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タイプ

幼稚園の梅が咲きました。どこにあるのかというと、タンポポ組の裏。残念ながら園庭ではないのですが、小さな梅の花が開花しました。え?なぜあんなにかわいい梅の花をお友達が見られるようなところに植えていないのかって?そりゃぁ、あなた落下した青梅をお友達がかじったら大変だからなのです。青梅には、毒があるといいますからね。そして梅が開花すると相馬では決まって「雪」が降るんです。昨年もそうだったんですよ。そして今年も、雪交じりの雨。まぁ、春になる為の最後の雪になるんですけど、やっぱりこの時期の寒暖の差は身体にこたえるます。

さて、今日はお友達の好きな「タイプ」について。今日の帰りの時間、年長組の女の子がいたんです。会話のキャッチボールが見事なお友達で、何を話ても飽きない女の子。幼稚園に入る前の話から、家族の話。クラスの話や、お友達の話などなど、ホント楽しい会話をさせてもらっていました。お客様が来園しても、看板娘のようにとびきりの笑顔で迎え、お客様とも会話を楽しんでおり、全く見事なものでした。

そして話の内容はふとしたところから、女の子の好きなタイプになりました。「私ねー・・・」なんてK子先生と話し始め「タカシ先生はさー、K子先生に・・・・」なんて、ここでは話を出来ないような話題を振ってくるあたり、既にオ・ト・ナ♪そんな女の子、まじまじとタカシ先生を見つめながらこんな事いうんですよ。

「タカシ先生の顔は、私のタイプじゃないけど優しいから好き♪」って。

「顔はタイプじゃない・・・。顔はタイプじゃ、、、顔は・・・かお・・・」なんか複雑な褒め言葉に、しばし答えを詰まらせたタカシ先生ではありましたがその後に、「優しいから好き」「優しいから好き」「優しいから好き」の言葉にちょっと照れ隠しで「タカシ先生なんて全然優しくないじゃん。だっていっつも『こらー!』って怒ってるでしょ。」って返すとこれまた見事にこんな答えを返すんです。

「うん、そうだねー。でもタカシ先生は悪いことをしているお友達にだけそういう風に言うだけだから、全然怖くないよ〜!」だって。

タカシ先生、この言葉のあまりのうれしさに、この後何を話していたか全く覚えておりません。ま、「顔はタイプじゃないけど優しいから好き」その反対の「顔はタイプだけど、優しくないから嫌い」と言われるよりは、1000倍いいかな?と、ニヤニヤしているタカシ先生なのであります。