SSブログ

チーム作り

解る人には解る今日の数字
参加表明49名
1人ずつ1人ずつ・・・。

サッカーを始めるお友達。サッカーをするにあたって最初に決めなければならないのが「チーム」です。「オレ、○○と一緒のチーム!」とか「一緒のチームになっぺな!」なんていう気心しれた仲間とチームを組むのが一般的なのですが、今日はちょっと違ったチーム作りが見られました。

今度相馬市でキンダーサッカー大会が行われます。そのサッカー大会に申し込んだ年長組男児のチーム作りをしたのです。「おーい!○君、今度サッカー大会するでしょう?△君呼んできてー!チーム作るから!あと◇君も!」なんて言う風な具合にお友達を集めました。当然まだ登園していないお友達もいたんだけれど、今日までチームを作らなければならないので、取り急ぎ集めたのです。

「あのさ〜今度サッカー大会あるんだけど、これだけのお友達がいてチームを作らなければならないんだ。どうやってチーム作ろうか・・・。さくら組は○君△君…ゆり組は◇君□君…ばら組は×君▽君…。この中で2チーム作るんだよ。」と言った具合に組と名前を挙げて名前が描いてある申込み書を広げて聞いてみました。最初は「オレは○君と一緒!」と言っていたお友達もこれだけ名前を挙げられるとそうは行かずみんなで考え始めたのです。

「クラス毎3つのチームではどうか?」「2つのチームを作るんだよ!」
「んじゃぁ、ジャンケンすっぺ!」「まだ来てない人いっぺした!」
「そうかぁ、んじゃぁんじゃぁ(並べた申込み書を適当に分けて)こっち半分とこっち半分にしたら?」「・・・。」
なんだらかんたらと、年長さんはウンチングスタイルで円陣を組み話しあっております。その時、あるお友達がこんな事を言いました。
「そう言えば、女の子も出るんじゃない?女の子もチームにいれっぺ!」って。とてもいい案なんだけど、女の子は女の子のみのチームを作れるんです。それにこんな風にも聞いてみました「チームが出来たらチームの名前決めるけど、女の子の意見も聞いてね。プリキュアチームとかになったりして…。」って。すると、「ぐあー!それはイヤだ・・・」ってまたウンチングスタイルで話し始めました。しばし待つこと約7分。

あーだこーだ言っている中から、「タカシ先生、何人と何人のチームにすればいいの?」って。その問いに「7人と8人のチームを1つずつ作って合わせて2チームだよ」って答えると、おもむろにみんなで申込みカードをめくって「1,2,3・・・・」「1,2,3・・・」「1,2,3・・・」って何か分け始めました。どれどれと見ていると・・・
「先生出来たよ!さくら組がね8人だから、さくらのチーム1つ。あと、ゆり組とばら組を合わせると7人だからゆり組とばら組のチーム。これだったら上手く2つになるよ!」「おーーいいねー!それはいい考えだ!!」なんて周りのお友達も納得。しかも「何をしているのだ?」とその周りを取り囲むサッカー大会に出場しないお友達もこのわけ方だったらどちらかのチームに入ることが出来ます。

ということで、今日は自分たちで作ったチームに別れてサッカー遊びに興じるのでした。こうして、自分たちであーだこーだと考えるだけでも、サッカー遊びは頭を使います。