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目論見 [日記]

幼稚園では今日から夏休みに入りました。小学校は、今日1学期の修了式で明日から夏休みに入ります。午前授業で帰ってきた小学生の長男の目はランランと輝き、帰ってくるなり「あっしったかぁ〜ら♪ナッツやっすみぃ〜♪え?お父さんお仕事なの?(ウヒッヒ)」と、そのほくそ笑んだ表情からは「日中は俺が王様だ!親父もお袋も家にはいねーぜ!俺様の天下!おやつ食べ放題!タブレットやり放題!この世の天国とはこのことだーーー!!」という心の声が漏れ聞こえてきております。
でもタカシ先生、そんなことはタカシ少年として数十年前に経験済みですので、昨夜親父として、タブレットの使用時間を「1日0分」に設定し直し、両親の許可なく開いて遊ぶことがないようにしてあるのです。きっと今頃「おろ?タブレットが開かない何故だ?!何故なんだ!!」と、半ギレしているだろうと幼稚園でほくそ笑んでいるのですが、そんなタカシ先生を見て嫁の圭子さんが、「じーちゃんのタブレット借りてんじゃね?」なんて言うものですから、タカシ先生はいてもたってもいられないのです。(あー早く帰りたい)

さて、みなさんはこの夏休みの予定はもうお決まりですか?コロナも落ち着いて…と言いたいところですが、福島県では本日過去最高を更新しております。ですから、去年一昨年と同じく巣篭もり夏休み…となるかと思いきや、行動制限は行われないようですから、皆さん、感染対策を十分に取った上で、それぞれ思い出に残る夏休みにして欲しいと思います。

かくいうタカシ先生は、この夏休みに買い貯めて積ん読してある書籍を読もうと思っております。そして、本日あっという間に1冊読み終えました。今日読み終えたのは、

本当の「頭の良さ」ってなんだろう 著:齋藤孝

であります。TVによく出ているので齋藤孝先生の名は皆さんご存知だと思いますし、私自身も顔も思い浮かぶのでとっつきやすい本でした。内容はというと、中高生向けの本で「何故勉強したほうがいいのか」とか「学校へ行く意味」とか。元は中高生に向けて書かれているものなので、タカシ先生でも読みやすく、あっという間に読み終えたのです。

その中で印象的だったのは「第5章 本とどう付き合うか?」の中に書かれたあった、「本は読んだほうがいい」と言う言葉。親とすれば、子どもにゲーム(うちの子でいればタブレット)ばかりしてないで本の1冊でも読みなさい!と言いたくなるのが親の常。しかし、子どもというものは得手して楽なほうに流され読書を敬遠したがるものです。では、何故本を読んだほうがいいのか、と言う事が書かれてありました。なかなか面白く読んだのですが、それを子どもにわからせるのはなかなか難しいところですね。そして夏休みの課題の中にも「読書感想文」なんてあって、剣道を教えている小学生達が早速「くー読書感想文ニガテェ〜」と、昨日の稽古でうなだれておりました。

ということで、子どもに読書をして欲しく、だからと言って「本を読め!」といったところで、子ども達は読みもしないのはわかっていますので、タカシ先生は読んだ本を片っ端から子どもの目のつくろころへ積んでいき「何この本?」と聞かれたときに、「お父さんが夏休みに読んだ本」と返す事にするのです。それを今年の夏休みの目標とするのです!

しかし問題が一つ。そんな目論見がはずれ、本を横目に息子が何も聞いてこなかったらどうしよう。また娘が「おとーさん、出しっぱなしはよくないっていつも言ってるじゃん!」なんて言われたらどうしよう、と夏休み初日から頭を悩ませているタカシ先生なのでした。

皆さん、良い夏休みを・・・。