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子どもが教育を選ぶ時代へ① [日記]

辛辣な題目です。

夏休みに入って、タカシ先生は「息子に」読書をして欲しく「自分が」(とはいっても、夏休みは幼稚園の仕事をしつつ、積ん読してある本を読むのですが)読書をしているのですが、今回題目にある「子どもが教育を選ぶ時代へ 野本響子著」を読み終えました。ちなみに夏休み4冊目。

大まかに内容を紹介すると、自身のお子さんが体験した日本以外(主にマレーシア)の学習環境と日本の学習環境の違いが具体的に書かれてあります。マレーシアは、多国籍な言語環境で、マレー語、英語、中国語等が使われているため

①日本のような公立学校もありながら、多国籍環境に対応するための私立の学校やフリースクールが多数存在し、フリースクールの需要と存在意義は大きい
②自分に合わない学校だと思ったら、すぐに転校できる環境が整っている
③学習は教師から生徒への一方通行(詰め込み)ではなく、アクティブラーニングや生徒自身が興味を持った事を学習できる
④フリースクールも日本で言う「認可」はされているが、上級学校へ進学するには試験がある
⑥フリースクールなどでは、生徒自身が興味を持ったことを自宅等でオンライン(ユーチューブ等)で学習していて、それが専門的で面白い。しかし子どもによっての向き不向きの傾向がつよい
⑦学校は同年齢、同学年ではなく、生徒の発達や学習習得度による異年齢学級が普通である

と言うようなことです。ですので、海外の学習環境の知見にはなったのですが、だからといって、日本の学校制度が変わる(少しずつ変わってきている学校もあるようですが)わけでもないので、少しわかった程度なのですが、「子どもが教育を選ぶ時代へ」ですので、そこんところで心に残った一文を2点紹介します。

つづく