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今年の年長さんの鼓笛隊。そりゃぁもう、今年の年長さんの鼓笛隊も、太鼓ばかりじゃなく、保護者の皆様の心を打つこと間違いなしです。中村幼稚園の鼓笛隊のパート決めは、お友達の希望によって決められています。希望多数の時は、先生やお友達と色々話し合って決めておりますが、大体のお友達が1回は希望通りの楽器を演奏することができるんです。

そんな鼓笛隊の曲の中に「上を向いて歩こう」があります。日本の名曲ですね。フルで歌えなくても、保護者の皆様一部でも歌詞を口ずさむことができるでしょう?さぁ、どうぞ・・・そうそう、大抵がこの部分だと思います「上を向いて、歩こう、涙がこぼれないように」このフレーズは誰もが知っている箇所ですね。鼓笛をしている年長さんが口ずさむのもこの辺りです。

そして、今日の鼓笛の練習後正しくこの部分を口ずさんでいる年長男児がおったのです。男気のある彼が「うえをむぅいて♪あぁ〜るこぉぉぉぉお♪なみだがぁ、こぼれぇ〜なぁいぃよぉぉぉにぃ♪おもいだすぅ〜♪なぁつのひぃ〜♪ひとぉりぃぼぉっちのよっる〜♪」なんつって。そんな男気のある年長さんにタカシ先生はこういったのであります。

「オヌシは涙なんてこぼれないだろう?すっごく強いんだから!」なんて。すると、男の子はこう言い返すのです「ボクだって、なみだがこぼれることくらいあるよ!」って。

ここですよ、良いのは。「泣くことがあるよ」じゃなく「なみだがこぼれることくらいある」というのですよ。ふむぅ〜、タカシ先生は一瞬彼が「ポロリ」と大きな涙を一粒こぼれたところを想像しつつ「ほんとぅ?」って聞き直してみました。

すると、「涙をこぼす=泣く」に気付いたらしく「あ、幼稚園では泣かない泣かない!」と慌てて手を首を横に振るのです。その慌てようがおもしろくって、「んじゃぁどこで泣いてんの?」って聞き返すと小さな声で「ママに叱られたとき」なんて小声でいうのでありました。またその表情も男らしくて好ましく、「まぁ、ママに怒られて涙がこぼれることもあるよねぇ〜」なんてお友達と肩を組み、楽器を片づけに一緒に音楽室へ向かうお友達とタカシ先生なのでした。

「♪上を向いて歩こう〜♪」ってかぁ・・・・(・∀・)