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なわとび

いやぁ、寒い日が続きます。東北北部、日本海側では記録的な豪雪のようですが、こんなとき向こうの幼稚園では「どんなことをしているんだろう・・・?」と興味津々になってしまいます。幸い寒いと行っても相馬では積雪がある方がめずらしいので、今のところお庭でサッカーをしたり、追い駆けっこをしたり、砂場だって砂がちゃんと見えていますので砂遊びをしたりと、みんな元気いっぱいにお庭で遊んでいます。

そんな遊びの中で最近、なわとびが流行始めました。各自マイなわとびをもっているので朝のお仕事を済ませると外廊下に出てなわとびしています。そのお友達に急かされているのが担任の先生。お友達は皆「なわとび数えてー!」って先生を引き連れてなわとびをしているのです。担任の先生も「はーい!」なんつって教室からでて「いーち、にーぃ、さーん」ってお友達のなわとびの回数を数えてあげています。先生の隣、もしくは縄跳びをとんでいるお友達の後ろには、次に数えてもらうお友達が列をなして、まだかまだかと待っておるのです。

近頃のお友達は、練習の甲斐あって随分沢山跳べるようになりました。流行初めのころが、20や30回が、今では100回オーバーのお友達も珍しくありません。それを1人1人数える先生の労力と言ったら・・・。それでも、個人記録を抜き替える度に満足そうな顔で先生の顔を覗き込み「ハァハァ」と息を切らるお友達の姿を目の当たりにすると、数えるのくらい何ともないのが不思議です。

そんな最近の幼稚園で、「ダブルダッチ風」の縄跳びです。二人のお友達が縄跳びを持ってお互いに横にならびます。お友達の居る方(内側)に持っているなわを相手と交換します。要は、自分のなわの一方を相手に回してもらい、外側に持っているなわは自分で回すのであります。そして「いっせーのーせっ!」っつって、縄跳びをするのです。簡単にいえば二人三脚なわとびみたいなもの。華麗にそんな技を見せつける年長女児にタカシ先生はメガテン・・・。慌てて「カメラカメラ!!!」と事務所に行って帰ってくると時既に遅し・・・。2つの縄跳びを結んで、今度は長縄に興じているのでありました。

まったく、うちの年長さんの遊びの深さといったら、十和田湖のそれよりも深いのであります。