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大規模災害お迎え訓練

本日大規模災害お迎え訓練が行われました。

東日本大震災を契機に、幼稚園開園時に、保護者がどのようにお迎えに来るのかを実際に体験し、お迎えの時の問題点を考えてもらうために行っています。

今年度は88組の保護者の参加がありました。東日本大震災から5年が経過し、年々参加者が減少傾向にあります。熊本でも大きな地震がありましたね。「自分の事として」考えておかなければ、災害時のお迎えは予想以上に大変になると思います。

今回参加された方の中には、小学生の兄姉を同行させた方。未入園児の弟妹2人を抱っこにおんぶで参加された方。父親が迎えに来た方。など、実際の災害を想定された方が多く見受けられました。

参加者へはアンケートをお願いしていますので、アンケートの集計が終わり次第HP内に掲載いたします。また、過去のアンケートの集計を掲載しておりますので、参加されなかった方は是非ご覧下さい。

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☆今年参加された方からの質問☆
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Q震災が起こった際、幼稚園以外の場所に移動することはありますか?
A震災が発生したら、園児は園庭に避難し園舎の状況によってクラス内待機、もしくはそのまま園庭待機になります。特に園舎に大きな被害があり、更に園庭が地割れなど使えない時には、事務所前などに待機することがあると考えられますが、基本的には幼稚園で待っていることになります。移動する場合などは、誰でもわかるように張り紙や教職員を配置しご案内します。このような事案を考えると、園前まで車を乗り入れると、園庭で待機出来ない場合は、避難する場所がなくなりますね。

Q震災が起こった場合でお迎えに時間がかかってしまった場合、何時まで見てもらえますか?
Aお迎えが来るまでお預かりします。ですから災害時は、まず保護者の皆様は自分自身の身の安全を守り、確実に幼稚園にお迎えにこれる体制を整えておいてください。「車が使えない」「遠出してしまっている」など様々な事を想定しておく必要があるでしょう。

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今回は天気が良かったので、外遊び中に地震が発生した想定です。