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麦わら

解る人には解る今日の数字
参加表明47名
今週数字が延びました。
来週こそ目標達成?!

今年の夏の猛暑はとてもひどいものでした。2学期に幼稚園が始まってからもひどく暑くて、お庭で遊ぶには帽子が必須アイテムでした。あまりにも暑くて、ランニングに麦わら帽子なんていういでたちの男の子も居たりして、なんだか夏の絵はがきが目の前にあるような、そんな日が長いこと続きましたね。

さて、タカシ先生も麦わら帽子を被って幼稚園にいたのですが、この時期になっても麦わら帽子が手放せません。別に暑いわけではありません。冬の日差しがかげってきたのでお庭に出ていると凄くまぶしいのです。毎日麦わら帽を被っているタカシ先生。今日は、ジャングルジムに寄っかかって「秋晴れで気持がいいなぁなぁ・・・」なんてお庭で遊ぶお友達に視線を落としていると、麦わら帽子が「ぱっ」っと無くなりました。

ジャングルジムで遊んでいる年長さんが、寄りかかっているタカシ先生の背後から近づいて麦わら帽子を取ったのです。「あれ?!麦わらが無くなった!ないっ!!」なんて青い空を見上げると「あははぁ〜!!」ってジャングルジムをひょいと飛び降りタカシ先生の麦わら帽子を被って「こっちだよぅ」なんて逃げていく年長男児。

そんな男の子をあえて追いかけもせずタカシ先生は、ジャングルジムに寄っかかってこう声を掛けるのです。「麦わら帽子を被っているちっちゃいタカシ先生、事務所でお仕事しておいでーーー!!」って。そんなタカシ先生の声に、周りの女の子は大爆笑。タカシ先生の大きな麦わらを被った男の子に向かって「ちっちゃいタカシ先生ーーーこっちにおいでーーー!!」って、その男の子を呼ぶのです。「やーだよー!」なんて逃げ回るちっちゃいタカシ先生。「事務所でお仕事しておいでー!」って言うホントのタカシ先生。「こっちにおいでー!」って叫ぶ女の子。なんだか絵本の中のやりとりみたいで、しばらく逃げていくちっちゃいタカシ先生をからかう、タカシ先生と女の子なのでした。

でもね、ちっちゃいタカシ先生があまりにも麦わら帽子を振り回したのでタカシ先生の麦わら帽子、壊れちゃった。むー、この時期ホームセンターには格安の麦わら帽子なかなかおいてないんだよなぁ・・・。