカシ先生は知っているのでそのお母さんに「大丈夫ですって!3番目は時にココ(心)が鍛えられてますから!」と笑顔で返すのでした。それでも心配なのが「親」というものです。

金八先生風に言えば「親とぃう字わぁ、木の上に立って、遠くからこどもをぉ見ることぉ〜。決して先に手を貸してあげる事ではぁないのでぇ〜っす」という事。しっかり見守って、そして子ども自身も「見守られている」という安心感の中で育っていくものなのでしょう。

さて、今日は大丈夫でしたが、きっと週明けは違います。少し勝手がわかってきて
①幼稚園にお母さんは一緒に来ない
②似たような背丈ではあるが、見知らぬ子どもが沢山いる
③幼稚園には目玉がぎょろぎょろでお髭の生えた怪しいおじさんがいる
という事を本日インプットして帰ったので、登園を渋っちゃうお友達も出ちゃったりするかもしれませんね。でもそんな時こそ保護者の皆様は、遠くの木の上に立ったつもりで「アナタを遠くから見ているから大丈夫よ!」という気持ちをもって、幼稚園に登園してくださいね。そして幼稚園のお母さんである担任の先生に「おねがいしま〜っす!」って預けてください。そうすれば、きっと数ヶ月後には、保護者の皆様の手を振り切って園庭を駆けていく姿になると思いますよ!

この時期は、心配や不安がいっぱいなもの。でも、今日の園庭こんな風に遊んでいる年長さん、年中さんの姿を見れば、来年の今頃はこうなってるんだな、っておもえるでしょう。この子達も、去年、そして一昨年の今日は、お母さんに手を繋がれて涙目で登園してきたっけなぁ。

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令和3年度初日の園庭自由遊び。それはそれは大盛り上がり!