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好記録

本日の朝のお庭は、地面が揺れるんじゃないかと思うくらい縄跳びをしている年長児で埋め尽くされておりました。普段だったら、かけっこをしたり、崖を登ったり、追いかけっこをしたり、砂遊びをしたり、サッカーをしたりと、冬の朝日に包まれて思い思いに遊んでいる年長児でありますが、今日はみな縄跳びなのであります。そりゃそうでしょう、今日は縄跳び大会なんですもの。

さて、地面が揺れている園庭で、タカシ先生の前にも「数えて!」なんてお友達が並ぶのですが、朝のこの時間にTDL並みの長蛇の列ができてしまい、数えてもらう前にお集りの時間になってしまってはいけません。かといって、ファストパスを配っている訳でもないので、皆を確実に数えてあげられる保証はないのであります。

ということで、頭の効くタカシ先生は、「みんなで競争だぁ!」なんて年長児をその気にさせて、「よーいドン!誰が一番最後まで跳んでいるかなぁ?(胸に手を当て)とんだ数はココで自分でかぞえているんだよぅ。みんな100なんて軽々数えられるもんねっ!」なんつってごまかして、スターターをしているのです。

タカシ先生の周りには、次第に年長児が集まりはじめ、合図をもらって一斉に縄跳びが始まります。「あー引っかかっちゃった!」なんて子もいれば、黙々と跳んでいるお友達も。「がんばれ!」なんてかけ声もあれば、「すごいな!」なんて感嘆の声をあげるお友達も。それでも、「昨日は○○回とんだ!」だの「最高記録は○○○回だよ!」だの、「○ちゃんは、○○○○回跳んだんだ!!」だの、自分の事も、お友達の事も、自分の事のように話してくれ「もう一回!もう一回!!」と、よーいドンのかけ声をせがむのであります。

そんな真剣に縄跳びに取り組む年長児を前に「よーい・・・どらやき」とか「よーい、ドンマイ」とか「よーい、どすこい」なんて言ってやる気をそぐタカシ先生。そんなタカシ先生に嫌気がさしてかある男の子、はタカシ先生を(-_-)こんな顔で見て「真面目にやってよ」というのであります。

かくして、朝のウォーミングアップを終えた年長児は、満を持して縄跳び大会に挑むのでありました。タカシ先生も、縄跳び大会を見に各クラスを見て回りましたが、自己新記録の嵐だった模様です。そして、年中さんの中にも自己新記録を出すお友達が続出したようですよ!

ちなみに、タカシ先生の1年生の息子。冬休みの課題に「持久跳び1分」がありました。冬休みは息子と縄跳びをしてみたのですが、タカシ先生1分跳破することが出来ず、それだのに、100回(単純に100秒)も200回(200秒)も。中には1000回以上も跳んじゃうお友達って、ホントに「ゴイスー!!」と思ってしまうのであります。1000回って、一体何分跳んでるのよ・・・。

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縄跳び得意な女の子

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対して男の子は総じて苦手よね。