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ジジ長 [日記]

うわ、ブログ更新を怠っているうちに1ヶ月が経過してしまいました、すんません。

11月も中盤になって、園庭遊びも秋一色になってきました。これから園庭には「これでもか!」というくらいの落ち葉が落ちてきて足の踏み場もないほどになってしまうでしょう。この掃き掃除もまた大変で・・・と言いたいところですが、実はタカシ先生が落ち葉掃きをすることはあまりなくて、実は、理事長いや、「ジジ長」が朝早く、もしくは夕方から、はたまた休日に「のそのそ」とリアカーを引いて園庭に参上し落ち葉を片しているのです。そのリアカーも本格的な昔ながらのリアカーなので重く、落ち葉を捨てにいくときに、誤って崖からリアカーごと落ちそうになり「わちゃちゃ・・・」と漫画みたいな格好になっているのを、遠くの方で温かな目で見守っているタカシ先生なのです。え?そこはジジ長に手を貸してあげろって?イヤイヤ、落ち葉掃きは、この時期のジジ長の生きがいでありますので、その時間を大切にしているのです。

ちなみに、ジジ長は日本一雪深い地域の出なもので、大量に雪が降った時も小躍りし「雪ほりだ雪ほりだ」と、禿頭にニット帽を被り、ドテラを着込んでスコップを担ぎ、「スコップにロウを塗れ蝋を!」と張り切ります。その姿も「しゃーねーなー」と温かな目で見守るタカシ先生です。

しかしですね、タカシ先生は幼稚園で一番エライジジ長にこう言うのであります。「あのさー、落ち葉掃きもありがたいんだけどさ、子ども達が落ち葉のプールをやったり、綺麗な落ち葉を集めたり並べたりして遊ぶからさ、落ち葉を少し残しててくんねーかな。きれいなお落ち葉が落ちた途端から掃かれると落ち葉遊びできねーんだよ・・・」と。

するとジジ長は「ぁ、うん」とうなづきはするものの、そのそばから落ち葉掃きをしちゃったりするので、タカシ先生は「まったくもー」と思いつつも、内心「これをタカシ先生一人でやったら大変だからな」と、思ってしまうのです。

ということで、園庭に落ち葉がなくきれいになっていたときには、「ジジ長が出たな」と、陰で感謝しておいてくださいね。