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4人組

どうもこの時期は新入児に目が行きがちで、写真も日記も新入児、特に年少さんが多くなる傾向なのは否めないのであります。が、今日は年長さんの女児4人組のお話です。

お友達が続々登園してきて、お庭はあっという間にお友達であふれかえっています。担任の先生と遊ぶお友達もいれば、砂場にうんちんぐスタイルをばっちり決め込んで砂遊びに興じている年少さんも微笑ましいのであります。もちろんタカシ先生は今日も正門に陣取り、先週金曜の様に「滑り台はまだだぞぅ!」なんていいながら、バスが到着するのを待っているのです。

そんなタカシ先生をからかいに来る年長4人組のクラスは丁度2,2で別のクラス。年中の時も違うクラスだったんだけど、なんだか気があうらしく4人で手を繋ぎタカシ先生の足下にやってきたのであります。

年少さんに「滑り台はなぁ・・・」なんて言っているタカシ先生を見上げて不適な笑みを浮かべている年長4人組。タカシ先生の背後に回り、おしりを触ったり、背中を叩いたり。時には、何もせず背後で「くっくっく」なんて笑っておるのです。年長児とはいえ、つい1ヶ月前までは年中児の女の子。「なんだ?タカシ先生と手繋ぎたいのか?」と「さっ」っとお友達の手をつかもうとすると「んぎゃ!!」なんつって手を引き「やだやだ!!」なんつっているのです。その割には、タカシ先生から逃げるでもなく、離れるでもなく、背後からまたちょっかいをかけてくるのです。

「まったく、手を繋がないなら、なんなんじゃい!」と言い迫っても「なんでもなーーーーーーーい!!くっくっく」なんつって、タカシ先生を小馬鹿にし、また背後でちょっかいをかけては、悦に光っているのであります。

そんな事をしていると、年少さんがタカシ先生の足下へやってきます。浮かない顔をしているので、お母さんに会いたくなったのでしょうか?そんな年少さんの小さな手を握って「おぬし達もこんなに小さくて可愛かったんだぞ!」なんて4人組を見下ろすと、その4人組はお互いに顔を見合わせて「あはははは!!!」なんて大笑いしているのでありました。

お年頃の女心、タカシ先生未だに解りません。