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工作の秋

秋も深まり、冒険の森のクヌギの木もほんのちょっとですが、色づき始めました。これから先、これらの葉が落ち葉となって園庭に全部落ちてくるのかと思うと、タカシ先生はげんなりしちゃいます。こんな秋が深まり始めた幼稚園ですが、皆様、今年の秋は何の秋にしましょうか?

食欲の秋はもちろん、スポーツ、読書、何をするにも気持ちの良い季節ですから、ここはひとつ「○○の秋!」なんて勝手に銘打って秋の夜長を楽しんでもいいかもしれませんね。

しかし幼稚園のお友達は、「夜長を楽しむ」と、次の日の幼稚園生活に響いちゃうので、幼稚園に来ている間に楽しんでもらわなければ困ります。そして、そんなことを言われなくても楽しんでいるのが、中村幼稚園の年長児です。

帰りの時間に、帰りのバスに乗るために年長組から駆けてきた2人。満面の笑みのその額と手にはこんな工作物が・・・。

一人は、事務所の前に来ると「すちゃっ」と額の工作物をメガネにし、「ふっふぅ〜ん」と悦に浸っております。またその表情の良いこと良いこと。タカシ先生は慌てて事務所に入りカメラをとって、「そのままこっち向いて!」って、すかさずシャッターをきるのでした。折り紙と広告で作った「サングラス」これまたイケメンの年長組さんが掛けているので、一丁前に見えますね。「これつくったんだー!」って自慢げに見せてくれるその瞳は・・・。折り紙のレンズで全然見えません(^^;)
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もう一人のこのオブジェは一体何だ?手裏剣にしては大きすぎ、盾にしては隙間がありすぎます。しかし、この幾何学模様に作り上げた大作は見事なものです。手にもって前に突き出すそのポーズは、あたかも「何とかジャー」みたい。投げて敵を倒すのか、相手の攻撃を防ぐのか、どんな物だとしても工作中には「ここをこうして、こうなって、ガムテープはこうして・・・(ブツブツ)」って夢中になって作ったに違いありません。
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こうして、できあがった作品は家に持ち帰られ、保護者の皆様の度肝を抜くこと間違いなしなのであります。ということで、中村幼稚園のこの秋は「工作の秋」に決定したのでありました。