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ウチの場合

歴代の卒園生に「幼稚園の思い出は?」と問うと必ずと言っていいほどランキングに入っている「お店屋さんごっこ」今日はその本番です。

昨日の帰り。タカシ先生がお迎えのお友達の名前を呼び出している時から、子ども達の期待ぶりが伺えました。いつもだったら呼び出されるとすぐに正門に姿を見せるお友達ですが、昨日に限ってなかなか姿を表しません。おおかた「明日はお店屋さんごっこだよな!一緒に買い物すっぺ!」とか「何を買おうかしら?」「私はステッキを買うわ♪」なんて話で盛り上がり、タカシ先生の声が聞こえていないのでしょう。という風に、みんな心待ちにしているお店屋さんごっこです。

タカシ先生にも幸い年少組になる娘がおりまして、昨日の夕食時には「おじーちゃんには、ハンバーガーね!」「お母さんは恐竜がいいって言ってたな。」「お兄ちゃんは何が欲しいの?」「私はお化けがあればいいの。ふぅ〜ってするの!」「ところでお父さんは何が欲しいの?」「手裏剣」「手裏剣なんて売ってない!!」なんて、家族全員分のリクエスをを聞き、「じゃ、明日買ってくるね!楽しみにしててね!」と満面の笑みで夕食を終え、風呂へ入り、7時半には就寝し明日へ備えるという出来の良い娘なのであります。

そういう小学校3年生の兄も「えぇ!明日お店やさんごっこなの?!俺は年少々の時に牛乳パックで作ったロボットを買ったな。年少々だから小さいの買ったんだ」なんて言っておりました。そして、幼稚園に4年通った息子の玩具箱にはお店やさんごっこでゲットした歴代の牛乳パックロボット4体がボロボロになっても入れられており、小学生になるまで捨てられずに大切にとってあったのでした。そして小学1年生の夏頃、お父さんのタカシ先生と一緒に玩具箱の整理を命ぜられた息子は「もぅロボットはいいかな・・・。うん、遊ばないし壊れてきたしな・・・。」と。この「うん、」がなにか自分に言い聞かせているようで、少し寂しそうに処分したあの光景をタカシ先生は忘れられません。

という、お店やさんごっこなのですよ!

そして、今日の帰り。買い物バックをいっぱいにして帰ったお友達。いっぱいになったのは買い物バックだけでなくその笑顔も。中には、数量限定のロボットを2体もゲットした年長さんがいたり、かえり道がてら「これでうちにはロボットが2つになりますよ!」と笑顔で話される年長男児のお母さん。

買い物バックもいっぱい、笑顔もいっぱい、家に帰ったら玩具箱がいっぱい。いっぱいがいっぱいなお店やさんごっこ。今頃、おうちに戦利品を広げてご家族の皆様へお披露目してるんだろうなぁ。
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レストランもあるんだぜ!もぐもぐ♪