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令和6年度幼稚園見学 [日記]

今日、令和6年度入園希望者の園見学が行われました。今日いらっしゃったお友達のお母様は、卒園生なので、タカシ先生も子どもの頃をよく知っているお母さんです。そして今日は、そのお母様。園児からすればおばあちゃまも一緒に来園されました。タカシ先生からすれば、それこそ園児のお母さんが子どものようで、おばあちゃまが保護者のような、なんだか不思議な感じがするのですが、卒園生が立派なお母さんになられて来園されました。

今日は、なんとか猛暑も落ち着き園庭で体育Fの練習をしています。暑さが落ち着いたとはいえ、少し暑いので、空いているエアコンの効いた教室に入り、お母さんになって戻ってきた卒園生とさまざまな話で盛り上がりました。幼稚園は、昔も今も変わってないよ。という感じで。

実はこのお母さん、今日連れてきたお友達がまだお母さんのお腹にいる頃、わざわざ幼稚園を訪ねてきてくれたんです。事務所にヒョイと顔を出したお腹を大きくした卒園生のお母さん。事務所のタカシ先生を見るなり「明日予定日です!」と満面の笑みを浮かべていました。そんな卒園生が、出産を終え、さらに第2子を抱っこして再来園し、幼稚園見学をされて行かれるなんて、タカシ先生感涙極ま極まっちゃいました。

園庭での体育Fの練習が落ち着く頃、教室を出てみんなで園舎を一周りし、クラスを見て回ったり、同級生の年少々さんに混じって園庭での練習を眺めたり。園庭では、鼓笛隊の練習や、年中さんのフォークダンス。年少さんのかけっこに、年長さんのリレー。それぞれ練習が次から次へと行われ、おばあちゃまになった元保護者は「なんて懐かしい」と目に涙を沢山溜めて現役園児の練習を眺めています。その足元では、来年の今頃にはその練習をしているであろう、未来の中村幼稚園っ子が、砂遊びに興じ、「アイスができたよ」なんて砂のアイスをおばあちゃまに差し出すのでした。

こうして、自分の幼稚園に親として帰ってくるその気持ちをタカシ先生は本当に嬉しく思います。ありがとう。


と、話が終わったところで思い出したこと。年中さんのクラス参観をしたときに、壁には「大きな蕪」の絵が飾ってありました。元保護者のおばあちゃまに「娘の思い出帳とってあれば、年中さんのページに大きな蕪の絵があるかもしれないね。孫が入園して絵を描いていったら娘の絵と並べてみると面白いね」と話したところ、この元保護者のおばあちゃま、開口一番「とってある!」と。親が子どもの頃の写真と自分の子の写真を並べることはあっても、幼稚園時代の作品を並べて見比べることなんて、なかなかできないこと。素敵なことですね。

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とある年中児の楽しさ溢れる「大きな蕪」の絵