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混ぜてあげない [日記]

ちわ、タカシ先生です。

これから相馬市は夜半にかけて大雨になる予報ですので、みなさんくれぐれもご注意ください。

さて、雨の日のタカシ先生。今日は当然テラスに腰掛けてお友達と談笑することができません。「天気が悪い日はお友達と遊べないなぁ〜」と思いながら事務所にいると、年少組の先生が「タカシ先生ぇ〜、子どものロッカーの引き出しが開かなくなったので直してくださーい!」ってやってきました。

それは一大事だと、タカシ先生は30cm定規をもって駆けつけ、年少さんが「ここだここだ!」と指差す引き出しに定規を突っ込み、感触を感じながら右に左に動かします。こういうのおおかた、粘土板が引っかかってそうなっているので、その感触を定規を通して感じながら「ここだ」と思った時に引き出しを引くと、魔法をかけたようにすんなり引き出しが開くのです。「あいたあいた!」という年少さんと「あざーっす!」という担任の声を背中に教室をでると、待っているのは、いつもの満3歳児。いつもはテラスに腰掛けているタカシ先生が、年少さんのクラスで何をしているのか気になったのでしょう。

「今日は、テラスでお話しできないね」なんて顔を覗き込むと「コク」とうなづき、定規を持ったタカシ先生手を握ります。手を繋ぎながら「事務所に帰ろうか」とテラスを歩き事務所に向かうタカシ先生と満3歳児。その後ろには「あいたあいた」と騒いでいた年少さん。

事務所までやってきてもクラスに帰るそぶりもないので、今日はタカシ先生と一緒に事務所でおままごとです。おままごと道具を一式だし「おちゃどうぞ」とか「はい果物」ノンタンの絵本を持ってきては「これを読め」と差し出し「アンパンマンとなめくじら」の絵本をめくって、なめくじらを指差し大笑いしたり。

そんな朝の良い時間を過ごしていると、今度はさっきとは別のクラスの先生がやってきてその様子を見、「っうっわぁ〜!!可愛すぎる!!」と、絶叫しておるのです。タカシ先生とママごとをしている年少々さんと年少さんが可愛いのか。それとも、「お茶がうまい、ゴクゴク」なんてままごと真剣に楽しんでいるタカシ先生が可愛いのか。その辺は不明なのでありますが、その教員にタカシ先生は、間髪入れずこう返すのです

「○○先生は混ぜてあげない。」と。