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サッカー大会

巷ではラグビーに注目が集まっていますね。タカシ先生もラグビーW杯を見てラグビーの面白さを痛感したミーハー組ではありますが、やはりタカシ先生の年代だったら、「く、悔しいです!!」「ぃ、いまから、ぉお前たちを殴る!歯を食いしばれぃ!」のスクールウォーズがラグビーの原点であります。若い皆さんすんません。

さて、同じフットボールでも幼稚園では「サッカー」の方のフットボールをしております。園庭にはサッカーゴールが常設され、秋の運動会では、年長児全員がマイボールをもらえます。サッカーの起源はちょっと原始的で怖いようですが、「足で蹴り、ゴールに入れば1点」という原始的であるがための単純さが幼児でもわかりやすく、とっつきやすいスポーツなのです。

幼稚園のサッカー大会は、年中組と年長組で男女別で行われます。男女別に1クラス2チームでトーナメント戦。サッカー大会があるとあって、3学期に入ってから園庭では特に年長男児が楽しくボールを蹴っているのでありました。いや、サッカー大会がなくてもサッカーをしている年長男児ですね。今年はそこに数名の女児も混ざってサッカー遊びをしてたのが印象的です。

そんなサッカーで盛り上がっている幼稚園。試合の内容はというと・・・。年中組のそれはサッカーというか、なんつうか・・・ラグビーの「モール?」って感じ。皆がボールに殺到し、おしくらまんじゅう状態でギューギュー詰め。そこからコロコロコロとボールがこぼれ出ても、「それいけ」とボールを追いかけ再びおしくらまんじゅう。それでも運よく「コロコロコロ・・・」とボールがゴールに吸い込まれていくと「やった!」なんてピョンピョン跳ねて喜ぶあたりが年中さんらしくて可愛らしい。さらにチーム名の中に見つけたのが「たかし」おいおい、タカシ先生はスポンサー料払ってませんけど?名前にビビって相手が憶したところを攻めるという戦法かもしれませんが初戦敗退。チーム名がよろしくなかったかなー?

対して年長組はそうではありません。日頃の練習の甲斐があって、稲妻シュートはもちろん、ボレーでボールを蹴ったり、トラップをしてみたり、ヘディングになったり、それはそれは見ものです。ドリブルをして抜き去るほどの広さのホールでもないので、流石にキャプテン翼のようなことはありませんが、中には動いているボールを足裏で止めて相手の様子を探る姿があったり、ボールの密集に混ざらず、虎視淡々とこぼれてくるボールを狙っているお友達も見受けられ、見ているこっちが唸るような試合でした。シュートが決まれば、日本代表並のガッツポーズを決め、ゴールを決められたキーパーは目に涙をいっぱい溜めております。

かくして、結果でありますが、毎年のことなんですが、このサッカー大会とは不思議なもので、担任の下馬評は大方くつがえることが多く、今年も優勝候補のチームは早々と敗退していくのでありました。


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「たかし」チーム初戦敗退・・・。