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豆まき

本日は豆まきです。毎年書いていることなのですが、中村幼稚園の豆まきはそんじょそこらの幼稚園の豆まきとはちょっと違います。

きっと今日の夕方のニュースでは綺麗なアナウンサーが「さて、明日は立春ですね!○○幼稚園では、先生が鬼に扮して、子どもたちが元気いっぱいに豆をまき鬼を追い払いました!暦の上では明日から春。今年は暖冬で、既に春が来ているようですね!」なんていうことでしょう。

しかし、そのアナウンサーの心のうちではきっと「幼稚園の先生って大変だわ。あんな真っ赤な全身タイツをはかされて、鬼の役なんて。あれじゃ体のラインが丸見えじゃない?!『お面を被っているから大丈夫!』とか『新人教員の役目よ!』とかいわれ、それを福島県一円に放映されるなんて、本当お気の毒だわ。」と、思っていることでしょう。

実際豆まきというのはですね、家督がするものですよ!おじいちゃんとかお父さんとか。鬼を退治できる子どもは桃太郎とか一寸法師とか、そういう物語の中の子どもであって、やはり家では一番威厳があって、一番強い家督が豆をまき鬼を追い払うのであります。(えっへん)

ということで、中村幼稚園では恒例であります豆まき。クラスで一番怖い・・・もとい強い担任が声高らかに豆をまき、鬼に扮した子ども達に豆をぶつけるのであります。そして豆をぶつけられた子どもからは、「ひぇ〜やめてくれー」とか「こりゃたまらんわい・・・」などと言いながら、意地悪鬼や、寝坊助鬼。好き嫌い鬼や、ゲーム鬼などなど様々な鬼が園庭めがけて逃げていくのでありました。めでたしめでたし。

あ゛?!幼稚園で一番偉くて強いのはタカシ先生なのだからタカシ先生が豆をまけばいいじゃないって?そ、そりゃそうですけど、世の中のお父様方同様、父の威厳というものは右肩下がり。タカシ先生もそんな感じなのです・・・。面目ない。


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ぎゃ!今年の年少さんの頭には、可愛い鬼角がはえた?!!