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最後の試合

平成23年度の修了も秒読み。「あ〜、今年度も終わるなぁ。昨夜の様な地震が卒園式の最中に来ないことを祈るばかりだなぁ・・・」と、お弁当を食べ終え「ぬぼ〜」っとしていると外から「オレが言う!」とか「ちょっと待て!」とか「ずるいぞ!」とか・・・男の子が事務所に駆けてくる雰囲気が・・・。

そして直ぐに事務所のドアが「ガラリ」と開き「タカシ先生サッカーできっぺ?!ボール貸して!!」ってやってくる男の子。そう、お友達のマイボールは卒園を目前にお家に持って帰ったので、最近は事務所のサッカーボールを使ってサッカーをしているのです。「あぁ出来るよ、用意するから練習してな。」って言葉を返すと、サッカーボールを小脇に抱え「あの(いつもの)チームな、AとBな、タカシ先生が来るまでだかんな。みんなに言っておけよ!!」なんて叫びながら園庭に向かうのです。

かくしてタカシ先生も準備をしてお庭に行くと、「よぅ〜っし!今日は勝つぞぅ!!」ってやる気満々の年長男児。でも、タカシ先生に勝てたのはほんの数回。まぁ、今年もタカシ先生に勝てずじまいで卒園して頂きましょう、って高をくくって相手にしたら・・・。なんか今日は動きが違う・・・。最初のうちはタカシ先生優勢で進んだサッカーも、みるみる3点のビハインドを覆し、4点5点と逆転していくんです。いやぁ、最後の試合だからってタカシ先生手を抜いた訳ではありませんよ。なんというか、パスを上手く使い、ゴール正面からシュートを放つのではなく、サイドからシュートすることを今日思い付いた模様で、またこのシュートが決まる決まる。

そんなもんで、今日も本気でサッカーをしたのだけれど、6対3の惨敗で平成23年度のサッカーを終えたのでした。ん〜、嬉しいような悲しいような・・・。

3学期に入って、彼らとは随分サッカーをしました。上手いとか下手とかじゃなくて、「サッカーやりたい!」「タカシ先生に勝ちたい!」という気持は、子どもの心の中から自然と出てきたもので教えて出てくるものではないでしょう。その気持が育ったことにタカシ先生はとても嬉しさを感じます。だから、年齢不詳のタカシ先生が、こんな歳をして春を目前にした肌寒い3月でも額に汗し、お友達を蹴散らしながらサッカーをするのであります。そういえば、ついこの間保護者の皆様に、サッカー後にタオルを頭からかぶり、汗がしたたりうなだれている真のタカシ先生の姿を見られてしまいました。お母様方一様に「タカシ先生、随分疲れてますねぇ。」っておっしゃっていましたけど、一切手抜きなしで年長児を相手にすると、しばらく動けなくなってしまうほど疲れちゃうのであります。あぁ〜ホント疲れた・・・。

3/15の放射線量

9:00前後の園庭の放射線量

●地上高約70cm:0.115マイクロシーベルト/時
◆タカシ先生のズボンポケットの高さ。
 測定器をラップに包んで、1分30秒放置後の数値の園庭10地点の平均。

■孫(ソン)さんカウンター
●地上高7cm:0.1728マイクロシーベルト/時
◆測定方法 リード冷凍保存バックに入れ園庭10地点30秒ごと3回計測の数値の平均。


◆園庭中央
●地上高70cm:0.12
●地上高7cm:0.149 0.191 0.197(孫さんカウンターで、30秒ごと3回計測の数値)

□幼稚園前モニタリングポストの数値
9時 0.126マクロシーベルト/時