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説明

親子運動会の練習がはじまったのです。今日の様な五月晴れの下で行う練習は、とてもすがすがしい!暑くもなく寒くもなく、カラフルなクラス帽子が賑やかでホント「幼稚園!」って感じがとてもよろしい。いつもは大きな目をぎょろぎょろさせているタカシ先生も、そんな子ども達を目の当たりにすると目が細くなってしまいます。

さて、練習が始まったといっても今日で2回目。行進の練習や歌の練習は、まだ覚えたてなのでおぼつかない様子ではありますが、次第に上手になってくるでしょう。もちろん身体を動かす「準備体操」もまだ振り付けを覚えている最中です。身体を動かす事が得意な若い先生なんかは、振り付けを数回練習すれば自然に頭に入るのでしょうが、タカシ先生ったら全然振り付けが覚えられません。そして、振り付けを覚えていないお友達を見て今日は1人で爆笑しているのでありました。

先生が音楽に合わせて「つーぎはこうして、あーしはこっち!えいえいおー!って手を挙げて・・・」なんてホントにその子どもに伝わるボキャブラリーの多さとテンポのよさに圧倒されるのですが、その中で「わーきしーたをこーちょこちょ!」と言うフレーズがあったのです。タカシ先生はなんつったって「経験」がありますから、先生からそういう風に説明されればこうします。

「右手で右の脇の下をこちょこちょしながら、左手は左足に沿って下げ、左に体を倒します。解ります?ラジオ体操第一の横曲げの運動の様な感じですね。もちろん左右で行います。

しかーっし!前に出ている先生を見ないで説明だけを聞いて準備体操をしていた年長男児。先生のその説明を忠実に行ってはいるものの、ちょっとおポンチな体操をしているのをタカシ先生は見てしまったのです。それは・・・

右手で左の脇をコチョコチョし、先生が「次ははーんたいっ!」って言うと、今度は左手で右の脇をこちょこちょしておるのです。しかもその表情は、至って真剣なので有りますが、どこかしらその表情からは「いったい、この体操はどこ体操になるんだ?自分で自分の脇の下をこちょこちょしたってくすぐったくも何ともないわい」という風な困惑した表情なのであります。
さらにその後目の前のお友達が自分と違う動きをしているのに気づくと「ん?お、おぉ!」と一瞬引いた挙げ句に少し納得して、無事横倒しの運動になったのであります。

いやぁ、今日はこの一連のお友達の勘違いで1日思い出しては笑い、思い出しては笑っているのでありました。何はともあれ、年長男児が無事準備体操を覚えてくれていやぁ、良かった良かった。いや、保護者の皆様の笑顔を誘うなら、「わーきのしーたをこーちょこちょ♪」というところは、彼の動きのように変えちゃっても良いかもしれませんね!

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開会式の練習です。