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園便り

園長が毎週書いて保護者の皆様にお配りしていた「園長便り」約20年にわたって書き続けた園便りは、保護者、特にお母様方にとっては「なるほどなぁ〜」とか「こういう考え方もあるな」とか、様々な思いを抱かせたお便りだったようです。現に、「今までの園便りは全てファイルしています」という方や「時々読み返しています」なんて報告してくださるお母様方も1人や2人ではありません。

その園長便りは今「なかむらようちえん通信」となってタカシ先生が書くようになりました。何分文才がないもので拙文になってしまうのでありますが、ブログのようにどうにかこうにか続けていけるようにしたいと思っています。

そんな折、金庫の中から写真のような園便りが見つかりました。年度がかいていないのですが、1号と2号のようです。しかも冒頭には「荒きみ」とありますから、皆さんがご存じの美佐子先生ではなく、タカシ先生のおばあさんの「きみ園長先生」の園便りのようです。

1号が4月16日発行で下書きのようです。2号は「ガリ版」で刷ってありホチキスで製本してあります。この中で特筆すべきは、「今書いている内容となんら変わりがない」と言うことです。

4月号では「心と体の保育に」と題して園長が冒頭の文を書いており、その次に入園しての1週間を記しています。5月号でも「自立心のある子に育てましょう」と題しています。共通していえることは「心を育てる」という事です。

ようちえん通信を発行するに当たり、過去の園便りや、園長便りを読み返して、先人の意思や思いを少しでもくみ取れればいいなと思った次第でした。

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園便り1号2号