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絵本

みなさん「絵本」読みますよね?幼稚園のお部屋や事務所にも絵本があります。音楽室は「音楽室」って言ってるけれど、実は図書館並に絵本が沢山あるのですよ。タカシ先生がいる事務所には畳が敷いてあって、いつもお友達が遊びに来てくれています。積み木なんかもあるので、ちょっとした憩いのスペースです。今日そこで年少さんがある絵本を読んでいました。それは「だるまさんの」って言う絵本。皆さん知ってますか?

その様子を見ておったのですが「これぞ絵本だなぁ」と関心してしまったのでこうして日記の題材になっておるのです。

この「だるまさんの」っていう絵本はゴクゴク単純な内容で、「だるまさんの」の次に、一文字の体の一部が出てくる絵本なのです。一番最初に出てくるのは「だるまさんの・・・・・」「め(目)」こんな風な具合です。また、その体の一部もだるまさんの体をデフォルメして大きく描かれておるのでちょっとインパクトがあります。

その絵本の中にこんな絵が出てきます。
121016.JPG
皆さんはこの絵をみて、「だるまさんの・・・」の後に何を想像しますか?
そうです。「は(歯)」ですね。もちろん絵本なので「だるまさんの」「は」って書いてあるんですよ。でも、年少さんはそうではないのです。まだひらがなの読みをしっかり覚えていない年少さんは、この絵を見て「は」って言って読まないんです。では、一体なんて読んでいるのでしょうか?

答えは「い」です。
だるまさんの口の形が「い」でしょう?そんなもんで、この年少さんは「い」って読んでいるのです。その証拠に「このだるまさん、おくちが『いーー』だもんねぇ〜」だって。決して「は」を「い」って読んでる訳ではないのです。

文字をしっかり読めれば「は」って読んでしまう絵本ですが、絵本ですから「絵」をみて想像するこの年少児の独特のこの期間を大切にしたいですね。もし、このお友達が既にひらがなのよみをマスターしていたら、文字をおって絵本をめくり、そして絵をみて「い」と表現することは絶対に無かったことでしょう。絵本ですから、文字を追うのではなく、まずは絵をみて自分だけのストーリーを組み立てる。そんな絵本の読み方ってステキですね。


10/16の放射線量

9:00前後の園庭の放射線量(単位は全てマイクロシーベルト)
■園庭中央
●地上高70cm:0.09
●地上高7cm:0.125 0.161 0.113(孫さんカウンターで、30秒ごと3回計測の数値)

■砂場(地上高7cm孫さんカウンターで、30秒ごと2回計測の数値)
●東:0.131 0.191
●西:0.125 0.185

□幼稚園前モニタリングポストの数値
9時前後 0.099