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お手伝い

毎週末の豪雨災害でほんとに参ってしまいます。特に、自宅などが被災された保護者の皆様へはお見舞いもうしあげます。こうして、お見舞いしか申し上げられず申し訳ないのですが、子ども達が幼稚園に来ている間、子どもに気を取られず復興に向けて進んでいっていただければと思います。その為の時間外保育もどうぞご利用ください。

さて、幼稚園は2回目の豪雨でも被害はなく、通常開園しておりました。が、朝の登園時間に一応園庭を見回ると、クラス前の犬走りと園庭の間の土が雨で流され段差になっておりました。「う〜ん、これはちーとばかし手を入れなければならんなぁ。しかし、子ども達が登園し始める時間だし、一体どうしようか…」と、つらつら悩んでいても何の解決にもならず、「タカシ先生おはよー!!」なんつって元気に年長児が登園しはじめその数は増える一方。

ということで、年長担任に「ちーとばかし、年長組を貸してくれないか」とお願いし、朝の身支度を終えた自由時間に、年長さんを借りるタカシ先生でありました。そして、「おーい!年長さんみんなでお手伝いしてくれー!砂場のバケツに砂を入れてダンプカーしてくれー!」とお願いすると、朝の自由遊びの時間を割いて「いいよー!!」って気持ちよくお手伝いをしてくれるのです。そして、お手伝いの人数が1人が2人に。2人が4人にと倍々に増えていき年長さん入り乱れて砂場から砂を運んでくれるのです。全く、お手伝いが上手な年長さんです。

そんなこんなでダンプカーお手伝いがあっという間に終わってしまったのですが、それだけではいけません。敷いた砂を今度は転圧しなければ、せっかくの砂があっちゃいったりこっちゃ来たり。ですから、今度はみんなで転圧作業です。年長さんがジェンカのフォークダンスのように1列になり、前のお友達の肩を掴んで「イッチに、イッチに!!」っと、縦列行進。「ザッザッザッザ」と、年長さん全員が進んでいくと足元の砂が次第にしまっていきます。
こちらのお手伝いもまた上手。

そんなわけで、中村幼稚園の被害は、年長さんの力添えで朝の数十分で終わり、そのあとはいつもの通り、澄み渡る秋空のしたで遊び始めるのでした。子どもの力を侮ってはいけませんね。あータカシ先生助かっちゃった!!

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まずは砂場から砂を運んで軽くならします。

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次は、年長さんみんなで踏み固めて終わり。