全国火災予防運動

みなさんこんにちは。今日から全国火災予防運動が開催されております。それでこの時期には、相馬広域消防署の主催で、年長組による防火鼓笛パレードが開催されています。今年は、今般の震災や原子力発電所の事故で一時は開催も危ぶまれた防火鼓笛パレードですが、なんとか開催して頂けることになりました。その原動力は、キット中村幼稚園の保護者の皆様の力添えのたまものですよ。

開催前に主催者から幼稚園に電話があったんです。「防火パレードどうしましょうか？」って。タカシ先生は俄然やる気満々だったのですが、「事が事」なので、すぐさま年長組の保護者の皆様全員にアンケートをとり、更に保護者の皆様から一言頂きました。実はそのアンケートを全てコピーをし、消防署へ伺い「見て下さい、この保護者のみんなの意見を！中村幼稚園は鼓笛パレードやりたいでっす！うちだけの参加でもやってください！」ってお願いしてきたんです。その保護者の皆様の一声一声が通じて参加することができました。いやぁ、めでたしめでたし。

さて、今年の鼓笛パレードも見事な物でした。保護者の皆様と一緒にタカシ先生もパレードについて歩っていたんだけれど、あの迫力は大したものです。小太鼓、中太鼓のドラムマーチ。大太鼓の力強い音。トリオの複雑なリズム。シンバルの輝かしい響き。タンブリンの軽快な音色。ポンポンのかわいらしい振り付け。旗手の堂々とした行進。指揮者の統率。全てが一体となって行進する年長組さんはとても大きく見えました。それに防火パレードのの衣裳は、毎年先生方が幼稚園の制服に飾り付けをしたもの。それがまたお友達をさらに輝かせて見せてくれました。

立派な鼓笛パレードを終えて幼稚園に帰ってくると、タカシ先生は女の子にこんな事を言われたんですよ。「タカシ先生、パレードの時段ボールを持って走り回っていたでしょう？私のこと追い抜いていったもん！」って。なんていう余裕なのでしょうか。写真を撮ったり、走ったり、止まったりと慌ただしくしているタカシ先生の事をしっかり見ながらパレードをしていた年長さん。見学に来られた保護者の皆様のこともしっかりと見ていたに違いありません。

そんなステキな今年の鼓笛隊も今日でお終いです。中村幼稚園の鼓笛隊は、太鼓だけじゃなくて、大人の心も打ってくれる鼓笛隊です。年長さん、今年も素敵な鼓笛隊をありがとう。そしてパレード終了後に年長さんもも声を合わせて言いましたけど「消防士の皆さん、地震の時はみんなを守ってくれてありがとう。」


先生お手製のパレード衣裳。もうすぐ出発だよ！

11/9の放射線量

8：00前後の園庭の放射線量

●地上高約70cm：0.181マイクロシーベルト/時
◆タカシ先生のズボンポケットの高さ。園庭１０地点の平均。１分３０秒放置後の数値。

■孫（ソン）さんカウンター
●地上高7cm：0.1918マイクロシーベルト/時
◆測定方法　リード冷凍保存バックに入れ園庭１０地点30秒ごと３回計測の数値の平均。

◆園庭中央
●地上高70cm：0.18
●地上高7cm：0.178　0.197　0.185（孫さんカウンターで、30秒ごと３回計測の数値)