SSブログ

普通保育

GWが明けて普通保育が始まっています。今日は木曜日ですから、丁度1週間になりますね。幼稚園はすっかり葉桜になり、新緑に包まれており今日みたいな雨上がりの日は、すがすがしくてとても気持ちが良くマイナスイオンが滝のように流れている幼稚園です。

さて、入園してから1ヶ月が経ち、新入児達も「本領発揮」といったところでしょうか。タカシ先生の顔を見てビビってしまう年少さんもおらず、「よしよし、保護者の皆様は保護者会で話した事。つまり『タカシ先生は怖くない、怖くないよぅ〜』と呪文のように唱えておるんだな?感心感心」と、年少児を見下ろしては腕を組んでウンウンと頷いているのであります。

なぜこんな話をしているのかというと、今日年少女児が始めてタカシ先生をからかいに来たのであります。3号バスのお友達です。

バスを待っている間、タカシ先生は正門に仁王立ち、いや、今日は年のせいか事務所の前に腰を下ろしてマイナスイオンのシャワーを浴びておったのです。そこへ年中女児と年少女児が「たたたたたたたタカシ先生、毛虫がふたっつ木にへばりついてる!!」と目玉が飛び出しそうな勢いの表情でとんでもない形相で駆けてきたのであります。

「けっ毛虫ごときで何を慌てておるんじゃい。葉桜に毛虫。タカシ先生には麦わら帽子。というのは世の中の常識なのだ。」と、つっけんどんに返さないところがタカシ先生の良いところ(^o^)

「なぬ?毛虫?タカシ先生毛虫こわーい{{{>_<}}}ブルブル」なんつって顔をしかめるのであります。それがお友達2人の壺に入ったのでしょう。「むぎゃはー!!♪」なんつって、タカシ先生の前役1.5mのところで永遠「あっちに毛虫」「そっちに毛虫」「木に毛虫」「地面に毛虫」「家にも毛虫」「お兄ちゃんが毛虫」「お家で散歩して毛虫」「タカシが毛虫」「私が毛虫」と、そりゃぁもぅ毛虫音頭でハーヨイヨイなのであります。

その度にタカシ先生ったら、「毛虫怖ーい」「毛虫きらーい」「毛虫やだー」「毛虫きもちわるーい」と相槌を打っておるのです。その相槌を見て聞いては「むぎゃはー!!♪」とバスの準備ができるまでこんな事をしているタカシ先生。端から見たら、変なおっさんなのであります。

そのうち、毛虫が蛇になったり、アリになったり、つぶれた虫になったりするのですが、その度に「それはこわくなーい」「それはなんでもなーい」なんて返しているのですから。はぁ〜疲れた。


はて、この年少組の女の子と話したのは多分今日が始めて。始めての会話が毛虫?もっと気の利く話なかったのかしら?