SSブログ

先生、知ってる? [日記]

みなさんこんちは、タカシ先生です。今日の相馬市の最高気温は30度。過去最も遅い真夏日となり幼稚園では子ども達が額に汗をして遊んでいました。こんなに暑い日ですもの、お家に帰ってお昼寝をした後のおやつはアイスですね。

さて、そんな暑い1日。今日も園見学の方がいらっしゃってタカシ先生と一緒に園庭巡り。快活に遊ぶお友達に混じって、未来の中村幼稚園っ子も園庭遊びを満喫しているようです。タカシ先生の案内も終わって「今日は天気がいいので、遊んで行ってかまいませんよ」の声かけに保護者の方も嬉しそう。

そんな未入園児のお友達が遊んでいる間、タカシ先生は事務所の前に座って年中組のお友達とお話しをしていました。

女の子は「ねぇねぇ、わたしタカシ先生の事スキなのしってる?だから抱っこして♪」なんていうのですが、流石に5歳になっている年中さんは重くて重くて・・・。ですから、「え?5歳だけど抱っこして欲しいの?どれどれ・・・」なんてだっこしてあげる仕草をしてあげようものなら「あ、やっぱいい。ギュってするだけ」なんつって、ハタと自分の年齢に気づき、愛情表現を変えてみたりしてさ。

そんなやりとりをしていたのを見た男の子。「タカシ先生、知ってっが?!ピーマンには3つの色があんだど!」なんて目をまんまるにして言ってくるのです。もちろんタカシ先生は知ってはいるのですが、そこはタカシ先生。知らぬふりをして「ピーマンは緑色って決まってっぺした!!」と返すとその男の子「うぇ〜タカシ先生知らねーのが?ピーマンにはな、緑色の他に、黄色と赤があんだど!!」なんて、さらに目ん玉をまんまるにして言ってくるのです。そんな情報にタカシ先生も自分のでかい目をさらにまん丸にして「ほんとが?黄色と赤もあんのが?○君はピーマン好きなんだな!」なんて話に乗ってあげているというのに、その男の子、急に態度を変え「俺はピーマン嫌いだ。トマトなら食えっけど」だって・・・。タカシ先生、心の中で「き、嫌いなのかよ、ピーマン」って呟いたその次。またまた

「タカシ先生知ってっが?!」蝶々を捕まえて羽根をさわっぺ?そうすっどな手に羽根がつくんだ!」って話題を変えられました。もちろんタカシ先生は「(はっはぁ〜ん、それは羽根ではなくて鱗粉だな)」と思いつつも、「羽根つくのが?すげーな!!」と返すないなや「その羽根がな、手につくとな、人間も空、飛べんだど!知ってが?背中に羽根生えでくんだがんな!!」と丸くまった瞳を爛々とさせて教えてくれるのです。

そんな友達に「んなわけねーべ、そらな鱗粉って言ってだな・・・」なんて野暮な答えはしません。タカシ先生は「羽根生えでくんのが?んじゃ、今度蝶々取ってみっぺな!んでも、蝶々ってトンボと違って、あっち行ったりこっちきたりして撮るの難しいんだよな。○君取ったら教えでな!!」って言った途端。正門の前に咲いている朝顔に、モンキチョウがひらひらと。「蝶々いだ!!」なんて追いかける○君ですが、それは正門の向こう側。万が一○君が、モンキチョウをゲットして指先に鱗粉をつけた瞬間、羽根が生えっちゃって飛んで行っちゃたら、タカシ先生困っちゃったな。

と、思う暑い1日でした。そして、相馬弁最高(*^^*)